韓国のK防疫、ついに『出来る限りPCR検査を増やす』路線を廃止か・・事実上、別の防疫システムへ

日本でも、再び新型コロナの感染者数が増加しています。いまのところはまだ重症者・死亡者の変化は目立ちませんが、これからの推移が注目されます。もちろん結果によるでしょうけど、肯定的に考えれば、このまま重症化・死亡などのデータが急な動きを見せない場合、本当の意味でのウィズ・コロナが始まるかもしれません。

韓国では、防疫措置を再び強化した効果が出たのか、今年になってから感染者が3000~4000人と明らかな減少傾向を見せました。しかし、重症患者はまだ800人台で、死亡者も毎日40人以上が発生しています。そんな中、11~12月の重症患者・死亡者による衝撃でさすがにコリたのか、当局から「韓国K防疫の基本システムを変える」という話が出ています。

K防疫の基本は『多数の検査・徹底した追跡・隔離及び入院治療』による、ゼロコロナ(もどき、ですが)でした。しかし、「多数の検査」の部分を、事実上、諦めるというのです。症状がパッとしない人は、例え正確度が落ちても自己検査キット(韓国で言う「自家診断キット」)を使うようにし、そこで陽性になったら、そのときにPCR検査を受けるようにする、との内容がメインです。この場合、追跡と隔離も今までのようにはいかなくなるため、事実上、『K防疫ではない』別の何かになります。以下、各紙<<>>が引用部分となります。

 

<<政府が、オミクロン変異の拡散に対応するため、無症状などの人には迅速抗原検査、自家診断キット(※自己検査キット)を積極的に活用し、診断検査のスピードを高めると、7日、明らかにした。既存のデルタ変異に比べて伝播力は2~3倍強いけど、重症化率は低いオミクロン変異の特性を考慮した、新しい防疫戦略を導入するということだ。オミクロンの拡散に伴い、確診者が急増することに備え、検査速度を高めるとともに、既存PCR(遺伝子増幅)検査のための人力の状況など、現実的な限界を補完する措置であるとみられる・・(聯合ニュース>>

もう少し様子を見てからでもいいじゃないだろうか・・な気もしますが、11~12月があまりにもピンチだったので、とにかく医療人力に余裕を持たせようとする方向性を取ったのでしょう。『自家診断キットは正確度の問題で、話にならない』という反論も結構出ているとのことですが、それよりも、『K防疫』はもう事実上終わることになる・・個人的には、そのほうがもっと驚きです。K防疫には政府自ら『定義』を決めており、それは「広範囲な診断検査で早期に患者を見つけて地域社会から隔離し、ICTを活用した疫学調査を通じて確診者の接触経路を明らかにして透明に公開する戦略が代表的なK-防疫モデル」(by 国務総理、2020年4月20日KBS)でした。

 

今回の件について、YTNの新型コロナ関連解説委員はこう説明しています。<<・・確診者数というのが、今まで我が国はいわゆるK防疫といって、多くの検査をして確診者をフィルタリングし、その確診者の数を毎日発表しているではありませんか。 ところが、オミクロン変異になると、確診患者の数は、大きな意味がなくなるかもしれません。なぜなら今、外国の事例を見ると、確診患者は10倍、20倍ずつ増えるのに、死亡者や重症患者はむしろ減っています。だからこそ、もちろん自己検査キットだけで陽性ならPCRを受けなければなりませんが、誰もが、症状がない人でもPCR検査をすぐ受ける方法は、あまりにも医療的な損失が大きい、そう指摘されているわけです。 だから、とても補完的に使うべきです・・(YTN>>

良い悪いは別にして、さすがに人が死ぬエントリーは書きたくないので良い結果になるといいですね。それはともかく、もうK防疫も「さようなら」になるのでしょうか。無数のネタだけを残して。というか、振り返ってみると「なんだったんだ」としか思えません。

 

 

更新時間いつもより早いけど、今日はこれで終わりにします。今日もありがとうございました。しつこいようですが、コメントの注意事項、まだの方はぜひお読みください

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