日本は佐渡島の金山(佐渡金山)登載において「3分の2」支持を狙う・・「日本を非難すること」だけは一つになる韓国の左派・右派

もっとネタにバラエティがほしいところですが、また佐渡金山ネタになりました。日韓ともに初のタスク・フォース会議が行われ、日本の「3分の2」戦略も報じられました。手続きというか、これからも大まかな日程をまとめた記事があったので、今日はそちらをメインに紹介します。以下、各紙、<<>>が引用部分となります。

 

<<・・日本がタスクフォース(TF)チームを構成し、関連手続きに本格的に乗り出した。(※佐渡島の金山の世界遺産)登載の可否が決まるまで、少なくとも1年6ヶ月かかるとみられる。来年6月末や7月初めの頃に結論が出るまで、韓日葛藤が続く見通しだ。

日本政府は1日、フランス パリのユネスコ世界遺産センター側に、推薦書と関連資料を提出した。この資料は来月1日まで、要求される形式などを備えているか調べられることになる。それを通過すれば、4月から、建築家、歴史学者、人類学者など専門家で構成された国際記念物遺跡協議会(ICOMOS)が書類審査を始める。以後、イコモスは下半期に現場の実査結果をもとに、11、12月頃の1次パネル会議を開催し、翌年1月末までに日本側に追加書類を要求すると予想される。

イコモスが下す結論は、登載勧告、保留、返還、登載不可の4つである。保留、返還、登載不可決定を下しても、諮問機関の意見であり、日本は次の段階である「世界文化遺産委員会」に持ち込んで登載を試みることができる。

世界文化遺産委員会は、イコモスのように4つのうち1つの決定を下す。ここで、資料が不完全で保留決定が出ても、翌年2月1日まで補完すれば、来年6月末や7月初めに開かれる次期世界遺産委員会で再審議を通じて登載することも可能だ。この段階で、日韓間の『票』対決が行われる見通しだ。登載は委員会21カ国全員一致で決定されるのが慣例だが、3分の2である14カ国の賛成だけを受けても可能で、この案が日本政府の戦略であると、日本側のメディアは伝えている。

【登録の可否は、21カ国からなる世界遺産委員会が判断。全会一致が原則だが反対意見があれば、3分の2以上の賛成でも登録が決まる。外務省関係者によると、関係国が委員国に「ロビー活動」を行うことも可能という。このため、「歴史戦」の舞台は、韓国との議論だけでなく、国際社会に広がる。政府高官は「韓国を論破したからといって登録されるものではない」と指摘する】(※【~】の部分だけ、時事通信の記事となります)。

日本政府は、素早く動いている。 2日、内閣官房ホームページによると、前日、滝崎成樹 官房副長官補が駐在し、外務省、文部科学省、文化庁など関係省庁の国長級が参加した佐渡鉱山世界文化遺産登録タスクフォース(TF)が、最初の会議を開いた。内閣官房はTF設置目的を「我が国(日本)の基本的立場とこれまでの努力に正当な評価を受けるため、そして根拠のない中傷には、毅然として対応するために、省庁間情報を共有し、政府が一つになって効果的な対応を検討すること」と明らかにし、韓国政府と歴史論争を予告した・・(韓国日報>>

 

『二分法の国』韓国ですが、こんなことには左派も右派もありません。<<与・野党も、超党的対応に乗り出した。 国会文化体育観光委員会所属の党幹事であるパク・ジョン(共に民主党)、キム・スンス(国民の力)議員はこの日報道資料を通じて、日本の歴史歪曲行為を糾弾する決議案を推進することにした、と明らかにした。 イ・ジェミョン共に民主党、ユン・ソクヨル国民の力 大統領候補も、SNSで日本の佐渡鉱山登載推進を強力批判した・・(京郷新聞>>、とのことです。

また、ソース記事にはありませんが、最近十%ぐらいの支持率を確保するようになった安哲秀(アン・チョルス)「国民の党」代表も、「日本に普通の国としての資格はない」と強く避難しました。韓国が一つになることって、やはり反日以外は無いのでしょうか。

 

 

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