韓国紙「岸田体制(内閣、党役員)に親韓派が一人もいない」

40代以上の韓国人なら、「傀儡(괴뢰)」という言葉を知っています。北朝鮮の政権や軍を「傀儡徒党」、「傀儡軍」などと呼んでいたためです。北朝鮮の統治勢力は本物じゃない、ソ連や中共の傀儡だ、という意味です。最近の韓国ではこの言葉を使いませんが、北朝鮮は今でも韓国に対して同じ言葉を使っていると聞きました。

で、そんな韓国のソウル新聞が、岸田総裁の人事(閣僚、自民党役員など)のことで、岸田政権を「安倍の傀儡政権」とする記事を載せました。どうやら、傀儡か本物かを決める基準は「親韓派がいるかどうか」のようです。以下、ソウル新聞の『親韓派が見えない岸田政権』という記事から引用してみます。<<>>が引用部分になります。

 

<<4日に日本の臨時国会で第100代首相に選出された岸田文雄自民党新総裁が、新政府発足を控え、彼の当選を助けた各派閥に「論功行賞」式の人事を進めている。さらに岸田体制の誕生を導いた安倍晋三元首相と意を共にする人物が前面に布陣し、「安倍傀儡政権」が誕生するという指摘が出ている。30日NHKによると、岸田総裁は、自民党ナンバー2である幹事長に甘利明 税制調査会長を任命することにした。

アマリ会長は麻生太郎副総理兼財務相が首長となる麻生派の核心人物で、今回総裁選挙で岸田側の選挙対策本部顧問として活躍した。安倍元首相、麻生副総理と「3A」と呼ばれ安倍政権を支えた人物でもある。彼は2019年8月、日本の輸出報復(※対韓輸出管理厳格化)を積極的に支持し、韓国の日本製品不買運動について「(日本に)大きな影響はなく、必ず韓国企業に(マイナスの影響が)返ってくるだろう」と言って公憤を買ったこともある・・

 

・・総裁選挙の裏で「キングメーカー」の役割をしていた安倍元首相の今後の歩みそのものに注目しなければならないという観測も出ている。岸田政権が安倍政権を継承する形を帯びるという観測だ。毎日新聞は「今の党内力学構図に基づいて誕生する次期政権も、菅政権のように、安倍前首相と麻生副総理の元老政治の陰に置かれる可能性がある」と指摘した・・・・一方、岸田総裁は内閣2人者であり、日本政府のスポークスマンである官房長官に松野博一前文部科学相を任命することにした。やはり安倍前首相の影響力の下にある細田派所属議員である。決選投票で岸田総裁に票を集めた高市早苗元総務相も、党の要職である政務調査会長に推挙された。甘利に続き、高市まで全て、親韓国とは距離が遠い人物である>>

 

「手伝ってくれた派閥に恩返しするのがそんなにおかしなことなのか?」とツッコめば、起承転結が全崩壊する構成です。どうして、こう、「もらうことしか考えていない」のか。ブログにも、拙著「日本語の行間」などにも、「なんで韓国での会話には『ありがとう』が無いのか」と書いたりしましたが・・それもまた、『もらう』ことしか考えていないのと一脈相通ずることと言えるでしょう。ギブ・アンド・テイクです。親韓派が見たいなら、親韓派を登用するような環境を作ればいいだけのことです。韓国を重要な国だと思うようになれば、岸田さんでも誰でも、相応の環境を作るでしょう。そういう環境を作るためのボールは、韓国側にあります。

 

ちなみに、この「派閥」によって「多様な人物がいる」ことを、自民党の長所だと分析する記事もあります。悪いものでも食ったのかズバヌケで良いものでも食ったのかは知りませんが、京郷新聞が自民党について「すごい」とするニュアンスの記事を載せ、そこで自民党内の多様さについてこう述べました。最後に、京郷新聞から該当部分だけ引用します。

<<・・様々な候補があるという点は、自民党の利点です。有権者が支持が弱くなると、他の候補を立てることができるからです。早稲田大学のミエコ ナカバヤシ社会科学大学教授は、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、自民党をオンラインショップ「アマゾン」に喩えたことがあります。「買いたいものをいくらでも見つけることができるわけです。選べば、すぐに配送してくれるアマゾンに似ていますね。人々は、他の候補を選択するために野党を見つける必要がありません」・・>>

 

 

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