韓国メディア「こんなに半導体好況なのに、経済はマイナス成長した」

前から「半導体による錯視」という指摘はありましたが、いま、半導体関連でものすごい好況(というか、需要と供給がおかしくなっていますね)ですが、去年10~12月で韓国はまいなす0.3のマイナス成長でした。韓国では逆成長とよく言います。東亜日報(22日)、韓国経済(22日)などが報じていますが、あまり話題にはなっていません。文在寅政権や尹錫悦政権のときも、こんな流れ・・なぜか支持率が下がりそうな内容は話題にならない(一応、報道はされていますが)現象がなかったわけではありませんが、気のせいでしょうか。李在明政権で、このような流れが強くなっている気もします。「支持率上げてやる」とでも思っているのでしょうか、それとも支持率が高いから何も言えないのでしょうか。

前々から本ブログだけでなく、韓国関連ブログや、韓国内のメディアもずっと「不況」を主張していましたが、実際の数値と、そういう指摘のギャップが、いっそう鮮明になった、とでも言いましょうか。ちなみに、2025年は2%成長、2024年は2%でした。一時、中国は10%、韓国は5%成長「しないといけない」と言われる時期もありましたが、いつのまにか中国8%韓国4%になって、いまでは中国5%とされていて、韓国ではそもそも似たような話が消えました。以下、<<~>>で引用してみます。




 

<<・・昨年韓国経済成長率が1.0%にとどまったと、韓国銀行が22日発表した。いままで6番目に低い数値であり、前年(2.0%)に比べて半分になった水準だ。消費は増えたが、建設・設備投資と輸出などが同時に減少した点が成長率を引き下げる主な要人になった。特に昨年第4四半期(10~12月)は0.3%逆成長していた。この日、韓銀によると、2025年第4四半期実質国内総生産(GDP)増加率は、マイナス0.3%と集計された。これは韓銀が昨年11月に提示した予想値である0.2%を0.5%ポイントも下回る数値だ。2022年第4四半期(マイナス0.4%)以降、3年ぶりに最も低い四半期成長率だ。

「年間成長率1%」は韓銀の11月の見通しと一致したもので、いままでで6番目に低い。もっとも低かった年は、1998年の通貨危機(※いわゆる「IMF期」)当時のマイナス4.9%だ。2次オイルショックが発生した1980年(まいなす1.5%)と新型コロナパンデミックの時期である2020年(マイナス0.7%)にも、逆成長した。0%台の低成長を記録した事例も、1956年(0.7%)と、グローバル金融危機(※リーマン・ブラザーズ事態などがあった時期)である2009年(0.8%)の2回だけだ(東亜日報)・・>>




 

<<・・昨年末から、半導体大型株を中心に上昇傾向が急速になり・・(※KOSPIが急激に上がったという話のあとに)だが、この日発表された実物経済指標は、これと雰囲気が全く違うものだった。韓国銀行は昨年第4四半期(※10~12月期)実質国内総生産(GDP)がマイナス0.3%で逆成長したと発表した。昨年第1四半期マイナス0.2%を記録した後、第3四半期ぶりに逆成長が再び現れた。これは2022年第4四半期に記録したマイナス0.4%以降、最も低い数値となる・・・・成長貢献度を見ると、民間と政府、内需と純輸出などがすべてマイナスだった。経済主体別に分類した時は、民間がマイナス0.2%ポイント、政府がマイナス0.1%ポイントですべて逆成長に寄与した。

項目別に見ると内需がマイナス0.1%ポイント、純輸出がマイナス0.2%ポイントで、やはりどちらもマイナスだった。内需と純輸出の両方がマイナス寄与度を記録したのは、2003年第1四半期(それぞれマイナス0.3%ポイント)以来、22年ぶりのことである。証券市場の好況にも、実物経済がマイナス担った理由について、韓国銀行は「価格中心の好況だからだ」と分析した。イ・ドンウォン韓銀経済統計2局長は「輸出部門で半導体好調が持続した部分が証券市場に反映されたようだ」としながらも「第4四半期の半導体輸出は良かったが、相当部分が、価格上昇による効果であり、物量が大きく増える効果ではなかった」と話した。

実質GDPは、価格の流れを除いた後、生産物量を基準に経済成長勢を判断する指標だ。生産量が増える状況ではGDPが大きく増加するが、価格だけ上がる場合には、さほど反応しない。局長は「物量まで見る名目GDP資料が3月に出れば価格部分が反映されるだろう」と付け加えた。半導体企業の投資行動変化も影響を与えたと分析された。同局長は「いままでは、半導体企業が先に投資するやり方で好況を準備する戦略を展開したが、最近は好況と同行する時点に投資する側面がある」とし「現在の供給能力がない超需要状況で価格が上がっている」と説明した。そして「今年は人工知能(AI)関連半導体工場への投資も進んでいるから、供給能力が増えれば(GDPも)増加するだろう」と見通した(韓国経済)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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