韓国メディアの「K防疫」総括(?)記事・・「日本の防疫は遅れていると思っていたのに・・これは現実なのか」

ついに、日本ではまん延防止措置が解除となりました。これからも油断せず、自分の出来ることを徹底していきたいと思います。韓国も、新規感染者の数が減少する流れを見せています。検査を受けない「隠れ」さんたちが多くなっただけではないのか、そんなところは気になりますが。

そんな中、韓国の防疫を『政治防疫』としながら、その『末路(ソース記事原文ママです)』があまりにも嘆かわしい、防疫に遅れていると思っていた日本にも負けた、そんな記事がありました。韓国経済です。重症患者○人とかそんな記事よりはいいかなと思って、エントリーしてみます。新型コロナ関連で核エントリーは、どこの国であろうと、これが最後になってほしいと願います。<<~>>は引用部分となります。

 

この記事、色んな意味で全編フルスロットルですので、まず最初の部分だけ引用してみます。 <<政府が、耳にタコができるほど誇ってきたK方役の末路が、呆れるばかりだ。人口比新型コロナ確診者の割合で、韓国はアジア主要国の中で1位の不名誉を記録中だ。韓国の人口1百万人当たりの確診者は18万2563人(20日0時基準)だ。防疫の後○国だとしていた日本(4万8182人)の4倍、インド(3万650人)の6倍だ。台湾(917人)中国(90人)と比較すると、それぞれ199倍と2028倍だ。 「これは現実実話なのか」と思うほどのひどい成績表だ・・>>。ああ(感嘆)、実に実にK メディアらしい書き方です。

 

他にも、分析というよりは、なんというか、『比べる』ことに集中している、そんな感じがします。新規感染者数で連日世界1位だとか、3月20日基準で新規感染者33万4708人、アジア全体41万1745人の80.2%という圧倒的な比率をを占めている、とか。『なかなか破られることのなさそうな大記録(原文ママ)』とするなど、なんか、記者さんかなり怒っているようです。18日、19日でも、アジア全体の半分以上が韓国だった、とも。

韓国政府が「それでも亡くなる方は少ない。うまく管理出来ている証拠だ」としている部分でも、記事は『20日に新型コロナで亡くなった方は327人で、アジア全体の数値である711人の46%に達する』と指摘します。インド、日本など韓国より人口が多い国と比べても、韓国のほうが圧倒的に多い、と。韓国政府は新型コロナによって亡くなる方々が増えてきた去年11月あたりから、同じ主張をしてきました。累計で見ると、亡くなった方の数は、他の国よりずっと少ない、だからK防疫には問題がないという主張です。

しかし、韓国経済によると、それ『すら』も、もう通用しなくなった、とのことでして。人口100万人当たりで見ると、いままで韓国で新型コロナで亡くなった方は242人。これは、台湾(36人)を持ち出す必要もなく、アジアでかなり高い数値で、高齢者が韓国より多い日本(215人)よりも多くなっています。後半部はまた結構感情的な書き方なので、引用してみます。

 

<<・・科学防疫をせず、政治防疫にこだわった、まさに自業自得だ。確診者が増えつつあるのに防疫緩和を加速する対応は、防疫を諦めたよ宣言するようなものではないか。『波』のピークが確認された後に行うのが常識的判断のはずだが、なぜこんなにも急いだのか。重症化リスクが少ないから日常回復措置が可能だというのが政府の説明だ。しかし、一日に200~400人が亡くなっている現状を勘案すれば、ただ無責任なだけだと批判せざるをえない。重症化リスクを減少させてくれるという治療剤は、どこにあるのか、全然見つからない。

このような中、防疫政策の総括であるキム・ブギョム国務総理は、17日、トルコとカタール訪問のために出国し、21日帰国した。「コロナ対処こそが緊急である」と言いながら、大統領は年初の記者会見をキャンセルした。あれはいったいなんだったのか、納得できない。

大統領府は、5年間の国政運営結果を盛り込んだ白書である「文在寅政府国民報告」を発刊し、昨日、ホームページに公開した。コロナ対応においては、「世界が感嘆したK防疫」という見出しをつけた。自画自賛にも限度というものがあるだろう。米国ニューヨークタイムズは、「最も厳しい防疫政策を広げた韓国で確診者が急増、いまは『集団的無関心』で対応している」と、すでに報道済みだ・・>>

 

言いたいことは分かります。でも、本当に政府「だけ」のせいだろうか、その部分は考えてみないといけないでしょう。すでに新型コロナ関連エントリーで何度も書いてきましたが、専門家たちは「結局、個人が頑張るしかない」と指摘します。当局の顧問役を自ら辞任し、防疫政策の問題を指摘してきたイ・ジェガプ ハンリム大学 江南ソンシム病院感染内科教授イ教授もまた、クッキーニュースとのインタビューで、「防疫政策には、画期的とか、コツとか、そんなものはない」、「マスクをちゃんと使って、手をよく洗って、不必要に人と会わないように努力し、あまり動かず、ワクチンを接種し、体がよくないときはしっかり休む」など、個人衛生に気をつけることが何よりの基本だとも強調しました。

あまり言いたくありませんが、そういう部分が、K防疫でおろそかにされていなかったか。そして、メディア側の責任は無いのか。そういう部分も考慮しないといけないでしょう。ちなみに、本エントリーのソースメディア「韓国経済」は、あくまで『他のメディアと比べると』ではありますが、前からK防疫の問題点を指摘する記事をよく載せていました。しかし、こうしてみると・・本当に『なんだったんだよ』としか思うところがありませんね、K防疫って。

 

 

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