高市早苗首相を「推し」するという流れのことを、サナ活と言います(言うそうです)。政治家ですし、「活(勝つ)」がつくのは面白いですね。日本語って楽しいな、と改めて思う今日この頃であります。中央日報がこのサナ活を記事にしたので、紹介します。どうせ次はまた台湾が~国際情勢が~な記事になる可能性が高いので、たまにはこういう話題でも、と。韓国でこういう記事を載せるのは、ちょっとした勇気が要ります。実際、今回の中央日報の記事も、ダウム、ネイバーともにコメントはほとんどなく、あるのもほとんどは記事内容への批判だけです。もうちょっと調べてみても、サナ活について報じているのは中央日報(14日)とニュース1(10月29日)くらいでした。ニュース1の場合、「韓国好きだと言ってからこのような動きが起きた」としています(笑)。いつもの「日本メディアがそう書いている」という書き方ですが。
それぞれの記事で面白かったのは、まず、ニュース1では「今まで日本では見られなかった動き」という内容です。不特定多数の女性がサナ活の形で政治家を応援するのは、日本ではあまり見られなかったことだ、とのことでして。初の女性総理というのもありますが、なにか惹かれるものがある、ということでしょうか。中央日報の記事では、このような現象を「予想外」としています。台湾の有事の際に関する発言で中国と対立しているが、日本国内では「予想外にも」サナ活のような現象が起きている、というのです。やはり、「中国と対立する」ということに対して、日韓では考え方そのものが根本的に異なるからでしょう。以下、<<~>>で引用してみます。ちなみに私はレナ推しに忙しいです。
<<・・高市早苗日本首相が就任して以来、若い女性の間で、彼女を愛称「サナ」と呼ぶ現象がSNSを通じて素早く拡散している。ラシサなど日本メディアは(※10月)29日、「21日に発足した高市内閣に若い世代の関心が集まっている」とし、このような現象を集中照明した。報道によると「サナ」は首相の名前である「サナエ」から取られたものだが、呼称が拡散するのに決定的役割を果たしたのは「韓国が好き」という高市首相の発言だったという。高市首相は去る21日、首相就任記者会見で韓国との関係強化について積極的に話し、「韓国海苔が大好き。韓国化粧品も使用して韓国ドラマも見ている」と話した。直後、首相に対する若い世代の関心が高まり、SNSには彼女を「推し」として応援する動きはもちろん、「#サナ活」(ファン活動)というハッシュタグまで登場したという・・
・・現在、SNSには高市首相が記者会見で使用していたボールペンや、持っていたバッグを特定して同じ製品を購入するなど、主にアイドルを対象とする「推し活」(応援するファン活動)も活発だ。それだけでなく、高市首相の政策を共に勉強しようという投稿まで登場し、首相に対する関心が政治にまで広がる兆しもある。メディアは、不特定多数の若い女性たちが自発的に政治トレンドを主導する姿は、既存の日本政治で珍しいファンダム型政治参加という点で、これまでとは違った新しい動きだと報じた(※ニュース1の10月29日の記事で、当時はこの記事だけでなく、「韓国海苔好きだと言った」とかの記事が結構多かったですが、特殊飛行チーム・ブラックイーグルズの件があってから一気に消えました)・・>>
<<・・日本の女性の間で高市早苗首相への「サナ活」熱風が吹いている。日本初の女性首相である高市首相を呼ぶ愛称「サナ」にファン活動を意味する「活」を加えた言葉で、政治的に支持することを越えて、高市首相のファッション、食べ物の好みまで伴にする現象を意味する。「台湾有事時介入」時事発言で中国と対立しているが、日本国内では予想外の人気を集めている・・(※鞄、ボールペンなど高市首相の使う製品に人気が集まっているという話の後に)・・青色を楽しんで着るファッションへの関心も高い。首相就任前には暗い色を主に着ていたが、就任後、明るい青色のスーツをよく着る姿が捉えられた。日本メディアは、ファッションに政治的意図が隠れていると見た。読売新聞は「カーガレットサッチャー元イギリス首相も青い服を好んで着た」とし「日本のサッチャーというイメージを標榜している」とした。安倍晋三元首相も藍色のスーツをよく着ていたが、政治的継承を意味するという分析もあった。
久保南海子 愛知州大学心理学科教授は、「政治家もアイドルのように『応援したい』という仕組みは似ている」とし、「(高市首相の)政治思想に同調するよりは、素敵な女性に対する憧れに近い」とした。しかし、高市首相の高い支持率には、サナ活の影響も無視できないという主張もある。読売新聞世論調査によると、10月の高市首相への18歳~39歳の支持率は約80%に達し、前任の石破茂首相の15%に比べて圧倒的だった。高市首相は「私が持っているバッグやペンを買う方が多いから、圧を感じます」とし、「(サナ活が)若い世代が政治に興味を持ったきっかけになれればと思います」と話した(中央日報)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。