メキシコ、韓国などに関税・・韓国メディア「CPTPPで解決だ」

一つ前のエントリーでお伝えしましたが、13日、李在明大統領が日韓首脳会談のため来日します。日観(日本観光)首脳会談になるのではないか、そんな気もしますが。そんな中、またCPTPPが話題になっています。前からこの話がずっと出ていましたけど、実は、メキシコが韓国に関税をかけることになって、CPTPP関連議論がさらにヒートアップしています。11日のニューデイリー経済(ニューデイリー)、8日のアジア経済、などなどが報じています。前回、同じ内容を書きましたが、すでに訪日前に「日中対立で出来ることはない」と話した李大統領。これは、中国側から「前もって言っておくように」と言われた可能性もあります。そんな中、まずは水産物輸入再開が必須となる(他の会員国との公正性のためでもあります)のに、李大統領は日韓首脳会談でCPTPPを言い出しながら、何を言うのでしょうか。

日本としては、表向きにはなにかそれっぽいことでもいいながら、「そうですかよかったですね」といえばそれだけ・・いまはそんな雰囲気です。個人的に、8日にお伝えしたレアアースの話(日米豪の鉱物協力に韓国が参加する話)が出てくると思っています。タイミング的に、南鳥島のこともありますし。いろいろ、「日本にとってどんな利点があるのか」が見えません。もちろん会談(非公開部分も含めて)の内容によって結果も変わるものでしょうけど、今の時点では、そんなところです。そもそも、外交において、「私はあなたになにもしないけど、あなたは私になにかをしてくれ」というスタンスがうまくいくわけないでしょうし、そういうのを受け入れてやっても、いいことはなにもありません。日本では、解散選挙の話まで出ています。なんか、金の流れが「よっ、待ってました」な動きを見せている(日経平均、TOPIXの先物が急騰)とも聞きます。




これは良い話ですが、同時にこの上昇の勢いを「管理」する必要もある時点です(今の株高など肯定的な流れは、高市首相の勝利を前提にしてのものになる)。少なくとも現時点では、高市首相のモテナシ3種セット(コスメ使ってる、海苔食べてる、ドラマ見てる)で十分じゃないだろうか、いまはそんなところです。以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・政府が、米中対立による対外リスクに戦略的に対応するため、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)加入検討カードを再び取り出した。外交部がCPTPP加入推進を公式化した中、日韓首脳ともにCPTPPに関心を示しており、今月中旬に予想される日韓首脳会談でCPTPP加入が議題で取り上げられる見通しだ。6日、大統領府などによると、李在明大統領が5日、習近平中国国家主席と2ヶ月ぶりに首脳会談を行ったが、今月中旬には、高入早苗 日本首相と首脳会談の予定だ。李在明政権発足後、CPTPP加入の必要性がずっと提起されただけに、今回の日韓会談で韓国のCPTPP加入も議題になると見られる。CPTPPはアジア太平洋地域の日本・ニュージーランド・マレーシア・メキシコ・ベトナム・ブルネイ・シンガポール・チリ・カナダ・ペルー・オーストラリアなど11カ国を中心に発足した多国間自由貿易協定(FTA)だ。 2024年12月、域外国家であるイギリスが加入手続きを完了して12カ国に増えた。




先月の外交部業務報告で外交部長官は「経済領域を広げるためのCPTPP加入と日韓経済協力パートナーシップ構築を推進する」と、日本が主導するCPTPP加入再推進方針を公式化した。産業通商部長官も先月、業務報告事後ブリーフィングで「CPTPP加入の可否と範囲、時期、推進戦略などに対する検討を本格的に開始する」と明らかにした。これは李在明大統領の意思が反映されたものだ。10月国務会議当時、李大統領は「日韓自由貿易協定(FTA)よりは日中韓FTA、日中韓FTAよりはCPTPPでアプローチした方が良い」とし「今まで米国、中国など主要国家中心に関係を続けてきたなら、今は輸出市場も多様化しなければならず、市場開拓も政府レベルで広げなければならない」と話した(ニューデイリー)・・>>

 

<<・・メキシコが自由貿易協定(FTA)を締結していない国家を対象に大規模な関税引き上げに乗り出したことで、韓国の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)加入の必要性が再び水面上に浮上している。グローバル通商秩序が、ブロック中心に再編される流れの中で、韓国が主要貿易圏の外に留まる場合、不利益が避けられないという認識が広がっている。8日政府によると、メキシコ政府は1日から韓国・中国・インドなどFTA未締結国を対象に、自動車・鉄鋼・家電・繊維など合計1463品目に対して最大50%に達する関税をかけている。一方、日本・カナダ・オーストラリアなどCPTPP加盟国​​には、既存の無関税または低関税体系が維持される。同じ市場、同じ品目であっても「貿易ブロック加入可否」によって価格競争力が分かれる状況が明確になったわけだ。

韓国の場合、自動車・鉄鋼・家電・繊維など主要輸出品目が直接的な影響を受ける。業界では関税率が平均的に従来比10~25%ポイント上昇したと見ている。特に衝撃が集中する分野は自動車と鉄鋼である。韓国の対メキシコ自動車部品輸出額は年間16億ドル以上で、完成車より中間材比重が高い。部品に課せられる関税は現地組立費用を引き上げ、価格転換または納入構造調整圧力につながるしかない。鉄鋼も年間190万トン以上がメキシコに輸出されており、一部品目は関税率が最大50%まで高まる可能性が提起される(アジア経済)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。