日本を意識してのことか、「コンテンツ」関連指摘が増えたものの・・NASDAQのウェブトゥーン株価は急落中

最近、日本発コンテンツの支持が特に強くなったと感じています。やはりオンライン化の影響でしょうか、特定地域だけでなくグローバルに支持を集め、中にはリーダー的な役割を果たすコンテンツもあり、太陽戦隊サンバルカンで日本語を学んだ(というか、聞いていただけですが)人として嬉しい限りです。それに、韓国でもスラムダンク、すずめの戸締まりなどが大ヒットして・・そんな中、いわゆる『Kなんとか』関連記事で、特にコンテンツ関連のものが増えた気がします。データ化できているわけでもないし、読んだ記事の殆どはどのメディアのものだったのかも覚えていない、感覚的な書き方で恐縮ですが。

ガンダムなどを取り出して「基本的に私たちのコンテンツは子供向けのものしかなく、親子揃って見るなどできない」とする記事もあったし、市場は振るわないのに俳優の出演料が高くなり過ぎで、映画やドラマで利益を残すことができなくなったとか、そんな記事もありました。そう全てがうまくいくわけではないだろうと思ってしまえばそれだけですが、先の日本コンテンツを意識しているからでしょうか。なにか世界的にヒットするコンテンツを、という指摘が増えたわけです。個人的に、一部の作品がヒットしたところで、次のヒット作が出るまではどうしても時間がかかるし、そうやって一部のヒット作だけに頼っていては市場が成り立たないと思っています。ある程度の支持を集める複数の作品が続いて出てくることで、市場の土台を強くしていくものだ(瞬間風速よりは持久力が大事だ)と・・そう思っていますが、いつものこと、各記事は『一つの大ヒット作』にこだわりすぎではないのか、そんなところです。

 

そんな中でも、ニュースカテゴリーで今年もっとも話題になったのが、ウェブトゥーンエンターテインメントという会社のNASDAQ上場です。6月、この件で本当に多くの記事が出ました。ちなみに、ウェブトゥーン関連の中でももっとも大手とされる、ネイバー社のウェブトゥーン会社の親企業にあたります。上場直後には10%近く株価が上がり、『企業価値4兆ウォン』『新しい始まり』『次世代のKコンテンツ』『アジアのディズニーになるまでの道、半分は来た』などなどと大騒ぎになりました。ディズニーとは明らかに方向性が異なる分野ではないのか・・そんな気もしますが、そこはともかく。韓国の「アリ(個人投資家)」たちもかなりの株を購入したと言われています。ですが、毎日経済マネートゥデイなど経済メディアが主に報じていますが、この会社の株価が38%も急落しました。ウェブトゥーン関連が、おもったほど利益にならないと数値で証明されたからです。以下、<<~>>で引用してみます。引用部分にあるデータは記事掲載時点(日本時間12日夕方~13日朝)のものです。

 

<<・・米国ナスダック市場に上場したネイバーの子会社ウェブトゥーンエンターテイメント(ネイバーウェブトゥーン)株価が実績不振で急落した。ウェブトゥーンエンターテイメントの株価下落は、最大株主であるネイバーの持分価値の下落につながり、ネイバー株価にも影響を及ぼす見通しだ。9日、米国ナスダックによると、ウェブトゥーンエンターテイメント株価は38.2%急落した12.75ドルだった。ウェブトゥーンエンターテイメントの公募価格は21ドルだ。現株価は公募価格からしても39.3%も下落した数値だ。ほとんどの投資家が損失を見たという話だ・・

・・ネイバーはウェブトゥーンエンターテイメントの株式60%以上を保有している。ウェブトゥーンエンターテイメント株価が上昇すると、持分価値が上がり、ネイバーの企業価値も自然に上がる。株価が下がれば、逆に親会社の株価は下がる要因となる・・・・ネイバー株主の立場では問題だ。ネイバーウェブトゥーン分割上場による持株会社ディスカウント現象が発生するとともに、株価反転の期待事項だったウェブトゥーンエンターテイメント株価も不振な形であるからだ。今年に入ってネイバーの株価は28%下落した(毎日経済)・・>>

 

<<・・ネイバーウェブトゥーンの時価総額が2取引日だけで1兆4000億ウォン以上『飛んだ』。米国上場以後初めて出した実績が市場期待値を下回り、株価が急落している。会社側はIPO(企業公開)と株式ベースの報酬による一回限りの費用が大きく作用したという説明を出したが、証券家と投資家の反応は冷たい。12日(現地時間)、米国ナスダック証券市場でネイバーウェブトゥーンの子会社であるウェブトゥーンエンターテイメント(NAS:WBTN)は前日比0.72ドル(5.65%)下がった12.03ドルで取り引きを終えた。9日だけで7.88ドル(38.20%)下がって、さらに下がったのだ。取引日基準2日間で、時価総額は10億7847万ドル(約1兆4780億ウォン)ほど消えた。ウェブトゥーンエンターテイメントは6月27日、米国ナスダック市場に上場した。当時公募価格は希望範囲上端の21ドル、企業価値は26億7000万ドル(約3兆6600億ウォン)だった。株価が上場翌日には25.66ドルまで上がり、企業価値も最高4兆4000億ウォン台に達した。以後、株価は20ドル台だった。

今週の急落には業績の影響が大きかった。ナスダック上場以来初めて公開したウェブトゥーンエンターテイメントの4~6月期の当期純損失は7660万ドル(約1050億ウォン)だった。使用側は、IPOと株式ベースの補償など、1回限りの費用で一般・管理費用が前年同期比2.6倍増えた1億3780万ドル(約518億ウォン)に達した影響だと説明した。売上上昇幅も大きくなかった。ウェブトゥーンエンターテイメントの第4~6月期売上高は前年同期比0.1%増加した3億2100万ドル(約4404億ウォン)だった。これに対しても使用者側は日本で有料コンテンツと広告売上が最大値を更新したが、ウォンや円など通貨安が響いたと解明した。それでも投資家たちの「売り」行列を防ぐことはできなかった(マネートゥデイ)・・>>

 

本題とは関係があるようなないようなそんなところですが、シンシアリーは最近『コンテンツ』にたっぷりハマっています。いままでもそうでしたが、特に。よく訪れる日帰り温泉に漫画がタクサン用意されていて、『はじめの一歩』など気になっていた作品を頑張って読んだりしています。テレビでも、前からもうちょっとちゃんと見たかったキン肉マンとか、逃げ上手の若君とか楽しく見ています。ゲームはいまさらですがドラゴンズドグマ2をクリアー、聖剣伝説新作が気になっているところです。映画はあまり見ていませんが、キングダムは上映中に映画館で見たいですね。これを『忙しい』と言っていいのかどうか。

 

 

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