韓国保守派候補、主要マスコミ世論調査で全敗・・保守野党の分裂は深刻化し、党内選挙で負けた人が「朴槿恵を拘束したのは尹錫悦だ」と公言

稀代の不人気テーマ、韓国大統領選挙関連エントリーです。ただでさえ勢いが無い保守野党側で、また騒ぎが起きました。

「国民の力」党の競選(大統領候補を決める党内選挙)で尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏に負けた洪準杓(ホンジュンピョ)議員が、『朴槿恵を拘束したのは文在寅ではなく、尹錫悦だ』と主張し、保守側の分裂にまたもや燃料を投下しました。確かにそういう側面はありますが、党の重鎮が、こんなタイミングでこんなことを言うとは、何を考えているのでしょうか・・・って、考えるまでもなく、「いますぐ、私を候補にしてくれ」のようです。以下、聯合ニュースから引用してみます。

<<国民の力 洪準杓議員は2日、尹錫悦候補の支持率下落推移について「緊急事態」と話した。洪議員はこの日、自身のオンライン青年プラットフォーム「青年の夢」で尹候補の支持率が不振だという質問を受け、「尹候補の墜落が、弾劾直後の大統領選挙のときのようだ」とそ、このように話した。2017年大統領選挙に出馬した洪議員は「(当時、私は)弾劾直後の大統領選挙の時、4%支持率で始まり24%で終わらせた」と述べた。それとともに「危機の本質をきちんと把握し、対処しなければ、反騰の機会はない」とし「緊急措置しなければならない」と促した。

洪議員はまた、「競選の時、本人や家族の不正で、大統領選挙では難しいのではないかと警告したとき、彼は『なんで党内部で私をここまで攻撃するのか』と私を非難したが、もう仕方がない」とし「党員の選択によるでしょう」と言及した。洪議員は、特別赦免された朴槿恵前大統領がユン候補を支持するメッセージを出すかについては、「しない」とし、「朴前大統領を拘束した人は(当時ソウル中央地検長だった)尹候補であり、文(文在寅大統領)ではない」と答えた(聯合ニュース>>

 

なんというか、「やっぱり私しかいませんねー(チラチラ)」な感じの主張です。今このタイミングで候補を交替して、それでうまくいくとでも思っているのでしょうか。拙著『文在寅政権最後の暴走』でも、競選結果によっては、負けたほうが党から出ていって独自出馬してもおかしくないという趣旨を書きました。洪議員、いままでも非協力的だったのは事実ですが、予想よりは大人しいな・・と思っていたら、結局はこれです。ちなみに、拘束とは関係ないけど、洪議員も代表的な非朴(反・朴槿恵)派の議員です。

また、今年になってから発表された世論調査結果でも、国民の力は劣勢のままです。<<尹錫悦国民の力候補が、新年発表された1~2日の主要マスコミ7社(KBS・MBC・SBS・CBS・朝鮮日報・韓国日報・世界日報)の世論調査で、李在明 共に民主党候補にすべて遅れを取っていることが分かった。4つの調査では誤差範囲以上で、2つの調査では10%ポイント以上も差が出た。特別な反騰の兆しも見えていない。尹候補の大統領選挙出馬後、最大の危機とされるが、それでも支持率を引き上げる選挙戦略や危機意識が依然見えないと指摘されている・・(韓国経済>>

 

複数のメディアが指摘していることですが、いま左派が右派に勝っているのは、『ゴールデンクロス(左派の支持率が上がって、右派に逆転した)』ではありません。『デッドクロス(右派の支持率が下がって、左派に逆転された)』です。不動産再開発関連で李在明氏がピンチだったとき、左派支持者たちが(良し悪しは別にしてでも)結束し、競選で負けたイ・ナギョン元総理も去年クリスマスあたりから李在明氏の選挙対策委員会に参加、協力する姿を見せました。保守右派としても、結束が必要なときでありますが・・・・・・・朴槿恵大統領の赦免といい、洪議員のスタンスといい、これじゃ、本当に難しいかもしれません。聯合ニュースのソース記事にもあるとおり、もし「朴槿恵前大統領が尹候補支持を明らかにする」なら、雰囲気が反転できるかも、ですが。いまのところ、そんな話はありません。

 

 

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