「プレジデントオンライン」の記事になりました

自画自賛エントリーです(白目+滝汗

一昨日と今日、拙著「日本語の行間」の一部が「プレジデントオンライン」で記事になりました。おかげさまで、27日の<「翻訳することも難しい」韓国人が"塩ラーメン"を絶対に注文しない驚きの理由>は29日14時半の時点で、1時間ランキングでトップになっています。今日アップしたばかりの<子供に「です」「ます」を使う日本人に対して、韓国人が違和感を持つワケ>も、5位に来ています。ヤフーニュースやスマートニュースでも紹介されているそうで、嬉しい限りです。恐縮ですが、午後のエントリーは、その引用で代えさせていただきます。引用部分は、後者(子供にですます~)からとなります。

 

<<・・韓国で暮らすようになった外国人は、ほぼ間違いなくこう言います。「韓国語って、本当に敬語が発達していますね」、と。それもそのはずで、例えば飲む(drink)はお父さんが飲もうが子供が飲もうが、神が飲もうが悪魔が飲もうがdrinkです。「お飲みになる」「飲まれる」「召し上がる」のような言葉はありません。日本語もそうですが、韓国語の敬語は、それらをしっかり区別します。こうした敬語表現になれていない外国人からすると、たしかにカルチャー・ショックものです。

英語にも聖書の訳や神への祈りの際に使う特別な言葉、例えば日本語訳だと「汝」になるthouやtheeなどの言葉がありますが、まず日常で使うものではありません。日本で「なんじ」って友だちに時間を聞くとき以外は使わないでしょう。そんな感じです。韓国語を学び始めた外国人、韓国で暮らし始めた外国人の方々も、最初は驚きます。韓国語には相手へ「敬」を示すために、独立した単語があるのか、これは本当に素晴らしいことだ、さすがは儒教の国、礼儀の国だ、と。

しかし、韓国生活が長くなると、外国人は韓国語についてある疑問を抱くようになります。「敬語がこんなに発達しているのに、なんで私にジョンテッマル(尊待語、尊敬語)を使う人はいないのか」。私が大学生だった頃、学校の近くにあったコンビニで働いていた、ある東南アジアの外国人労働者の方は、いつも自分自身のことを「トライ(バカ)」と言っていました。周りからしょっちゅうそう呼ばれるので、そういうことにした、と言います。「はい、私はバカです」と言うと、まわりの皆が喜ぶというのです。

彼は、「韓国ドラマを見ると、本当に敬語が多い。私も、韓国人に敬語いっぱい使う。でも、なぜ私に敬語を使う韓国人はいないのだろう。きっと、私がバカだからだよ」と話していました。それがきっかけで、似たような事例をネットで探してみましたが、その結果、思ったより大勢の外国人が、同じ疑問を抱いていることがわかりました。

外国人、社会的にあまり高い地位ではない、韓国社会で「いわゆる外国人労働者」としてひとくくりにされている人たちの場合、特にそうです。「私の国の言葉は韓国語ほど敬語がいろいろあるわけではないものの、『敬』としての表現を受けることはできた。しかし、韓国にはあんなに多くの敬語があるのに、韓国に来てから『敬』の表現を受けたことがほとんどない。これはどうしてなのか」。

彼らとて、最初のうち、韓国語を単語単位でやっと覚えようとしていた頃は、韓国語の敬語の多さに驚きます。でも、韓国生活に慣れて、文章としての韓国語と、そのニュアンスが分かるようになればなるほど、「敬」は見出せなくなってしまうのです。

それからまたしばらく経って、まだ韓国で携帯ではネットが出来なかった頃、ミニブログのような形で短い日記や雑記を書くネットコミュニティーが人気でした。そこに、ある外国人が書いた「韓国に来てヨクをいっぱい学んでしまった。もう私も、少し怒るだけですぐヨクを吐き出してしまう。私は悪い人(demon)だ。自分が怖い」というつぶやきは、いまでも忘れることができません・・>>

 

言葉には不思議な力があると言われています。霊的な話をしなくても、言葉は人を導き、心を癒やします。言葉は、空間を作ります。言語体系と文化の相互作用によって作られた、その文化圏特有の空間です。直接耳には届かないニュアンスや裏の意味、強いて言うならその言語体系の「行間」が、その空間を作ります。それは、文法や単語の表面的意味だけでは作られない、巨大で抜かりのない空間です。Demonさんは、「空間」の中で同化されてしまったのでしょうか。敬語は上下ではありません。敬語は、やさしさです。

 

 

総裁選決まったら速報エントリーします~

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日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が2021年9月2日から発売です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。言語の、街の、日本の、日本人の行間。そして、日本で見つけた「会話の中の『ありがとう』」。「ありがとう」たる行間の中に、また一つ隠れていた素晴らしい行間。それらについてに考察した本になります。

「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。他の拙著についてはここにまとめてあります

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