韓国紙「関係改善と言っておいて、なんで韓国の竹島精密測量に抗議するのか」

韓国側にとって、日韓関係のK(改)善がどういうものなのか、よくわかる記事があったので紹介します。

政策協議団の訪日中に、韓国の竹島精密測量(ドローンなどを使って地形や周辺海域を測量)計画が明らかになりました。産経新聞などが報じています。日本側は抗議し、中止を要求しましたが、韓国側ではこれが『関係改善を言っておいて、なんで抗議するのか』ということになっています。後でニュース1の記事を引用しますが、基本的には、『日本は(政策協議団との面会などで)関係改善に同意したではないか。なのに、なんで精密測量はダメだというのか。これは矛盾だ』とする趣旨です。

今日は私見を先に書きますと・・本ブログとしては実に今更なことではありますが、韓国側が言う関係改善というのが、どういうものなのか、どれだけ一方的で、『主従関係』的なものなのか、分かりやすい反応だと言えるでしょう。「日、関係改善の意志を示しておいて・・一日も経たずに独○に食らいつく」という題が、特にそうです。

 

まず、政策協議団はこの精密測量のことを知らなかったのでしょうか。与党・野党国会議員で構成された議員訪問団が訪日していたとき、警察総長が竹島に上陸したことがあります。当時、最初は「知らなかった」というスタンスでしたが、後で大統領府も訪問団も、事前に知っていたことがバレました。百歩譲って、文在寅政権が政策協議団の立場を困らせるためにやった、とも思えます。でも、精密測量というのがそう急に決まるものでもないし、『大統領職引受委員会』が先月から様々な分野で活動していたことを考えると、知らなかった可能性はそう高くありません。知らなかったなら、それはそれで使節団としての能力に問題があるのでは。

また、帰国して、政策協議団がこの件にどう反応するのか、です。ほぼ間違いなく沈黙するか、マニュアルなセリフを言って終わるでしょう。そして、彼らに、尹政権に、このような報道に『それとは関係ない』と言えるのか。言えるはずがないでしょう。日本側に、根本的な解決はできなくても、少なくとも再発防止の約束ぐらいはできるのか。できるはずがありません。前にも何度も書きましたが、これは大統領個人の能力とは関係ありません。それを遥かに超えた範囲の話です。所詮、K善とは、こんなもの・・といったところでしょうか。遅くなりましたが、以下、<<~>>が引用部分となります。引用してそのまま終わりにしたいと思います。

 

<<尹錫悦(ユンソンニョル)大統領当選者側が岸田文雄日本政府との韓日関係改善意志を確認したが、日本政府が最近、韓国国立海洋調査員の「○島測量計画」について外交経路を通じて抗議したことが明らかになった。松野博一官房長官は27日定例ブリーフィングで「強く抗議し、同時に中止を要求した。容認できない。非常に遺憾だ」と話した。日本側は訪日中のユン当選人の韓日政策協議代表団と同行した韓国外交部担当課長にもこのような意思を伝えたという・・

・・わずか1日前、韓国代表団は日本首相官邸で岸田首相に会ってユン当選人の親書を伝えて25分間面談した。この席には今回「遺憾」を表明した松野長官も陪席したことが分かった。特に岸田首相は安保関連の懸案を根拠に「韓日関係改善は急務だ」と明らかにした。しかし、日本側の今回の「食らいつき」によって、韓日両国間に再び葛藤の気流が形成されている。このような状況が続く場合、ユン当選人側が韓日関係の改善に本格的にエンジンをかけるための条件は達成不可能になるだろうという指摘も出ている・・>>

 

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