日本政府観光局(JNTO)の発表データが元ソースだそうですが、今年1~5月に日本を訪れた韓国人観光客の数は258万人だそうです。韓国を訪れた日本人観光客の数は66万6000人(3000人は乗務員だそうです)。ソース記事の江原道民日報によると、日本からすると、円安とはいえ韓国は近いので、いろいろ考えると韓国のほうが欧米より安く済むのが大きな理由だと思われる、とのことです。はてさて、つい昨日、朝鮮日報の『怪談は、国内用』という記事を紹介したばかりです。国内用といってもそれは政治の話で、実際に傷つくのは日本ですけど。それと似ている・・というか、特にこれから、興味深いデータになるのではないか、そんな気がします。
最近、まだ放流もしていないのに水産物消費が減ったとか、チェッカー(ガイガーカウンター?)が売れているとか、そんなニュースがあふれています。しかし、それはある種のパフォーマンスではなく、本当に懸念しているからこその行動、または報道なのでしょうか。偶然この258万人関連記事を読んで(偶然開いたローカスメディアのページをソースにしていますが、他のメディアも結構報じています)、本当に放流を懸念しているのかどうか、この数値をこれからもチェックしてみればいいじゃないだろうか、そんな気がしました。以下、両紙、<<~>>が引用部分になります。朝鮮日報の記事は、昨日とは別の部分を紹介します。
<<・・9日、韓国観光公社によると、1~5月に韓国を訪れた日本人観光客は66万6000人に達した(※3000人は乗務員です)。全体訪韓観光客の19.2%で、最大の割合だ。同様に日本を訪れる外国人の中には韓国人が最も多かった。日本政府観光局(JNTO)によると、1~5月に日本を訪れた韓国人は258万3000人余りで、全訪日外国人のうち29.9%に達した。韓国を訪れる日本の観光客数は昨年同期より5725.9%増加したもので、コロナ以前の2019年1~5月の48.5%水準だ・・・・隣接国である韓国は短い日程で旅行が可能で、比較的費用が安く人気が高いと見られる・・・・ここに最近韓日関係改善の雰囲気と韓流も影響を及ぼした。業界ではしばらく日本人観光客の韓国訪問が増加すると見込んでいる(江原道民日報)・・>>
2019年と比べて、48.5%回復・・なら、日本を訪れた韓国人観光客258万人は2019年の何%になるのだろう、とちょっと気になって調べてみましたが、2019年の79.5%だそうです。訪韓日本人観光客は48.5%回復で、訪日韓国人観光客は79.5%回復ということになります。いつだったか、韓国旅行したくて日本の韓国領事館の前に朝早くから列ができていたとか(確か、当時はビザが必要でした)そんなニュースが複数のメディアから報じられたりもしましたが・・そんなニュースとはちょっと異なる結果になったから、でしょうか。聯合ニュースなどにもデータが無く、私が読んだ記事の中では唯一SBSだけがこの「79.5%」に触れていました。で、続いて朝鮮日報です。
<<・・「怪談は国境を越えない」という事実を確認させてくれたのが、2008年BSE事態だ・・・・(※そんなに危険なら)アメリカ人はなぜ関心がなかったのだろうか。自国のものだからそうだったのだろうか。じゃ、韓国人留学生・駐在員たちはなぜ何もしなかったのか。アメリカに行ってくる大勢の旅行客たちは、ハンバーガー、ステーキを食べるために命をかけたとでも言うのか。当時、民主党議員たちが国政監査のため(※国会による各機関の点検)ワシントン韓国大使館に行ったとき、カルビ・ユッケジャンで晩餐した事実が分かった。もちろん米国産牛肉だったが、彼らが食事をことわったという話は聞いたことがない。
なにがあっても食べないと言っていたある女優は、LAで撮影中にハンバーガーを楽しむ写真が公開された。同じ牛肉が、アメリカでは大丈夫で韓国に来ると危険になるのか。この基本的な質問に、怪談勢力は沈黙するか、または別のとんでもないロジックを出す。国内政治目的で創造されたものなので、国境を越える瞬間、効果が無くなるわけだ。あの時と同じ政党、同じ団体が、同じ手法で放流問題で騒いでいる(朝鮮日報)・・>>
はてさて、この258万人は・・そうですね、100光年譲って放流前だからねー よかったねー(禰豆子)とすることもできるでしょう。ただ、これからどうなるのか。早ければ8月にでも放流が始まるそうです。紅葉シーズン、秋夕(韓国の旧暦お盆)連休、そしてイルミネーション輝く日本の冬、雪まつり。訪日韓国観光客の数がどうなっていくのでしょうか。2019年比80%から減るのでしょうか、それとも増えるのでしょうか。もし大幅に減らないなら、『いいのか?出国止めなくて?』とか言いようがありません。
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