仏像所有権・朴 裕河教授関連、日本メディア「政権によって裁判結果が変わる」

昨日は、栃木県のマウントジーンズ那須、「紅葉那須ゴンドラ」に乗って日本の秋を楽しんできました。あとでサブブログにまた画像を載せたいと思っています。山頂はすでに見頃が過ぎていて、山麓まで紅葉が下りてきています。曇でしたが、それでも「これはすごい」と思える景色でした。いつか、晴れの日にぜひもう一度乗ってみたいところです。

 

・・と、急に話が変わりますが、観世音菩薩坐像の所有権が日本観音寺にあるとの最高裁判決、まだまだ多くのメディアが記事を出しています。一つ前のエントリーでもお伝えしましたが、多くのメディアが「平穏かつ公然と」の部分を報じないことも一因だと思われますが、ネットでは「長く隠しておくと自分のものになる」という間違った指摘が溢れており、保守系のTV朝鮮が「結局は外交力の問題」と報じるなど、何かの「力」の問題だとする意見がほとんどです。一つ前のエントリーで紹介したような「これが当然の判決」とする意見は、本当に本当に、実に少数派としか言いようがありません。

 

今回の件で、一部の日本メディアが、仏像と朴裕河教授関連の裁判について、「政権が変われば裁判結果も変わる」と指摘しているのは、肯定的な流れです。個人的に、今回の裁判の評価はともかく、こういう認識が広がるのは、とてもいいことだと思っています。ソース記事YTNによると、読売新聞、産経新聞などがこのように書いています。ですが、ソース記事は、「そうじゃないのに、日本メディアがまた不思議なことを言っている」な感じで報じています。具体的に「そうじゃない」の具体例が書いてあるわけではありません。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・仏像の日本所有権認定、朴裕河教授無罪判決など、韓国最高裁判所の決定に日本政府は多くを語らないでいます。ただし、日本メディアは冷静になされた判断と評価しながらも、政権によって判決が変わる側面が強いと主張して懸念を示しました・・・・仏像の日本所有権認定、パク・ユハ教授に対する無罪判決。最高裁判所の判断が相次いで出ると、日本のメディアは主要なニュースとして取り上げました。特に仏像返還関連の判決は、日本観音寺の反応をすぐに放送に出し、足早く速報で対応しました・・・・日本政府も迅速に返還できるように韓国政府を説得すると、力を入れました・・・・ただし、日本政府は朴教授無罪判決には言及を避けました・・

・・読売新聞は、最高裁判所が冷静な判断をしたと評価しながらも、裁判所が政権の意図と国民情緒に基づいて判断する傾向があると伝え、産経新聞も両裁判にユン大統領の意志が反映されたとし、政権が変われば司法部の判断が逆になると主張しました。朝日新聞は朴教授に対する判決をめぐり、様々な見解が分かれる学問的見解に司法部の介入が妥当かを反問しました・・・・日本のメディアは、政権によって韓国の裁判所が大きく影響を受けているという主張を続けています。日本政府と政治家たちがこのような視点を維持し、日韓関係の改善に消極的に出るのではないかという指摘が出ています(YTN)・・>>

 

いや、事実でしょう、どうみても。そういえば、麻生太郎大臣が尹大統領と面談した際、「韓国では政権が変われば前任大統領は亡くなるか逮捕される。隣国として、どう付き合うことができようか」と話したことが話題になりました。本ブログでも13日に取り上げております。その際にも、「そうではないのに、なんでそんなことを言うのか」な論調でした。亡くなる方も多いし、ホイターされるのはもはや常識で、文大統領だって「任期末まで支持率が高い」「大統領選挙結果が僅かな差だった」「すでにいくつかの疑惑が出ている李在明のほうが捜査しやすい」などの理由がなかったら、いまごろどうなっていたか、なんとも言えません。次の更新、いつもよりちょっと遅く、16時~17時の間に更新致します

 

 

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