一部メディア「石油・ガス田で日本が緊張している」 S&P「可能性が薄く、アジアの他の国々はそこまで真剣になっていない」

うーん・・すみません、また「超展開ヨンイルマン」になりました。韓国の浦項、蔚山あたりの海域、一般的に6鉱区(6-1鉱区)と8鉱区とされる海域、一般的に言う「迎日湾(ヨンイルマン)」周辺で石油ガス田が見つかった・・可能性が高い、という話。本ブログでも取り上げていますが、韓国ではもう連日大きな話題、それはもう他の件が目に入らないほどの話題になっています。ただ、そのすべてが「肯定的な」話題になっているわけではなく、1つ前(3つ前もそうですが)のエントリーで紹介したように、疑惑を提起するメディアのほうもかなり目立っています。

この件について、S&Pが見解を出しましたので、今回はそちらを取り上げてみます。一部のメディアが「日本が緊張している」という趣旨の記事を出したりしましたが、S&Pによると、可能性は低く、アジアの他の国々はそこまで真剣に受け止めていない、とのことでして。ソース記事はニュース1です。あと、知る人ぞ知るといったところの、ユン大統領のシャーマン(韓国では易術人とよく言います)とされている天空という人の話がまた盛り上がっているので、そちらも合わせて紹介します。以下、<<~>>が引用部分になります。

 

<<・・国際信用評価会社S&Pが韓国の油田発見の可能性について、他のアジア諸国は真剣に受けとっていないと評価した。S&Pは4日(現地時間)報告書を通じて、精油業界の専門家たちの意見を引用し、迎日湾で潜在的油田が発見されたことと関連し、厳重なテストと莫大な財政、時間が必要だという点で、「アップストリーム(原油とガスの探査・開発・掘削・生産段階)生産を実現するのは非常に難しいだろう」と診断した。韓国の精油業界とアジア全域の原油トレーダーたちは、石油およびガス埋蔵の可能性と関連して、埋蔵量探査が商業生産につながる成功率は非常に低いとし、探査プロジェクトにあまり熱くならないように慎重さを求めたと、S&Pは伝えた・・・・シンガポールに本社を置く欧州トレーディング会社のある関係者は、「今の段階では希望と夢だけだ。成功率は希薄だ」と指摘した(ニュース1)・・>>

 

そもそも、いままで相応の開発が無かった地域では、その分、予想通りできない可能性が高くなる、との話も出ているようです。これは、もし将来、日本が日本の海域で何かの資源開発・採取を行った場合にも同じことが言えますので、ちょっと気になりました。で、こんな状況ですが・・その中で出てくる人物が、天空という僧侶です。僧侶ということになっていますが、事実上、『ユン大統領のシャーマン』のような立場の人とされています。本当なのかどうか、具体的に明らかにされたわけではありませんが、いままでユン大統領が『あの』朴槿恵大統領のように、シャーマンのような人のアドバイスで動いているという報道が、いくつか出ています。

今回、ユン大統領が発表する2週間前(撮影したのは今年1月だというニュースも出ています)、YOUTUBEチャンネルで天空さんが「わたしたちは産油国になる!」と話したことがあります。どこも具体的には書いていませんが、ユン大統領がまた重要な情報を民間人と共有したか、または、この人の「産油国になる」という話を信じて、それに合わせて動いているのではないか、という疑惑が適されています。ソース記事は文化日報(4日)ですが、共に民主党が公式にこの件を取り上げたこともあって、多くのメディアが記事を出しています。また、記事にはありませんが、革新党のチョグク代表は「ユン大統領が何かを話すと、国民は『天空も似たようなことを言ってないか』とネットを検索する」とも話しました。どうしても、朴槿恵大統領『的な』流れにしようとする、という側面もあるでしょう。続けて引用してみます。

 

<<・・共に民主党は4日、莫大な量の石油とガスが埋蔵されているというユン大統領の発表と関連して、「天空の影が見える」「支持率を挽回しようとする政治ショー」「レームダックの証拠」と批判した。キム・ヨンミン院内政策首席部代表はこの日、国会で開かれた院内対策会議で「ユン大統領のブリーフィング通りに石油がちゃんと出てくれると嬉しいが、政府が発表した探査資源量は140億バレルが入るほどの『器』があるという話にすぎない」とし「実際に何が、どれくらい含まれているのかは後で確認してみなければならない」と話した。

キム副代表は「バラ色の発表だけ急いだのではないかという疑問を消すことができない」とし「このような重大な発表に天空の影が見えるという言葉が、あちこちから出ている」と付け加えた・・・・ユン大統領夫婦と近い仲と知られている天空が、最近、YouTubeチャンネルで「この国の下にガスや石油が多い」「私たちも産油国になる」と主張したことを言及したものだと解釈される。アンテジュン院内副代表は「大統領がブリーフィングを通じて国民の目をそらさせ、急落した支持率を挽回しようとする政治ショーではないか」とし「朴正煕大統領も同じ発表をしたが、1年ぶりに事業性がないことが確認された」と指摘した(文化日報)・・>>

 

 

おかげさまで、新刊「Z世代の闇 物質主義に支配される韓国の若者たち」(扶桑社)が発売中です(2024年5月2日、アマゾン発売日)。詳しくは、下記のお知らせをお読みください。ありがとうございます
・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、こちらのコメントページをご利用ください。以下、拙著のご紹介において本の題の部分』はアマゾン・アソシエイトですので、ご注意ください。

   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2024年5月2日)<Z世代の闇>です。いまの韓国の20代、30代は、どのような世界観の中を生きているのか。前の世代から、なにが受け継がれたのか。そんな考察の本です。・新刊(2023年12月21日)、<韓国の絶望、日本の希望(扶桑社新書)>も発売中です。「私たち」と「それ以外」、様々な形で出来上がった社会の壁に関する話で、特に合計出生率関連の話が多目になっています。・刊として、<韓国人として生まれ、日本人として生きる>(2023年7月29日)も発売中です。2023年、まさに心願成就、帰化できました。その際の、自分なりの持論に関する本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。書きたいことが書けて、私は幸せ者です。それでは、またお会いできますように。最後の行まで読んでくださってありがとうございます。