野党「共に民主党」、支持率上昇・・専門家「ハンスト長期化のおかげ」

以下、「調査機関による」が前提となります。もともとそうでしたが、最近になって政党支持率とか、大統領支持率とかの調査が、調査機関によってずいぶん異なるデータになったりします。本調査はリアルメーターというところのものです。リアルメーターは、政治関連支持率調査で公式に認められているところで、中央選挙管理委員会のホームページなどにも調査結果が載っています。韓国ギャラップなどとともに、支持率などの調査関連ニュースにもよく出てきます。それでは、いってみまSHOW。

李在明(イジェミョン)代表のハンストのおかげで、共に民主党の支持率が最近4ヶ月間の調査でもっとも上がった、というニュースがありました。ヘラルド経済などによると、すぐやめると思われていたのに、長期化(?)できたから、評判が高くなった、と。ええっ・・・と。なんというか、繰り返しになりますが「調査によって異なる」部分はあるものの、こういう世論があるからこそ、あんなパフォーマンスもできる、といったところでしょう。合わせて、大きな変動があるわけではありませんが、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の支持率なども、久しぶりにお伝えします。以下、<<~>>が引用部部となります。

 

<<・・(※政党支持率部分)14~15日実施され1002人が回答を完了した政党指導調査では、共に民主党が9月1週目週集計比1.8%P高まった46.0%、国民の力は1.5%P低くなった35.3%を、それぞれ記録した。両党間のギャップは7.4%Pから10.7%Pとなった。特に共に民主党は5月2週目(47.0%)以後、最も高い支持率を記録した。これはイジェミョン代表のハンスト長期化による支持層結集と解釈された・・・・(※大統領支持率部分)11~15日実施し全国18歳以上の有権者2505人が回答を完了した2023年9月2週目の週間集計によると、尹大統領の就任71週目の国政遂行支持(肯定評価 )は前週比1.2%P下がった35.5%(非常によくやっている21.5%、うまくやっている方14.0%)であった。尹大統領の国政支持率は30%をを横保している(ヘラルド経済)・・>>

 

リアルメーターだけでなく他の機関の調査でも共通しているのは、「支持しない」が最近になって再び60%を超えたことです。特に、「非常に」国政遂行を支持しないが54.1%で、どちらかというと支持しないは7.6%だけでした。すでに支持する層は「なにがあってもとりあえず支持」になっており、それは30%~35%くらいだと言われています。いわゆるコンクリート層、鉄板層といわれる層のことです。文大統領はこのコンクリート層がとても厚く、任期が終わる頃にも40%台の支持率を記録できたのも、そのためだと言われています。尹大統領のほうは、そこまで安定はしていないものの、個人的に「コンクリートで30%は超えている」と思っています。

ここからは、韓国ギャラップの調査を引用します。この調査では大統領支持率は31%台になっていて、韓国の大統領制度で支持率30%というのは、レッドラインであるという指摘も出ています。先のリアルメーターより3日前の、15日に発表されたデータですが、12~14日、全国満18歳以上1000人を対象に調査した結果によると、ユン大統領の職務遂行肯定評価(支持率)は31%。9月5~7日調査よりより2%p下がっています。こちらも「支持しない」が60%で、4月4週目の調査以後、久しぶりに60%台になりました。支持しない理由でもっとも多いのは、処理水海洋放流(15%)、外交(11%)などです。外交と言っても他にはこれといって無かったので、26%ほとんどが日本関連だと見ることもできるでしょう。特に20代、30代の支持率が低い、とのことです。韓国ギャラップの調査では、与党「国民の力」支持33%、野党共に民主党支持32%でした。

 

 

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