韓国、新型コロナ重症患者急増により手術・抗がん治療などが後回しに・・「医療陣が足りない」

ヨーロッパでもまたロックダウンの話が聞こえてきますが、新型コロナ、韓国でも重症患者の増加が続いています。これまた初めて聞く言葉ではありませんが・・首都圏では、医療スタッフの不足により、手術や抗がん治療などがうまくできないでいます。政府は行政命令などで「病床の確保」を強調していますが、現場では「その病床を担当する医療スタッフが足りない」という問題が提起されています。以下、各紙、<<>>が引用部分となります。

 

<<「コロナ危重症522人歴代最多・・医療阻止ラインが破られた」(※題)。コロナ19で入院中の危重症患者の数が、歴代最も多い522人と集計された。重症患者の累積でソウルの集中治療室の稼働率は80%を超えた。新規確診者は53日ぶりに3000人台(※3187人)に爆増し、歴代2番目に多い数を記録した。疾病管理庁中央防疫対策本部によると、17日0時基準でコロナ19危重症患者は522人だ。前日495人から一日新しい27人増えた。 1週間、1日平均486.3人規模に維持されている。これは政府が現行の医療体系で十分に余裕があると提示した500人に迫る水準だ・・

・・最も多くの確診者が発生しているソウルの場合、重症患者専担病床の稼働率が80.6%で80%を超えた。345病床のうち278病床が患者の治療に使用中で、残った病床は67病床である。他にも(※首都圏地域となる)仁川74.7%(使用可能病床20)、京畿道72.2%(使用可能病床73)など首都圏の集中病院稼働率は76.7%(使用可能病床160)で、3日連続で76%台だ。政府がウィズコロナを中断して防疫措置を強化する「緊急計画」施行基準として挙げた75%を超えている・・(ニューシース>>

 

韓国政府は行政命令などを通じての「病床確保」に問題がないとし、まだ余裕があるというスタンスですが、現場では「病床があるとして、それを誰が担当する」と指摘する声が上がっています。「重症患者が急増したからって、2回も行政命令を出して病状確保に乗り出したものの、新型コロナ重症患者を治療する医療スタッフが限られた状況で病床だけ確保したところで、それで解決できるはずがない」(聯合ニュース)、というのです。同記事は、すでに手術や抗がん治療などが後回しにされている、とも報じています。以下、同記事より引用です。

<<・・段階的日常回復(※ウィズコロナ)施行以後、コロナ新規確診者の増加傾向が続き、危重症患者規模が急増、政府が提示した基準値を近いうちに上回るという懸念が出ている。特に首都圏地域では病室がすでに飽和状態に達しており、医療従事者の枯渇問題も深刻だという指摘だ。特に、既存の病状と医療スタッフをコロナ19患者用に投入する場合、他の一般集中治療にも支障が出るしかない。

この日、政府が招集した首都圏の「上級総合病院」院長緊急会議に出席したソウル大病院のある関係者は、「病床稼働率が70%だといっても、医療陣が不足しているため、事実上の飽和状態だ」とし「緊急治療室と小児治療室の病床を減らして医療スタッフを投入している状態だ」と話した。同関係者は「今、病院で抗がん治療や手術などが後回しにされており、病棟全体がギリギリの状態」とし「医師人材に対する適切な補償も無く、士気も落ちている」と指摘した・・

 

・・ソウル聖母病院の関係者も、「既存の応急室(※集中治療室)とスタッフと費用を調整しなければならないため(一般集中治療の診療にも)負担がある」とし「特にコロナ19集中治療者のためには、医療スタッフも一般病床の4~5倍が必要なため、病床を準備するには、既存の病棟を感染制御に改造する別途の工事も必要だ」と訴えた。同関係者は「重症病状1%を追加確保するように予備命令も出ていて、今後全病床の4%をコロナ病床として運営しなければならない」とし「医療体系に膨大な負担が来るだろう」と話した。ソウル聖母病院の場合、専担病床の85~90%をすでに運営している。

首都圏別の上級総合病院であるソウル牙山病院も、コロナ19重症患者病床の80%前後、一般病床はほぼ100%が稼働中だ。同病院関係者は「胸部外科、神経外科手術を受ける患者も、集中治療室を経て一般病状に行くことになっていので、一般重症患者に対する医療にも影響を及ぼすしかない」とし「結局、一般重症患者、がんや心臓、脳など血管疾患など、もともと総合病院で治療を受けていた患者への医療対応が遅れることになる。病状の数だけなんとかなるわけではない」と指摘した・・(※在宅治療中の人は4165人で、やはり首都圏に多く、ソウルが1934人、京畿道が1799人、仁川169人、などです)>>

 

テレビで、ヨーロッパの方のある国の映像をちょっと見ましたが、マスクをしている人がほとんどいなくて、びっくりしました。欧米は、サンクスギビングデーからクリスマス商戦までの売上が1年のすべてを決めると過言ではありません。こんなタイミングで、制限拡大だのロックダウンだの、言わないといけない政府も、言われた人たちも、さぞ大変でしょう。

つい昨日、あの広い公園でも全員(外国語を使う人たちも、ちゃんとマスクをしていました)がマスクをしていて、ガラス細工のお土産を売る屋台にまで手指消毒剤が完備されていました。さすが日本、と改めて思わざるを得ません。今の状況なら、日本で必要以上に外出を控える必要はないでしょうけど、私の場合はラッシュアワーに動かなくても済むので移動の時間を考えたり、出来る限り自分で運転したり、出来る限り野外(広い公園)または貸し切り(レナの撮影スタジオ)を楽しむなど、行動にもっと油断しないように気をつけたいと思います。マニュアルな話ですが、マニュアル的だからこそ大事なものでもありますし。

 

 

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