IAEA総会、処理水に問題を提起したのは韓国だけ・・中国も何も言わず

本ブログでもお伝えしましたが、文大統領が国連総会で終戦宣言を言い出す1日前、IAEA総会がありました。事務局長が北朝鮮の各施設の再稼働を「明らかな安保理決議違反」としながら国際社会に警告した中、韓国だけが福島処理水を問題視し、モニタリングなどではなく中止(再考)を促しました。

大手メディアはちゃんと指摘していませんが、東亜日報系列の科学関連メディア「東亜サイエンス」によると、IAEA総会で処理水に問題を提起したのは韓国だけで、中国も何も言わなかったとのことです。また、日本側はちゃんと公式的に反論したことも分かりました。以下、東亜サイエンスの記事から引用します。<<>>が引用部分となります。

 

<<(韓国)政府が国際原子力機関(IAEA)総会で、日本が福島第1原発の汚染水(※処理水)の海洋放出を決定し、具体的な計画を発表したことについて遺憾を示して、再考を促した。政府は、周辺利害当事国との合意なしに海洋放出を決定したことを問題視したが、肝心のIAEAでは汚染水放流決定を問題視する声が、韓国以外からは出なかった。日本はむしろIAEAが汚染水処理方法について肯定的に評価したと発表し、国際機関との協力を強調した。

ヨン・ホンテク科学技術情報通信部1次官は20日から24日まで、オーストリア ウィーンIAEA本部で開かれた65回IAEA総会で基調講演を通じて韓国政府の立場を明らかにした。ヨン次官はこれと関連し、「超国境的海洋環境の汚染を生じさせる放射能汚染水の海洋放出のような問題は、周辺国を含む利害当事国と協議した後に決定しなければならないのに、日本政府は、最隣接国である韓国と十分な協議と了解なしに一方的に決定した」とし「韓国政府の一貫した反対にもかかわらず、日本政府は、具体的な履行措置をとって、8月末、東京電力が汚染水放出実施計画を発表した」と述べた・・

 

・・ヨン次官は「日本は責任ある国として最近隣諸国の要求を積極的に受け入れている誠実な姿勢を示すことを促す」とし「IAEAまた積極的に協力してくれることを期待する」と述べた。日本の汚染水問題に積極的な韓国とは異なり、他の国では、これといった異議申し立てが無く、韓国は一人で孤独な戦いを続けることになった。 IAEAが22日公開した各国の定期総会基調講演によると、20日と21日に行われた基調講演で、韓国と日本以外に福島原発汚染水処理の問題に言及した国は無いことが分かった。 4月に日本の汚染水放出決定を置いて外交部声明を出して強く糾弾した中国は、自国の原発建設の現状などを紹介するだけで、福島原発については言及しなかった。

むしろ日本は、IAEAが汚染水処理計画を肯定的に評価したと発表し、問題がないという主張を続けた。井上信治日本科学技術担当相は基調演説で「日本政府は今年4月、安全性を確かなものにしながら、2年後に実施されるALPS処理水海放流の基本的な方針を発表した」とし「 IAEAは検討報告書を介して処理水処理計画についてIAEAが福島原発の廃炉計画の実施を促進するものと結論、政策を肯定的に評価した」と述べた。日本政府は、汚染水ではなく、ALPS処理したという意味の「処理水」という表現を使っている。

日本はIAEAとの強固な信頼と協力を誇示した。井上科学技術担当相は「IAEAとの協力に大きな重要性を付与してきた」とし「ALPS処理水放出と海洋監視、安全性と規制面の検討はIAEAが処理する」と述べた。続いて「福島第1原発の実態を科学的根拠に基づいて、国際社会に説明しIAEAと継続的に協力する方針」と述べた>>

 

また、アジア経済によると、日本側からは公式反論もあったとのことです。<<加藤勝信 日本官房長官は22日、日本の首相官邸で開かれた記者会見で、「ヒキハラタケシ(※引原 毅)オーストリア ウィーン駐在日本代表部大使が、その会議で答弁権を行使する形で反論した」と明らかにした。引原大使は、日本は原子力安全を最優先に考えており、規制基準を満たしていない水の放出を承認しないと明らかにしたと伝えられた。また、IAEAも海洋放出が技術的に実現可能であり、国際的な慣行に合致すると評価していると主張した。加藤官房長官は「日本政府が福島第1原発の状況や処理水の検討状況について、科学的な根拠に基づいて丁寧な説明をこれからも続けるつもりだ」と付け加えた・・>>

「主張した」も何も、IAEAはすでに同じ内容の公式声明を出しています。そもそも、今回の件は韓国が「IAEA総会でIAEA全否定」を行ったわけです。中国でもそこまではしないでしょう、普通。

 

 

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