自民党総裁選、韓国メディアの報道・・「もっとも人気は石破」「高市はリトル・アベ」など

日本側の報道とほとんど重複するのでどうしようかと思いましたが、ここらへんで一つ韓国メディアの記事を紹介したほうがいいかなと思ってエントリーしてみました。時事ネタ便乗ともいいます(笑)。ちなみにシンシアリーは、まだ確定というわけではありませんが、現状では高市早苗さんと小林鷹之さんのどちらかがいいのでは・・と思っています。ただ、二人についてまだまだ知らないことが多すぎるので、前の発言とか、そういうところをもっと調べてみたいと思います。

今回、コメント欄の意見も、できれば「私は~を支持する」を前提にしてのもの(誰を支持しているのかも書かずに他の候補を批判するばかりの意見はやめてほしい)であってほしいところです。まず各メディアが強調しているのは、石破茂さんが世論調査で一番人気だ、という点です。また、「『ポスト岸田』候補とされる人たちの中では、もっとも親韓だ」としています。これはソース記事のヘラルド経済だけでなく、多くのメディアの共通した書き方です。あ、そして、以下、引用部分以外の呼称は『さん』に統一しました。河野太郎さんについては、河野談話の河野洋平の息子だという話を強調しながらも、2019年河野さんが外務大臣だった頃の対応などで、「韓国では思わしくないイメージがある」ともしています。

 

小泉進次郎さんと小林鷹之さんについては、「若い政治家」である点を強調しています。ただ、小泉さんについては、韓国では(安倍元総理の前には)ラスボス扱いだった小泉元総理の息子ということもあって、その点も強調されています。小林さんについては、観光であまり知られていない名前だからか、あまり内容がありません。ただ、高市早苗さんもそうですが、「靖国神社に参拝した人」という話がよく出てきます。なぜかソース記事には相応の記述がありませんが、聯合ニュースなど多くのメディアで確認できます。高市早苗さんについてはちゃんとその部分も書かれていて、記事は高市さんのことを「リトル・アベ」としています。他に、外務大臣である上川陽子さんも有力候補としています。また、茂木敏充さんは金利引き上げを主張したことがある、とも。字数制限のある記事で金利の部分を選んだのはなぜか、ちょっと気になります。ざっくりまとめるとこんなところ、でしょうか。以下、候補紹介以外の部分、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・岸田文雄夫日本首相が自民党総裁選挙不出馬を宣言し、「ポスト岸田」候補立ちの競争が本格化している。昨年末からの自民党派閥裏資金スキャンダルで派閥の解体が進行された後、初の党総裁選挙で、既に候補に取り上げられる人だけ10人余りだ。2000年以降、総裁選挙は5人以下の候補で行われた。19日、朝日新聞、日本経済新聞などによると、自民党は20日、選挙管理員会を開き、総裁選挙日程を決定する。投票日は来月20日あるいは27日が有力だ。内閣制の日本は多数党代表が首相となる。

小林鷹之(49)元経済安保相がこの日、最初に出馬を宣言し、2021年総裁選挙の時、高い世論の支持にもかかわらず党内支持を確保できなかった河野太郎(61)デジタル大臣も出馬を既定事実化した。今回が5回目の挑戦である石破茂(67)元幹事長は22日、地域区鳥取県で出馬宣言をすると伝えられた・・・・日経は「候補者として10人以上」とし「早く出馬を表明し、メディアの露出を増やして知名度不足を補完していくという戦略」と分析した。この他にも、上川陽子外務相、高市早苗経済安保担当相、小泉新二郎(43)前環境相、もてぎ豊水幹事長(68)など10人ほどが出馬すると予想される・・

 

・・これらの候補は、自民党国会議員372人のうち20人の推薦署名を得なければならない。推薦署名は慎重な政治行為で、現在20人を集めることができる候補は小泉元環境環境相、河野デジタル相など一部に過ぎないと日経は伝えた。日経は「推薦人を十分に集めることができず、出馬できない議員もいるだろう」とし「誰が出馬を放棄するのか、菅義偉元首相と岸田首相がどの候補を支持するのかが選挙構図に影響を及ぼす可能性がある」と分析した。圧倒的な支持を得ている候補がいないため、今回の自民党総裁選挙候補は大きな混戦が予想される。推薦20人が確定した後、候補者が最も多かった年は2008年と2012年で、当時候補者は5人だった。一方、自民党は今回の総裁選挙で資金スキャンダルのイメージ刷新に繋げる考えだ。日経は「自民党は派閥政治資金問題で支持率が低い中、総裁選挙で政策討論を通じて政権運営能力を見せてイメージ回復を目指している」と伝えた(ヘラルド経済)・・>>

 

 

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