韓国紙「石破氏じゃなくて本当によかった。おかげで韓国が日本右翼への警戒を緩めずに済む」

自民党総裁選のことで、韓国各紙が毎日のように様々な記事を載せています。基本的に、『誰が総理になっても日韓関係改善は難しい』という現実認識が強くなった気がします。例えば国民日報は『3人(岸田さん、河野さん、高市さん)全員が憲法改正に賛成している』としながら、日韓関係改善は難しいという記事を載せました。<<>>が引用部分になります。

 

<<日本の次期首相を決定する自民党総裁選挙に出馬を宣言した主な候補が、全員改憲の意思を示した。慰安婦問題など過去の歴史認識についても保守的な立場を示し、誰が当選しても韓日歴史葛藤が続くものと予想される。産経新聞は12日、河野太郎行政改革担当相と岸田文雄前自民党政務調査会長、高市早苗元総務相など出馬を公言した三人の候補全員が憲法改正の意志を見せたと報じた・・>>、と。この記事は憲法改正にフォーカスを合わせていますが、他の記事も概ねこんな感じです。

そんな中、とてもユニークな記事がありました。「石破茂氏が出馬しなくて本当によかった。そんな人が総理になると韓国が困る」というのです。世界日報、日本特派員の記事です。

 

<<・・(※アベガーとした内容の後に)次期首相競争構図は、安倍対反安倍路線の争いではなく、安倍路線対安倍路線の対決で、誰がより安倍らしいかの競争だと言える。韓国の立場としては、逆説的に幸いだ。日本の首相交代で韓日関係改善の糸口が用意されるなどという儚い夢から覚めることができるからである。事実、韓国にとって本当に怖い候補は別にいた。派閥力学関係に基づいて不出馬に傾いた反・安倍の旗手、石破茂前自民党幹事長である。彼は、憲法に自衛隊より進んだ国防軍の規定を新設しようという熱心な改憲論者でありながらも、韓国を叩く日本の政治において、韓日関係の改善を主張する数少ない冷徹な政治家である。

恐ろしい点は、彼の主張は、韓日関係の改善自体にあるのではなく、韓国を、日本の軍事安保的防波堤とする、徹底した国益の計算によるものである。韓日の軍事安保的関係の強化は、競争はするが衝突は回避しようとする米中の大国政治の中で、中国を必要以上に刺激することができ、私たちには負担要因である。

結局、韓国を軽視する安倍前首相を中心とする保守右翼勢力が石破前幹事長を排除したことは、二つの予想外の結果をもたらした。日本の保守右翼と次期首相に対する韓国の警戒心はさらに高まり、毒杯のような石破前幹事長の韓日関係改善論から逃れることができた・・>>

 

見方にもよるとは思いますが、そもそも、石破茂さんの路線が「反安倍の旗手」と呼べるほどなのか疑問です。それに、石破茂さんが総理になっても、「韓国が望んだ結果(わざわざ望んでなかったと記事を書くほど望んでいた)」にはならないと思います。なぜなら、日本の世論そのものが、今の状態での日韓関係改善を望んでいないからです。改善といっても、実際は日本の一方的な譲歩にすぎないからです。韓国の言う「安倍らしさ」は、単に安倍総理に似ているという意味ではなく、「日本の国益になる」という新造語と言ってもいいじゃないでしょうか。「あべる」とかどうでしょうか。

 

 

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