「日韓懸案の解決には、真正性のある謝◯が必要だ」が、小学生用の教育サイトに載る社会

ソースページがうまく表示されなくて(外国からのアクセスだから、でしょうか?)どうしようかと悩みましたが、結局、エントリーします。エデュ・東亜といって、東亜日報が運営する教育メディアのサイトです。ソース記事のページは、「ttp://edu.donga.com/?p=article&at_no=20220501152357105413」です。

本ブログは前から、韓国が子どもたちに対し、『日本』という存在をどんなふうに『教育』しているのか、不定期にエントリーしてきました。イ○ンフ集会に参加した小学生たち、日本関連でありえない絵を描く小学生たち、そんなところです。

エデュ東亜には初等、中等、高等など読み手の年齢によっていくつかのカテゴリーがありますが、東亜日報の社説を小学生用に再編集して、それを教材として載せるコーナーがあります。ソースページもその一つで、(表示の具合によっては見づらいですが)「初等(小学生用)」となっています。何をどう教えているのか、見てみましょう。以下、<<~>>が引用部分となります。本文は「派遣(一定の任務を与えて人を送ること)」のように、漢字単語には説明が書いてありますが、本エントリーではそういうのは略しました。

 

<<岸田文雄日本首相が先月26日、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領当選者が派遣した政策協議代表団に会い、「韓日、韓米日の戦略的提携が今のように必要な時がなかった。韓日関係の改善はこれ以上延期できない」と話したという。一方、岸田首相は日本企業の韓国内資産の現金化はありえないとし、この問題から解決しなければならないと要求した。岸田首相が韓国側の人と対面面談したのは、昨年10月に就任してから初めてだ・・

・・ 韓日関係の復元は決して容易ではない課題だ。何よりも、過去に係わる懸案を解決するための前提は、加○者の、真正性ある謝○であるにもかかわらず、日本側はそのような姿勢を見せていない。むしろ、北核の脅威と新冷戦を口実に、右傾化するばかりだ。だからといって、過去にとらわれているだけではない。韓日両国は実質対話チャンネルを復元し、解決策のために、共に考えていくと同時に、輸出管理厳格化の解除、人的交流の正常化といった関係改善措置をしなければならない>>

 

もちろん、政府公式というわけではありませんが・・教育専門サイトが、『真正性のある○罪」がどうとか書いてあるものを「小学生用の教材」としてネット公開している国が、日本の教科書検定に文句を言っている・・そう考えると、もう『解決』という単語が出てくるだけでも脱力してしまいます。

一人の強力な支配者のせいで何かの問題が発生したなら、その人さえなんとかすれば、問題は解決へ向かうでしょう。しかし、『教育』という形で一つの価値観が続いていくと、世代が変わっても、支配者が変わっても、それは変わりません。韓国の日本観もそうです。これを読んだ小学生たちは、何を思うのでしょうか。日韓関係が良いか、悪いかを、その子たちは考えているのでしょうか。輸出管理厳格化についてはどれぐらい知っているのでしょうか。そもそも、真正性って言葉は理解しているのでしょうか。

多分、2~3日経てば、いろいろ忘れて、頭に残るのは「日本は『真正性』が無い」「だから問題解決ができないでいる」とする部分だけではないでしょうか。毎日のように聞いている内容だから、それだけは残るでしょう。困ったものです。特に最後の段落・・これ、本当に似ていますね。韓国側が主張する「ツートラック」とか、「未来志向」とか、そんな言葉の正体と。

 

 

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