韓国、収まらないコロナ禍・・首都圏だけで、入院できない感染者が3日間で736人増加。全員が高齢者・基礎疾患持ち

なんか、コロナ関連ブログのようになってしまいましたが・・今日もK防疫関連です。何もしれないから当然といえば当然ですが、新型コロナ禍がまったく治まる気配を見せていません。

昨日も、新規感染者6,689人で、土曜日のデータ(日曜の0時基準)では最多を記録しました。12月5日0時基準発表では、5,128人でした。重症患者は894人。前日発表(856人)より大幅に増えました。死亡者は43人。ニュース1の集計によると、韓国政府の発表では累計死亡者が4,256人ですが、その中の404人の死亡者が、直近1週間で発生しました。

専門的な知識のない私ですが、ウィズコロナで新規感染者が増えるのは理解できます。重要なのは、重症患者と死亡者の発生でしょう。そう考えると、この結果はウィズでもなんでもありません。特に、「重症患者」データと合わせて考えないといけないのが、入院対象なのに入院できずにただ待つだけの、病床待機者です。

最近、韓国は「基本的に、全員在宅治療」を掲げ、入院対象にする基準が前より厳しくなりました。なにせ、在宅治療を急に「基本」にした理由が、最初から重症患者用の病床が足りないことが原因でしたので。しかし、それでも入院対象にされたというなら、1~2ヶ月前の入院待機者より、さらに症状が重いということになります。首都圏地域の病床不足が深刻なので首都圏地域(ソウル、京畿、仁川)だけをカウントしたものですが、入院待機者は1日に200人以上増えています。今日は、これに関する記事を引用してみます。各紙、<<>>が引用部分となります。

 

まず、ニュース1、12月10日午後の記事です。<<新型コロナウイルス感染症の重症患者数が3日連続で800人台を記録し、防疫状況が悪化し、病状の確保が非常事態となった。首都圏地域で1日以上も病状の割り当てを待つ患者も、前日の1,003人から1,258人に、1日で255人も増えた。 前日(9日)午後5時基準、全国のコロナ19重症患者病床稼働率は79.3%で、数値だけ見ると、これ以上外部患者を受けられなくなる「フルベッド(full bed)」の基準である稼働率80%を目前にしている・・>>

次、その翌日、12月11日のニューシースの記事です。<<コロナ19重症患者治療病床の稼働率が全国で79%、首都圏で83.9%を見せる中、病床の割り当てを待つ確診者が歴代最も多い1,508人と集計された。保健福祉部中央事故収拾本部によると、11日0時基準、コロナ19確診判定後に病状が無くて配分を待っている確診者は、首都圏だけで1,508人だ。前日同じ時間帯の1,258人から250人も増え、歴代最多規模と集計された・・>>

そして、12月12日、今日のYTNの記事です。<<今日11日(※12日の間違いだと思われます)0時基準、首都圏で1日以上病床配分を待つコロナ19患者は1,739人で、昨日より231人増えました。待機日数別に見ると、1日間病待機する確診者は658人、2日間431人、3日250人、4日以上は400人です。病状待機者のうち、70歳以上の高齢患者は517人、高血圧や糖尿病などの基礎疾患者などは1,222人と確認されました。在宅治療患者はすべて23,376人でソウル11,285人、京畿7,299人、仁川1,613人の順でした>>

 

 

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