医師「誰を先に入院させるのか、基準を決めてくれ」 / 政府「そんなことしたらK防疫に傷がつくじゃないか」

朝鮮日報が、韓国医療システムの現状を冷静に指摘する記事を載せました。悲しいほど分かりやすい内容で、要は、「全員を入院させ、全員を治療することはもうできない。誰かを生かすために、誰を諦めるしかない。じゃ、その基準をどうするのか」です。

ソース記事は、「『病気のことだから医師が決めるといい』と言うだろう。でも、そんなことしたら、その医師は遺族から訴えられる」としています。結局、政府が決めるしかない、「政府の指針に従うだけ」のもとに医師を法的に守る必要がある、と。でも、政府は「そんなことしたら、K防疫に傷がつく」という理由で基準の設定を避けている、とも。以下、『すみません。どなたか◯んでくださる方、おられませんか』という題の記事、朝鮮日報から引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<完全に仮定だが、意識がない高齢の患者が、病床を占めているとしよう。その病院に、新型コロナにかかった重症の妊婦が移送されてきた。高齢者の家族に「2人(※妊婦と赤ちゃん)を生かすため、あなたの家族を諦めてくださいね」と言えるか。家族の中の誰かが同意したとしても、きっと家族同士で喧嘩になり、他の誰かが医者を訴えるだろう。じゃ、病院はその医師を守ってくれるのか。

長い話になるが短くすると、重症患者の入院・退院の優先順位を決める必要性があるということだ。抽象的に聞こえるだろうけど、いざ実行段階に入ると、一人の生きる権利を握る行為になる。これをどうやって決めるのか。最も簡単な言葉は「社会的合意」だろう。しかし、ひとそれぞれ立場が異なり、決して「合意」は導出されないだろう。

「K-防疫」自画自賛の政府は、重大な質問をスルーしてきた。命の大切さは、年齢、性別、階層、妊娠でも高齢者でも、どんな条件でも序列化などできない。しかし、もうすぐ「選択」が避けられない状況が来ると、医師たちは警告している。そう、結局は、政府が介入して基準を決めるしかないのだ。専門家らは「医療専門家・倫理専門家・政府が早期に事前協議を通じて基準を決め」て、「協議された基準を適用するとき、医療人が法的に保護されるシステムも構築しなければならない」と指摘した。

しかし、決定的な瞬間でも来なければ、政府は基準を用意しそうにない。「K防疫」広報にだけ忙しい政府は、このような問題を言及すること自体を避けている雰囲気だ。「コロナ重症患者入院・退院及び転院基準」を設けると政府が発表すれば、『頭いい』国民は、こう反論するだろう。「戦争が起きたわけでもなく、我が国に病院がないわけでもないのに、何でそんなことをするのか。なんで『生きる人と死ぬ人』を分けようとするのか」。

政府がこの問題を無視する理由が、それだ。政府の沈黙は、結局、より多くの医療資源を使い、生存率を落とすことになるなるだろうと、医師たちは予想している。大統領選挙が三ヶ月も残っていない状況だから、なおさらそうだ。難しい質問なのは事実だ。どう言えばいいだろう。 すみませんが、先に◯んでくださいませんか?」。医療強国 大韓民国が、なぜこんなことまで悩まないといけなくなったのだろう>>

 

数ヶ月前・・だったかな。K防疫のことで、「なんでウィルスと戦わないで、日本と戦ってるんだろう」と書いた記憶があります。今回も似たような感覚です。ウィルスではなく、国民と戦っている気がします。国民を守るためのK防疫ではなく、K防疫を守るための国民・・さすがに言い過ぎでしょうか。

 

 

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