韓国、CPTPP加入申請を決定・・しかし、難易度はかなり高い

数年前から(記事によると8年前から)方針を決めないでいた韓国が、ついにCPTPP参加を公式に決めたそうです。「加入が決まった」ではなく、「加入申請すると決まった」です。韓国では『日本が友好的でないのが問題だ』という論調が多いですし、ソース記事もそう書いていますが、『他にも難易度は高い』という結論になっています。以下、韓国経済の記事から引用してみます。

 

<<政府が、「包括的・漸進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)」に加入することで意見を集めた。政府は今月末までに省庁間の立場の調整を終えて、11月初めに登録申請を策定する方針だ。 2013年に登録検討に入って、8年ぶりだ・・・・政府は当初、(※10月)25日にCPTPP加入申請を発表する予定だった。しかし、米国ワシントンDCで開かれた主要20カ国(G20)財務相会議会談の結果を反映する時間が必要だと判断した。このため、韓国政府がCPTPP登録するかどうかをめぐり、米国政府と事前調整したという観測が出ている・・

・・政府がCPTPPに参加すると方針を決めたのは、韓国だけ遅れてしまうという危機感が作用したという評価だ。中国と台湾がCPTPP加入を申請した影響が大きかった。通商環境の激変期に韓国だけ排除される場合、サプライチェーン、デジタル、気候変動などにしっかりと対応することができないからだ。しかし、主導国である日本が韓国の登録友好的でない点は負担だ。完成車・農産物の追加開放圧力が激しくなる可能性もあり、対策も講じなければならないという指摘も出ている・・

・・加入申請が行われても、CPTPP加盟国​​になるまでの道は長い。11加盟国全体の同意を受けなければならないからだ。詳細交渉を経て、最終的に参加を完了するためには、3年程度の時間が必要だと思われる。

何よりも、議長国である日本が韓国の登録に友好的ではない点が負担である。日本が加入承認条件として厳しい条件を掲げる可能性が予想される。日本は特に福島産の農水産物の輸入規制解除を要求する可能性が予想される。チリは、韓国との自由貿易協定(FTA)で開放レベルを確定しなかったスモモの実、唐辛子などの関税撤廃を要求することも予想される。農民の反発が予想される米も懸念される品目だ。

既存の加盟国が「米の追加開放」を要求したり、これをテコに他の項目の追加開放を圧迫することもありえる。完成車、自動車部品などで打撃が予想される。水産補助金、公企業の支援などCPTPP規定と矛盾する領域での備えも必要である。日本とメキシコを除けば、他の国とは一定レベルのFTAを締結した韓国がCPTPPを介して得られる実益は少ないのではないか、という分析もある・・>>

 

ソース記事でも触れていますが、韓国はCPTPP加入は、やはり日本、及び日本が関わった『世界的サプライチェーン再構成』が狙いになるのでしょう。最近の日米台の連帯などを放っておくわけにはいかない、だからこその、このタイミングでの発表です。記事は「米国側とは事前に調整していて、米国としては韓国や台湾をCPTPPに入れることで中国を牽制できると考えている」と見ているようですが、それなら中国が入らないようにするだけでいいのでは、な気もします。

高難易度と聞くと、個人的に今でも「デモンズソウル」を思い出しますが・・この場合は「デ文ズソウル」になるのでしょうか。時期的に「デミョンズソウル(イ・ジェミョン氏)」になるかもしれませんが。

 

初稿のとき、同じ部分を2回引用し、米国との事前調整(記事の予想)部分などが抜けてありました。いまは修正済みです。申し訳ございませんでした

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