はてさて、李在明(イジェミョン)代表の件、まだまだ多くの記事が出ています。個人的に気になったのは、イ代表の歩き方が気になりました。ペンアンドマイクの記事を読んでみると、令状審問を受けるためにソウル中央裁判所に入るときには、イ代表はすぐにでも倒れそうな状態でした。共に民主党の議員が支えたりした、とも。しかし、それから9時間以上も審査を受けてから出てきたときには、普通に歩いていました。腰もまっすぐで杖にも体重がかかっておらず、ペンアンドマイク曰く、「手にしている杖が、まるで紳士ファッションのためのものに見えるほどだった」、と。
しかし、複数のメディアによると、それから逮捕状が棄却されて、イ代表がソウル拘置所から出て病院に向かう際には、支持者たちの前で、車椅子に乗っていた(車椅子に乗って現れて、それから杖であるいで車に乗った)とのことです。本エントリーでは聯合ニュースTVをソース記事にしました。スフィンクスのクイズかなにかを見ているような気もしますが・・この場合、なんでしょうか。「朝にはちゃんと歩けず、9時間後には普通に歩き、さらに数時間後には車椅子に座るものはなんだ」になるのでしょうか。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・イジェミョン共に民主党代表の、26日令状審査を受ける前と後の歩き方が、確かに異なっている。この日午前、令状審査を受けるためにソウル中央地法に出頭した当時、イ代表が歩く姿は、まるで重い病にかかった老人のようだった。杖を握った右手は、体重が載せられたせいか、震えていた。また彼は腰をきちんと伸ばせない姿だった。応援にかけつけた共に民主党議員たちと挨拶を交わす直前、クラっと倒れとうになり、人に支えられてようやく立ったが、他の議員の片腕を握っていた。ところが、なんと9時間20分間の令状審査を受けてから出てきたイ代表は、突然腰をまっすぐ伸ばし、余裕ありの姿で歩いていた。
杖に重さがかからず、震える現象も消えた。もはや、杖は彼が歩くのに必要ないように見えた。紳士がオシャレするために必要とするアクセサリーのように見えた。もともと体調のよくない人が9時間20分という長い審査を受けたなら、もはや担架で運ばれてきてもおかしくないだろうに、イ代表はあまりにも普通に歩いていたのだ。検察に入る時はもうすぐ倒れそうな人だったのに、突然若返ったようにちゃんと歩くようになるとは、何かの「奇跡」でも起きたのだろうか。一部では、もはや彼が『演じる』必要がなくなったためではないのか、そんな分析も出ている。令状審査の前には、なんとか弱い患者としての姿を見せなければならなかったが、もう「賽は投げられた」ので、その必要はなくなった、ということだ(ペンアンドマイク)・・>>
ミラクル・ミラクル・ジェミョミョミョミョン~元気に~な~れ~(杖は実は魔法のステッキだった)・・かどうかは分かりませんが、それから棄却判断により、ソウル拘置所から出て病院に向かいましたが、その際に支持者たちの前には車椅子で現れた、とのことです。ここからは聯合ニュースTVです。 <<・・裁判所がイジェミョン代表に対する逮捕状棄却を決定し、ソウル拘置所の前は支持者たちの歓呼が続きました。イ代表は裁判所の判断に重ねて感謝の意を伝えました。イ代表は、病院に戻りました。イジェミョン代表の令状審査の結果を待ちながら、緊張感が漂っていたソウル拘置所。棄却のお知らせに、歓声があがります。それからすぐにイジェミョン代表が車椅子から降りて、正門の外に杖を持って歩いて出てくると、支持者たちはさらに歓呼しました。支持者たちと共に、共に民主党指導部も握手しながらイ代表を迎えました(聯合ニュースTV)・・>>
他にも「車椅子」関連は多くのメディアに載っていますが、なんで急に車椅子姿で現れたのかについては、これといって説明がありません。審査を受けるために裁判所に入る時、杖で歩いていた姿は普通に多くのニュースで報じられていましたが。ちなみに、今回の棄却判決を出した判事は、いま支持者たちの間で英雄になっている、とのことです。
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