韓国の日別新型コロナ感染者が、初めて7000人台となりました。昨日「6000人台の可能性」を書いた韓国側の記事(昨日18時基準)をお伝えしましたが、すでに昨日21時時点で6000人を超えていたとのことです。
「水曜日(火曜日のデータ)あたりから、急に増えるのでは」という予想がなかったわけではありませんが、予想より多く、しかも「数」だけでなく、重症患者・死亡者も増えています。感染者7,175人(国内発生7,142人、海外流入33人)、重症患者は前日の774人から大幅に増えて840人、死亡者は日別では歴代2番目の63人。オミクロン感染者も2人増え、38人になりました。
一昨年、昨日あたりにお伝えした韓国側の情報から考えると、明らかに医療システムの管理範囲を超えています。医療機関のキャパシティーそのものよりも、増加が速すぎます。以下、各紙、<<~>>が引用部分となります。イーデイリーによると、<<11月から始まった「段階的日常回復」(ウィズコロナ)以後、日々の確診者数は急激に増える傾向にある。特に、(※週末には検査数が少なくなる)「週末効果」が消え、新規患者が急増する水曜日基準でみると、先月24日4,115人で4千人を超え、今月1日に5,000人台となり、8日に7,000人台になっている・・>>、と。
あと、6歳未満の子の感染が増えていて、それはコロナ19(新型コロナ)だけのことでもないようです。この部分は東亜日報です。<<・・コロナ19の流行がて深刻になる中で、最近では、幼児を中心に季節性ウイルス感染症も流行する兆しを見せている。昨年この時期には流行しなかったインフルエンザと、呼吸器細胞融合ウイルス(RSV)感染症患者が増えているのだ。専門家たちは、乳幼児を中心に三つの感染症が同時流行する「トリプルデミック(Triple+Pandemic)」を懸念している。
疾病管理庁によると、最近の一週間(11月28日~12月4日)で、6歳以下のコロナ19確診者数は1,598人だ。人口10万人当たり8.9人だ。 20代や40代に比べると1.5倍ほど多い。乳幼児インフルエンザの発生も昨年10~11月には外来患者1000人当たり3人程度に維持されたが、今年はこれを上回っている。RSV感染症で入院した乳幼児患者も、今年になって急増した。
防疫当局は昨年インフルエンザとRSV感染症患者が多くなかったため、相対的に今年全体的な乳幼児の免疫力が低下したと見ている。さらに、段階的な日常回復(ウィズコロナ)などで防疫意識が低くなったため、インフルエンザやRSV感染症が流行する可能性を高く見ている。インフルエンザやRSV感染症は、症状が発熱や咳などでコロナ19と同じだ。症状だけではどのウイルスなのか区分すら不可能で、防疫現場に大きな混乱が予想される・・>>
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