「また」、大統領弾劾関連で騒ぎが怒っています。政府が運営している国民請願サイトに、ユン大統領の弾劾請願があがってきて、京郷新聞など複数のメディアによると、参加者(同意した人)が80万人以上になりました。6月20日からスタートしたそうですが、二日前、とある本の内容でまたユン大統領関連で問題がありました。それから同意が急増し、昨日は接続する人が多すぎで、待ち時間だけで3時間になっていた、とのことです。本当に80万人がやったのか、80万人「分」なのか(意味深)はちょっと何とも言えませんが、本当に『不安定』としか言いようのない日々が続いています。
経済、金融などにおいて「◯月危機説」というのが1年に数回も出てきますが、その際にも同じ趣旨を書いたことがあります。本当に特定時期になにかあるというより、こんな話がここまで頻繁に出てくること自体が、本当のリスクではないのか、と。総選挙のあと、野党側の人たちを中心に大統領弾劾、または任期短縮(改憲付き)などの話が出ていました。今回の請願も、これで弾劾が成立する可能性はゼロに近いでしょうけど、いったいどれだけ不安定なのか、こういう話がここまで話題になること自体が、本物のリスクではないのか。というか、選挙の意味あるのか、これ・・などなど、そんなことまで思わざるを得ない今日この頃です。
韓国の国務議長だったキムジンピョという人が、回顧録を出しました。そこで、去年ハロウィンシーズンに起きた、あの梨泰院での事故のことが書いてありました。ユン大統領が、「人がそんなに集まる理由もないのに、左側の放送局などが、人々が一箇所に集まるように誘導した可能性がある」と話すなど、メディア側に責任がある、そもそも操作された案件であるというふうに話した、というのです。与党側からも、『まさかそんなはずはないが、本当なら大問題だ』という話も聞こえてきます。ちなみに、事故が起きる前の各メディアの放送内容について、人々を一箇所に集めるような放送内容は見たことがない、というのが一般的な意見です。ハロウィンだったこともあって、「もっと安全を考えた措置が必要だ」など、むしろ人が一箇所に集まらないようにできないのか、と問題を提起するものなら見た記憶がある、などなど。この部分はネット情報で恐縮ですが。
この発言が、また請願への同意を増やす大きな一因になりました。大統領室などがちゃんと対応すればいいのに、「事実と異なる」とは発表したものの、どこがどう異なるのかについては説明もなにもありませんでした。これ、よくあるパターンですが、「とりあえず発表しておかないといけない」ということから、ちゃんと調べもせずに「そうじゃない」と発表からしておくパターンがあります。場合によっては、案件を大統領に報告する前に「そうじゃない」と発表してから報告する場合もある、と聞きます。なぜなら、報告すると大統領が怒るだろうから、そのときに「そうじゃないと言っておきました!」と言うためです。複数の案件で、似たような話が聞こえてきます。今回も、そんな類ではないのか、そんな気もしますが・・確証はありません(ソース記事にこんな内容はありません)。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・ユン大統領弾劾を要求する国民請願参加者が1日午前、80万人を超えた。国会ホームページ国民同意請願掲示板の接続が遅れる状況が続くと、国会議長室は「早速に解消する」と明らかにした。国会国民同意請願掲示板に上がってきた「ユン大統領弾劾訴追案即発議請願」に、この日午前9時46分80万982人が同意した。請願者は、ユン大統領の殉職海兵隊捜査外圧疑惑、キムゴンヒ大統領夫人の名品バッグ及び株価操作疑惑など5つの法律違反の疑いを弾劾の事由として書いた。請願同意は6月27日から急速に増えてきた。この請願は6月20日登録され、23日に5万人を超え24日国会法制司法委員会に回付された。27日キムジンピョ前国会議長が回顧録を通じてユン大統領が「梨泰院惨事が操作された可能性がある」という趣旨で話したと明らかにすると請願同意に加速度がついて前日70万人を超えた。
1日午前9時50分、国会国民同意請願掲示板に上がってきた「ユン・ソクヨル大統領弾劾訴追案即発の要請に関する請願」待機人員が2万2000人余りに案内された。国会国民同意請願掲示板国民同意請願掲示板はこの日午前にも接続遅延が続いた。早い時間の午前8時でも、接続待機人員は1万2000人を超えた。午前9時50分には待機人員が2万人を超え、案内された予想待機時間だけ3時間に達した。国会議長室は前日夜、国会議長が社会関係網サービス(SNS)に公示を上げ、「現在大規模な国民請願参加で国会デジタルインフラに余裕がない」とし「早速解消する」と明らかにした(京郷新聞)・・>>
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