大統領府「K防疫と称したのは私たちではなく、世界すべての国々が韓国の防疫が最高だとしてそう称したものだ」

与党・野党の大統領候補が、現政府の防疫政策を叩いています。野党はともかく、与党の李在明氏すらも、文在寅大統領が留守の隙きに、防疫措置を強く批判しました。基本的には「もっと強くしないといけない」とする論調でした。李候補、検査所などを視察する過程で感染者と接触したことが分かり、検査を受けたりしました。まだ結果は出ていません。

野党の尹錫悦(ユンソクヨル)氏は、基本的に「K防疫は政治防疫にすぎない」と話しました。政治的に利用するためのものにすぎず、国民の命を守るための真の防疫ではない、との趣旨です。その発言に対し、韓国大統領府がわざわざ公式答弁を出しました。K防疫とは韓国政府がそう称したのではなく、G7など世界すべての国々が「韓国の防疫は最高だ」としながらそう呼んだものである、というのです。本当にそうなのかどうか、心の曇ったシンシアリーが2020年4月のとある記事を見つけたので、合わせて紹介したいと思います。以下、まずは東亜日報(昨日)から引用します。各紙、<<>>が引用部分となります。

 

<<大統領府パク・スヒョン国民疎通首席が、国民の力尹錫悦 大統領候補がFacebookで「連日確診者数が7000人を上回り、一日の死者が80人に達するなど防疫体系が崩れている。文在寅政府は国民の前に謝罪せよ」と政府の新種コロナウイルス感染症(コロナ19)対応を批判したことに対し、反論に出た。

朴首席は13日、MBN「ニュースワイド」に出演し、「政府を批判すれば票が得られるともいうけど、国民が共に成し遂げた成果さえも毀損することは、国民の努力と犠牲を無駄にすることだ」と話した。彼は「K防疫は私たちが称したのではなく、G7などすべての国が韓国(の防疫)を最高だとしたのだ。コロナ克服と経済すべて、政府がうまくやったのではなく、国民が成し遂げた業績だ」、「大統領も、文在寅政府一人ではなく、歴代政府の成果が蓄積されたものだと謙遜に語った」と説明した。

それと共に「国民と成し遂げた業績と成果については誇りを持とう。なぜなら、その誇りは未来への原動力だからだ」とし「状況は厳重だが、確診者数など様々な指標が優れている。与党も野党もなく、こういう時ほど政治指導者が国民を安心させた後、それから競争しても遅くない」と強調した・・>>

 

何度も書いていますが、謝罪というより、誰かが責任を取る覚悟が必要でありましょう。で、それはともかく。本当に「韓国がK防疫と呼んだのではなく、世界各国がそう呼んでくれた」のかどうか、クモリ・パワーでちょっと検証してみました。どうやら、大統領の演説など政府公式文書に「K-防疫」という言葉が出てくるようになったのが、2020年5月からのようです。じゃ、3月か4月あたりに「何か」があったのでしょう。そうやって範囲を絞っていたら、2020年4月20日のKBSの記事がヒットしました。引用部分全体が壮大なオチになるので、引用してそのまま終わりにしたいと思います。

 

<<丁世均(チョンセギュン)総理は(※2020年4月)17日、韓国の防疫モデルを「K-防疫」と呼び、このモデルを世界中と共有するさまざまな方法を探るよう、外交部に注文しました。丁首相は「私たちの防疫モデルに世界が関心を持って注目している」とし、「広範囲な診断検査で早期に患者を見つけて地域社会から隔離し、ICTを活用した疫学調査を通じて確診者の接触経路を明らかにして透明に公開する戦略が代表的なK-防疫モデル」と紹介しました。

続いて「精度の高い診断キット、対面接触を最小限に抑えるドライブスルー(車両移動型)とワークスルー(歩行移動型)検査、市民の自発的参加と協力をもとにした自己診断アプリの活用、病床不足問題を解決するための生活治療センターの導入、秩序整然とした全国単位の防疫などは、開発途上国だけでなく先進国までもベンチマーキングの対象にしている」と付け加えました。

外交部は、コロナ19に関する国際協力を推進する「仮称・国際協力タスクフォースチーム」を作成しました。ハム・サンウク外交部他者間外交調整官がTFチーム長となりました・・・・外交部の高位当局者は、「K-防疫と名付けるのは、私たちでそう呼ぶはいいとしても、外国の防疫のためとなると、(※K防疫とか言うより)できるだけ役に立とうとする謙虚な姿勢を示さなければならないだろう」と付け加えました>>

 

 

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