韓国メディア「李在明大統領の訪日で日本はお祭り状態で、石破総理の支持率も上がった」

米韓首脳会談関連で、ほとんどのメディアが高い評価をしている中、米韓首脳会談(及びその前の日韓首脳会談)で最大のメリットを得たのは、石破茂総理だという主張が出ました。だから、各種懸案においても譲歩、または「誠意」を見せるべきだ、というのです。ファイナンシャル・ニュース(28日)の、専門家(国家安保戦略研究院というシンクタンク出身の大学教授)のインタビュー記事です。特に、李在明大統領が米国より日本を先に訪問したことで、「日本はあまりにもびっくりして目が丸くなって」「日本では完全にお祭り雰囲気になって」(直訳)、それが石破総理の支持率上昇につながった、だから各種懸案事項においても、石破総理は韓国側に譲る、または誠意を見せるべきだ、というのです。はてさて。他にもいくつか話しているので、以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・(※「李大統領が米国に行く途中、日本を先に訪れた」というテーマで)最も大きな受益者は石破総理だ。支持率が突然20%まで上がった。李大統領が訪日することで、非常に大きな受益者になった。日本の立場では二つの次元で、大盛りあがりするしかない。8月15日があるので、普通は8月には訪日しない。日本の立場からすると本当に目が丸くなることだ。だから、日本では、とてもお祭りの雰囲気になった。日本のメディアも、分析記事をたくさん載せてきた。日米韓共助を望むワシントンの立場からしても、これで大きな負担がなくなったわけだ・・・・各種懸案問題に関して、日本も慎重に、少しでも一歩を踏み出してほしい。誠意を示すべきだということだ。 8月に李在明大統領が訪日したのは、韓国情緒を超えたものだ・・・・未来志向のために両国が進むことができる措置を、日本もしてくれることを期待する(ファイナンシャルニュース)・・>>




他に、韓国では「仲介外交」が再び盛り上がっていて、10月末に韓国慶州で開かれるAPECに、トランプ大統領と習近平主席が一緒に参加して米中首脳会談をやるとか、金正恩委員長も参加して米朝首脳会談が行われるとか、そんな話で盛り上がっています。その話と、在韓米軍についての部分も引用してみます。読んでみると、在韓米軍問題、農産物開放、関税合意に関して韓国側からなにかの要求があってトランプ大統領が受け入れなかったこと、などなどは、「会談でそんなことはなかった」としています。これは各メディアの記事によって書き方が異なりますが、「中国関連の圧迫(在韓米軍の役割拡大、貿易関連)もなかった」ということになっています。これ、会談の非公開部分で言及があったのではないか、と思われますが。

<<・・(APECに習近平主席と金正恩委員長が出席しそうだ、という話について)11年間、習近平主席が韓国を訪問したことはななかった。 APECは今年は慶州で開催され、来年は北京で開催される。その後、日中韓首脳会議も予定されている。そのため、韓国首脳が、来年に2回は中国に行くことになる。それなのに、もし習主席が今年APECに来なければ、首脳外交として合わない(※こちらが訪中したから、習近平主席も訪韓するのが慣例、という意味)。変数は、金正恩委員長が出席するかどうかだ。金委員長は5月8日、ロシアの戦勝節行事に招待されたが、参加しなかった。金正恩は多国間外交をあまりしない。21人の首脳の間に対等な立場として立っていることはできないからだ。北朝鮮はAPEC加盟国でもない。むしろ、トランプ大統領がSNSを通じて板門店に行くから金委員長も出てくるように、と書くのが実現可能性がある・・>>




<<・・(※李大統領が米国行の途中、飛行機内で『在韓米軍の柔軟性拡大に同意できない』と話したことについて)台湾の有事の際、駐韓米軍が抜け出して台湾の防衛をすれば、韓国としては北朝鮮関連リスクにおいて安保空白が生じることになる。そのため、李大統領が在韓米軍の柔軟化については受け入れられないという話をした。会談の雰囲気から見ると、少しだけ総論するにとどまったが、その理由は、問題を深く入ると、対中国対策としての流れになるため、両側首脳が少し慎重を期したようだ。

(※トランプ大統領が在韓米軍基地所有権に関心が本当にあるのだろうかということで)不動産開発業をしたトランプ大統領は、土地を見るだけで自分のものにしたくなったのだろう。すでにグリーンランドとメキシコ湾でもそうだったし、ガザ地区を休養地にしようともした。韓米相互防衛条約4条と韓米駐屯軍地位協定(SOFA)2条によって、在韓米軍基地を、韓国政府が米軍が駐留することに「供与する」という表現を書いている。法的に難しい問題だ。トランプ大統領は、私たちが全く想像していない問題に関しても異なる発想で話してくるので、そんな突発な事態について、いつも準備をしなければならない(ファイナンシャルニュース)・・>>




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。