昨日まで、何箇所かひな祭りを回ってみました。いつも訪れている鴻巣と、今回初めて訪れた真壁のひな祭りの写真を載せてみたいと思います。前にも書いたことがありますが、朝鮮半島には伝統人形というものがありません。古代、なにかの儀式の意味で使っていた人形(というか、人の形をしたもの)なら出土されたものがありますが、それから「人形」と呼ばれるほど文化として成立したものはありません。たまに空港などで伝統人形「っぽい」ものを見かけたりしますが、それは陶材の人形などに「伝統っぽく色を塗った」だけのもので、伝統人形はありません。というか、世界的に見ても、雛人形のような形で身近に残っている、そして発展してきた伝統人形は珍しい存在ではないでしょうか。余談ですが、レナのように自分でカスタマイズできるドール(私はウィッグ以外あまり変えませんが、瞳の色まで細かくカスタマイズできます)も、日本から始まったと言われています。それでは、鴻巣の「びっくりひな祭り」と、「真壁のひなまつり」、写真を載せてみます。申し訳ございませんが今日の更新はこれだけです。明日(月曜)からまた普通に更新いたします。本エントリーのコメント欄は自由に使ってください。
まず、ほぼ毎年訪れている鴻巣のびっくりひな祭りです。なんか何箇所か会場があって、週末などはシャトルバスが運行しています。ここはメイン会場の「エルミこうのすショッピングモール」。日本最大とされるひなピラミッドがあります。ショッピングモールだけあって食事できる店も多く、歩いて30分位の距離(バスのほうがいいですが)に有名な人形店もいくつかあります。
ここからは別会場の写真です。特に印象的だったのが、雛人形で再現された(?)パリオリンピック。写真は、雛様がやり投げしているシーンです。多分五人囃子の雛人形がブレイクダンスやっている展示もありました。これでいいのか・・とも思いましたが、ま、別にいいじゃないでしょうか。見ていて面白かったし。
ここからは「真壁のひなまつり」です。街の多くの店が、雛人形またはそれに準ずるなにか(ぬいぐるみもありましたが)を展示、一部の店では販売もしています。なんと、神武天皇遥拝殿にも雛人形が展示されていました。ここから下2番目の写真です。店の中に展示されている場合が多く、(買う予定もないのに)入っていいのかなと心配でしたが、皆さん、笑顔で迎えてくれました。
途中で「偕楽園」に寄りましたが、咲いてるところは咲いている、といった感じでした。まだ早いと思いましたが、それでも天気もよく(3月1日)、人は結構多く、高速道路も結構渋滞していました。
最後にレナの写真を一枚。
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。本当にありがとうございます。<THE NEW KOREA(ザ・ニューコリア)>という1926年の本で、当時の朝鮮半島の経済・社会発展を米国の行政学者が客観的に記録した本です。著者アレン・アイルランドは、国の発展を語るには「正しいかどうか」ではなく、ただ冷静に、データからアプローチすべきだと主張し、この本を残しました。どんな記録なのか、「正しい」が乱立している今を生きる私たちに、新しい示唆するものはないのか。自分なりの注釈とともに、頑張って訳しました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年3月2日)<THE NEW KOREA>です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。 ・準新刊は、<自民党と韓国>です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。 ・既刊として、<Z世代の闇>も発売中です。いまの韓国の20代、30代は、どのような世界観の中を生きているのか。前の世代から、なにが受け継がれたのか。そんな考察の本です。 ・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。