ええっと、トランプ関税25%関連ですが、やっと「対米投資特別法」関連会議が開かれました。韓国の場合、日本やEUとは異なり、米韓関税合意を履行するためには、多くの国内法を直さないといけません。だからそのための特別法が必要ですが・・いまになって、やっと関連委員会の会議が始まったわけです。しかし、野党「国民の力」がボイコットし、何もできなかったとのことです。本当は秋頃、遅くても去年中には国会を通過しているはずの法ですが。与党「共に民主党」によって、文在寅政権の頃からずっと推進してきた、いわゆる司法改革の一環とされる法案が関連委員会を通過しました(委員会を通過しただけで、まだ国会で可決されたわけではありませんが、この流れだと通過しそうです)。簡単に説明しますと、最高裁で判決が出た案件でも、憲法訴願という形で再び裁判をして、結果を覆すことができるようにする内容で、国民の力は「李在明大統領のための法案だ」と反対してきました。
それが委員会を通過したことで、今回は国民の力が、対米投資特別法の関連委員会での審査に応じなくなった・・という、わかりやすすぎでよくわからない、そんなパターンです。東亜日報(12日)などが報じています。また、デイリアン(12日)によると、太陽光発電関連の中国製部品を、韓国製にして米国へ輸出していた人たちが摘発されました。前から本ブログや一部の経済メディアが指摘していた、「迂回輸出」「タグ替え」などの現象の一部だと言ってもいいでしょう。今回の場合は法律的にも問題があるから摘発されたものの、実は合法ぎりぎりでもなんとかなる(中国からほぼ完成しているロボットアームなどを輸入し、韓国で適当に組み立てただけのものが韓国製として輸出されたる)という話もありまして・・こういう迂回輸出、本当なこれこそが貿易協定などでもっと話題になるべきではないのか、そんな気もします。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・米国が相互関税を25%に再び引き上げる方針を明らかにしたことにより、与党・野党の合意で発足した「対米投資特別法処理のための特別委員会」が12日に初会議を開いたが、与党の「司法改革」法案強行を理由に、会議はすぐに中断された。対米投資特別法特位はこの日、初めての会議を開き、財政経済部と産業通商部などから業務報告を受ける予定だった。だが、野党幹事である国民の力 朴洙瑩 議員が委員長および幹事選任議決の後、「今日の会議を中断し、一方通行を防ぐことができる方案について、与党と野党の間にもうちょっと何か合意を作り出した後に、会議を再度続行することを主張する」と明らかにした。朴議員は「与・野党間で合意して、この法案は合意した後に通過させることにしておいて、また(司法改革法案は)法制司法委員会で一方的に通過させている、このような行動について、私は怒りと糾弾するしかない状況だ」と説明した。
前日午後、与党はほ法制司法委員会で法歪曲禁止関連条項の新設、大法官増援、裁判訴願制(※最高裁の判決内容でも憲法訴願という形で覆すことができるようにすること)導入などを盛り込んだ司法改革案を、野党の反発の中に強行処理した状況で、対米投資特別法議論を普通に進行することなどできないという趣旨だ。与党幹事である共に民主党の 鄭泰浩議員は、「他の政治的要因によって特別委員会の運営が影響を受け続けるのは、今、特別委員会でやららなければならない課題を考えた場合、ありえないことだ」としてそのまま進行することを要求した。だが、野党所属の委員長などが会議を非公開に転換し、結局、この日の会議は中断され、それから1時間もならない時点で、終了となった(東亜日報)・・>>
<<・・関税庁仁川本部税関が、中国産太陽光部品130万セットを韓国産であると虚偽表記し、米国に迂回輸出した中国業者を摘発して検察に送致した。仁川本部税関は、中国産太陽光ジャンクションボックス130万セット(47億ウォン相当)を国産ということにして不法輸出した中国人A氏(48歳)を対外貿易法、関税法、FTA関税法違反の疑いで検察に不拘束送致したと12日、明らかにした。太陽光ジャンクションボックスは太陽光パネルで生産された電気を集結してインバータに伝達する核心部品だ。調査の結果、A氏は米国が2024年5月、中国産太陽光製品関税を25%から50%に大幅に引き上げてから、米韓FTAを利用して韓国を経由地にした。
A氏は2024年8月、国内に法人を設立した後、中国産部品を製造用原材料として申告し、原産地表示の免除を受ける中韓FTA特恵を通じて、関税なしに国内に持ち込んだ。以後、A氏は取り込んできた物品を特別な工程なしに、そのまま、または単純加工だけを経て、米国に輸出した。この過程で原産地を韓国産として虚偽記載した証明書を発行されるなど、貿易書類を操作して韓米FTAの0%税率を適用された。A氏はこのような手法で計19回にわたって・・・・原産地ロンダリングして輸出したことが確認された(デイリアン)・・>>
明日(なんと13日の金曜日)は、1日休みを頂くことになりました。いつもは週末に休む事が多いですが、今回は金曜日になりました。次の更新は、14日(土曜日)の11時頃に致します。
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。