ちょうど今日(ネット掲載時点で)の産経新聞社説にも南鳥島のことが載っていましたが、南鳥島での深海レアアースが世界的に注目されています。まだまだ試掘ですが、良い結果を期待したいところです。探査船「ちきゅう」はそろそろ現場についたところでしょうか。韓国でも、一応、報道はされていますが、あまり話題にはなっていません。「中国の関連措置で日本は大いに困っている」という根幹設定に合わないからでしょうか。もし成功しても、普通に採取できるようになるのはもっと先のことになるでしょうに。この件で検索してみると、いまより、2014年、2018年の記事が多くヒットします。特に2018年は、研究成果が科学専門紙に載ったり、CNNなども報道していたからか、韓国各メディアがこの件を結構取り上げていました。ニュースタウン経済(2018年4月17日)は「中国の独占的地位が完全に消えるかも」「日本経済を大きく変えうる潜在力」と、東亜日報(2018年4月11月)は「成功してもしばらくはなにもできない」としています。以下、<<~>>で当時の記事を紹介します。良い結果を願っています。
<<・・「日本南鳥島海底無限大の希土類(REM)存在」(※題)「今後の日本経済を大きく変える可能性」(※見出し)東京・小笠原諸島の南鳥島周辺の海底に、精密機械などに使われる希土類金属(REM=Rare Earth Metals)を含む豊富な泥が存在していることが、最近の専門家たちの調査で明らかになったと、日本のメディアと米国のCNN放送が伝えた。海底泥の中に含まれていると思われるREMの含有量は、数百年間の需要を満たすことができるほどの、ほぼ無限大と呼ぶこともできるほどの水準だと推定されているという。
日本の研究者たちは、日本経済の未来を大きく変えることができる「膨大な可能性」を内包していると指摘した・・・・日本大学などの調査チームによると、この島の海底には約1600万トンの泥(推定値)の中に、莫大な量の希土類が含まれている、ということだ。上記の量の泥の塊には、世界中の希土類需要に換算した場合にイットリウム(Yttrium)は780年分、ユーロピウム(Europium)は620年、テルビウム(Terbium)は420年、ジスプロシウム(Dysprosium)は730年分が含まれている。
日本の調査チームは報告書で、これらのREMに対して、世界中に無限に供給できる可能性を持っていると分析した。希土類は、スマートフォン、ハイブリッド車(Hybrid Vehicles)、ミサイルシステムなど、先端機器の製造に欠かせない素材だ。例えば、今回発見された希土類のうち1つであるイットリウムは、カメラレンズや携帯電話のスクリーンに使用される。一方、米国地質調査局(USGS)側は、希土類元素自体は地球上に比較的豊富に存在するが開発が可能な鉱床を形成する場合はごくまれであり、南鳥島周辺海底での発見は含有量という観点から非常に重要性が高いという説明だ。
2015年現在の基準で、世界の希土類生産の約95%は中国が握っている。このため、日本をはじめとする各国は、価格設定と供給という問題で中国に依存している実情だ。中国は、場合によっては、希土類を武器として、相手国を圧迫する手段としても活用したりする。経済制裁に利用することだってある。そのため日本が今回発見した希土類供給源を手に入れるようになると、中国のこれまでの独占的地位は完全に消えることになる。日本の研究者たちは「近いうちに開発が可能だ」という意見を出している(ニュースタウン経済)・・>>
<<・・「日本、海底希土類発見したが、しばらくはなにもできない?」(※題)・・・・しかし、希土類を海の下で採掘する技術を開発するまでにはかなりの時間がかかるものと見られる。これに先立ち6日、日本工業新聞報道によると、日本当局は7月から自律無人潜水艇機械(AUV)を利用した希土類採掘及び引き揚げのためのシステム研究開発を開始する。これは日本内閣府が主導する政策「戦略的革新創造プログラム(SIP)」次期課題だ。プロジェクト全体で見た時、年間20~30億円がかかると予想され、期間は2022年まで5年間である。これに先立ち、2014年SIPは沖縄沖海水深700~2000mの海底を調査対象とした。今、南鳥島周辺の海に調査対象を拡大するということだ。また、水深2000mより深い海で使用できるように既存技術を開発する。また、6000mの深海底で希土類泥採掘が可能な技術も開発する。2022年には南鳥島で実際のテストを進めることを目指してい(東亜日報)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。