なんか、目新しいネタは無いようだ・・と思っていろいろ記事をチェックしていたら、とある記事に、「無理して日本と首脳会談をしても、『偽の◯罪だ』と批判されるだろう」という専門家の意見がありました。ソウル経済、韓国では大手シンクタンクとなる世宗研究所ジンチャンス日本研究センター長の主張です。
韓国側の記事で真正性がどうとかの表現を見つけるのはそう難しいことでもありませが・・悪い意味でユニークだな、と思いました。なぜなら、『首脳会談で、◯罪する』が既成事実となっていて、それを前提にしての主張だからです。そもそも首脳会談するとも誰も言ってないし、そこで謝◯するとも言っていませんが。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・専門家たちは、韓日関係で可視的な成果を出すため、ことを急いではならないと助言する。ジンチャンス世宗研究所日本研究センター長は、「独◯は韓国が実効支配しているし、佐渡金山の場合も、中国などがあるためユネスコ登録可能性は低い」とし、「韓日両国の強硬派が国内政治用に話すだけの言葉に振り回されてはならない」と 言った。
ジン センター長は引き続き、「両国間の懸案においては、結局は◯罪の真正性が重要であるため、無理に首脳会談を推進しても、『偽の謝◯』という批判が出てくるだろう」とし「現在の状況では、韓国は国際関係で日本を重視している、そんなシグナルを与えるぐらいがいい」と話した・・>>
尹政権に対する日本側の反応は、どう見てもそんなものではありません。岸田総理、林外相、松野官房長官は『日本の一貫した立場に基づいて』と繰り返して発言し、解決策を用意するのは韓国だとしています。ここからはニュース1からの引用となりますが、その他にも、尹大統領の就任(10日)の際に日本側から聞こえてきた発言は、どれも似たようなものでした。
<<・・岸防衛相は、4年前、日本が、海上自衛隊哨戒機が韓国軍駆逐艦から射撃管制用レーダー照射を受けたと主張した事件のことで、「両国の防衛協力・交流に影響を及ぼした」とし「ユン政権がこの問題解決のためにリーダーシップを発揮することに期待する」と述べた。茂木敏充 自民党幹事長は記者会見で、「韓国側の問題で崩れてしまった韓日関係を再確立していくことは非常に重要だ」とし「ユン大統領がそのような姿勢を見せるのは評価したいが、実際、具体的な歩みを慎重に調べる必要がある。関係改善は、対応を見ながら応じていく」と明らかにした。
高市早苗自民党政調会長は「ユン政権の誕生にまずは祝意を表したい」とし「日韓合意を守らず、約束違反や韓日請求権協定の違反、在外公館前のイ◯ンフ像を設置する国際儀礼違反に、どのように対応するのか、確実な改善を見てから対応しなければならない」とした・・>>。 時事通信によると、安倍元総理も12日、尹政権に「英知ある判断をしてほしい」と述べました。時事通信は「解決に向けた具体的な対応を求めた」発言だとしています。
私がおかしいのでしょうか。これじゃ、首脳会談そのものが危ういのでは・・というか、現状では可能性がスーパー薄いのではないか、そんな気がしますが。大手シンクタンクの人が、なんでシャザーイ前提にして偽がどうとか真正性がどうとか言っているのでしょうか。『無理して首脳会談したところで、何も変わらない』と言うなら、その意見にはは同意できますけど。
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