ラムザイヤー教授「私を批判する人たちは、なぜか吉田証言が嘘だったことに言及しない。彼らも知っているはずだが」

ラムザイヤー教授関連の記事があったので、紹介したいと思います。まだまだ、攻撃が止まないでいるようです。先月あたりからの流れのまとめとして、「プレシアン」というネットメディア記事を紹介したいと思います。もちろん、引用するのは、記事の趣旨に肯定するからではありません。その中から、ラムザイヤー教授が未だ孤独な戦いを続けていること、そして、教授が書いた反論など、ソース記事の趣旨とは『逆』の側面を浮き彫りにできるからです。以下、他の部分は後から引用するとして、まず、ラムザイヤー教授の主張の部分を先に紹介したいと思います。以下、「~」はソース記事(プレシアン)から教授の発言抜粋となります。

「私の論文を批判するほとんどの批評家たちは、多くの韓国(※朝鮮)の女性が、韓国にいる日本軍によって強制的に徴集されたと主張しています。この主張は偽です。韓国で日本軍によって計画的に、強制的に慰安婦として徴集されたものではありません。そんなものに関する同時代の文書など、ありません。1945年、戦争が終わってから35年間、何の証拠も見つかってないのです」、

「1980年代後半から、一部の韓国の女性たちが、強制的に徴集されたと主張し始めました。決定的に1983年、吉田清治という日本の作家が、自身を含む一部の人たちが、女性を武器や暴力で女性を徴集し、ひどいことをして、奴◯として慰安所に送ったと主張する内容の、ベストセラー本を書きました。1996年、これに関する国連の有名な報告書は、この本を根拠としています。この本をきっかけに、少数の韓国女性たちが、前にした説明(※証言)の内容を変えてまで、強制的に徴集されたと主張し始めました」、

「吉田は、死ぬ前に、本のすべてを捏造だと認めました。彼の捏造は、ニューヨークタイムズを含むアジアと海外でかなりの関心を集めました。慰安婦は、吉田の詐欺で始まりました。しかし、驚くほど決定的なことに、私を批判する批評家たちは、このような事実について何の言及もありません」。

 

これに関する「プレシアンの」反論(?)が、以下の部分です。これは引用してみます。<<~>>が引用部分となります。

<<ハーバード大学新聞「ハーバード・クリムソン」は去る16日(現地時間)、ラムザイヤー教授が1月にハーバード大学ジョン・M・オリンセンターの討論文シリーズの一つとして、自分の論文への批判に対する再反論文を発表した、と報道した。ラムザイヤー教授はこの記事で、自身の論文に対する批判が、「実際のテーマを無視したもの」と反論した。彼は自身の主張(※契約によるものだった、など)について、「道徳的な判断をするのはいいとしても、私たちは学者として、なぜ実際に男性と女性がそんな契約を結んだのかを理解しようとする必要がある」と明らかにした。

彼は特に、「これらの契約の道徳的特性を評価することは、決定的に、私に調べられる範囲から離れている」と述べた。その上、彼はこの記事で「韓国女性が、日本軍によって強制的に徴集されたという主張は、嘘だ」とし、これを、自身の論文を批判した学者たちは、知っていながらも言及しなかったと主張した。さらに、1996年に国連で発表した報告書の正当性も認めなかった・・

・・ラムザイヤー教授の論文が初めて発表された時、ハーバード大学内では学校側に立場を明らかにしろという要求が殺到した。しかし、ハーバード大総長は「学問の自由に該当する」という短い立場を表明するだけだった。ラムザイヤー教授を支えているもう一つの力が、日本の右翼だ。昨年、ラムザイヤー教授の論文内容を最初に報じたのも、日本の右翼新聞「読売」だった。ラムザイヤー教授は今月初め、右翼週刊誌「週刊新潮」に寄稿文を載せ・・・・「今、韓国政府に対する有権者の支持は、強力な日本批判を基盤としている」、「慰安婦問題は、現政権の勢力維持に役立つものであり、私に対する攻撃は、まさに選挙に関連した役割から始まった」と主張した・・>>

ソース記事は、典型的な韓国側のそれです。なぜかドラマの話から始まって、しかもそれが起承転結に何か役に立つ話でもなく、最初から最後まで罪人を見下す論調で、批判の根拠は『多くの教授が違うと言った』『日本企業がハーバードに出した資金のおかげで教授になった』だけです。だいたい、『私を批判する批評家たちは、このような(吉田証言は嘘だったという)事実について何の言及もありません』という話が出てくると、その部分に対する反論が無いとおかしいでしょう。それ以上の証拠があるとか、嘘だというのが嘘だ、とか。あるわけないでしょうけども。

次の更新は、朝9時あたりを考えております。いつものことですが、更新時間は約束できるわけではありませんので、ご理解願います。コメントされる際には コメント注意事項(2月17日アップデート)をぜひお読みください。

 

 

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