本エントリーは『韓国での状況がどこか妙だ』という内容であり、決してワクチン接種そのものに疑問を提起するものではありません。シンシアリーはワクチン賛成派であり、すでに接種完了です。
韓国の新規感染者がなかなか減らないでいます。しかも、新規感染者の中の48%、危重患者(重症患者)の38%が、すでにワクチン接種完了というデータが出てきました。ワクチン接種率が高くなっても、感染はありえます(ブレークスルー感染、韓国で言う『突破感染』)。ただ、韓国の場合はワクチン接種完了率が高くなっているのに、重症患者の数もまた増えている点が、問題になっています。以下、YTNから引用してみます。<<~>>が引用部分となります。ソース記事ページ、動画の自動再生にご注意ください。
<<コロナ19の新規確診者が、2日連続で2000人以下を維持しました。しかし、最近の確診者の半分(※48%)が突破感染で、危重症患者の38%も接種を完了した人たちです。危重症患者は74日でもっとも多い人数となりました・・(※以下、記者のレポート)・・コロナ19新規患者は1,715人。2日連続で2千人以下を記録しました。しかし、検査件数が減る休日の影響が反映されています。特に、先週の段階的な日常回復転換や、ハロウィンなどの影響は、今週の後半に反映されると予想されます。
【ジョンギソク/ハンリム大学聖心病院呼吸器内科教授:貿易措置の段階が緩和されました。その後、人々の動き、個人的な動き、社会での集まりとか、交通量とか、当然増えていることでしょう。今後、増加することだけが残っています】。最近2週間の確診者の半分程度が、接種を完了しても感染した、いわゆる突破感染であり、危重症患者の38%も接種を完了したことが分かりました。
特に高齢層ほど突破感染率が80%前後を示し、高かったです・・危重症患者も16人増えて425人で、去る8月27日以降、74日ぶりに最多を記録しました。最近、新規確定者のうち、60代以上の高齢層の割合が増えており、高齢層に脆弱な冬季に入り、重症患者が増えているようです・・>>
突破感染による重症化率が高すぎないか、そんな気がします。韓国も軽症患者は在宅治療にしているので、病床の問題は前ほどではないと聞きますが・・『そもそも最初から数値がおかしかった』と思いたくて仕方がありませんが、心証だけで書くわけにもいかないのでやめておきますが、率直に言って、違和感しかありません。
それは、私が日本という恵まれた環境下にいるから、でしょうか。それとも、韓国だけが妙な状態にあるのか。専門家でもないし外国のデータ(国家単位の、広い範囲のもの)にも詳しくないので言い切ることはできませんが、素人なりに探してみた他国のデータに比べるても、やはり違和感があります。
これから、世界各国が入国制限を緩和することになるでしょうし、ワクチン接種完了の可否が重要になってくることでしょう。「該当国家の、接種完了者の重症化率などを考慮しないと、単なる接種率では意味がない」こと。まさにそれを、ソース記事のデータが示しています。ヌルい書き方で恐縮ですが、これ赤いマーカー部分だけは、ハッキリ言えます。
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