文大統領、「任期中の国家の危機」として「輸出管理厳格化」など3つを取り上げる

まず、お知らせです。本ブログ、自分にできる範囲内で高速化を行いました。今回は、PCやWi-Fi環境より、主に4G環境で少しでも早くなっていたらいいなできたらいいなこんなゆめあんなゆめ、と願います。数ヶ月前、高速化しようとしたらコメントがうまく反映されなくなったことがあります。今回は違うと思いますが、もしコメントできないなど何かの不具合があったら、サブブログの雑談エントリーの方にコメントください。サブのほうは何も使用を変えておりません。

それでは、本題入ります。文在寅政権最後の暴走・・じゃなかった、「文大統領最後の国会施政演説」がありました。そこで文大統領は『任期中、国家的危機の連続だった』と主張しました。個人的には、その危機とやらには、大統領が招いた部分も結構あるのでは、とも思いますが(笑)。で、その危機(及び克服)として彼は「戦争の危機を回避した」「日本の対韓輸出管理厳格化で独立」「新型コロナ」を取り上げました。

韓国経済によると、「ムン・ジェイン大統領が来年度予算案の施政演説で『任期中、国家的に危機の連続だった』と述べた。文大統領は25日、国会施政演説で『任期6ヶ月を残して最後の施政演説をするようになって感慨が深い』と述べた。文大統領は『政府発足初期から一触即発の戦争の危機状況を克服しなければならなかった』とし『日本の一方的な輸出規制(※対韓輸出管理厳格化)、保護貿易主義、グローバルなサプライチェーン再編など急変する国際貿易秩序に対応しなければならなかった』と吐露した。また、『昨年からの世界的なコロナ大流行に対抗して、国民の生命と安全、経済と民生を守るすべての力量を集中しなければならなかった』と話した」、とのことでして。

新型コロナは分かります。K防疫というものには今でも疑問しかありませんが、新型コロナが世界的に大きな脅威なのは間違いないし、この件は今回はスルーするとします。問題は、なんでそこで輸出管理厳格化の話が出てくるのか、「一触即発の回避」とは言いながらも、なんで「北朝鮮の非核化」とは言わないのか、そういうところでしょう。

戦争の危機とその回避というのは、北朝鮮の核問題及び非核化を言っているわけではありません。米朝首脳会談、すなわち『運転者論』です。いわば、『北朝鮮を守らないといけなかった』としているわけです。こういうところから、文大統領が北朝鮮問題をどういう視点から見ているのか、よく分かります。そして、もう一つ、日本の対韓輸出管理厳格化が『大統領が最後の施政演説で国家的危機と取り上げるほど』の脅威になっていることです。文大統領は演説でも「独立」を主張し、成果を出していると自画自賛しましたが、この「ソブジャン(素材部品装備)」独立のことは、韓国内でも大勢の専門家が『いや、違う』と待ったをかけています。

その内訳からして、文政府(~今年9月まで4年間)の対日貿易赤字総額は1078億9445万ドルで、朴槿恵政府(4年間)の903億4047万ドルよりむしろ増えています。付加価値の差もそうで、対日貿易赤字の項目は「機械」「電子機器および部品」「化学工業品」の赤字が大きいけど、韓国の対日貿易黒字項目は、「鉱物性燃料」「穀物・野菜」などが目立ちます。韓国の日刊紙「明日新聞(来日新聞)」は、「貿易構造だけ見ると、大韓民国は1次産業国家」としています。詳しくは過去エントリーを御覧ください。ちなみに、イーデイリーによると、「文大統領は過去2年間、核心素材100種類の対日依存度を31.4%から24.9%に引き下げたと主張しているが、それがどの品目であるかについては、国家機密という理由で公開していない」、とのことです。

 

サプライチェーン再構成などで危機感を覚えていることも演説から明らかだし、やはりCPTPPにぶらさがっているのは、『CPTPPをきっかけにして、日本のホワイトリスト復帰を目指す』という方向性もあるのでしょう。独立したなら、別にホワイトでなくても問題ないはずですが。しかし、本ブログだけでなく、ネットでは文政府のことを『いつもクライマックス』と書くことがありますが・・まさか大統領の施政演説で同じ趣旨を聞くことになるとは、思えませんでした。

 

 

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