米国、中国に「石油、イランではなく米国から買えばいいじゃん」・・首脳会談の議題か

つい昨日、「どうせイランは中国に石油を売ることになるから、中国こそが得をする」「中国はイラン事態を見て密かに微笑んでいる」とする韓国専門家の主張を紹介しましたが・・1日も経たないうちに、「中国との首脳会談で、米国は『イランではなく米国から買うように』と要求するだろう」というニュースがありました。単に止めるのではなく、「エネルギー安保そのものへの直接的な影響力と、金銭的にな得まで手に入れる」ことを目指しているのではないか・・な気がします。YTN(6日)などが報じています。昨日の朝(二つ前のエントリー)、韓国の中国専門家が主張した内容は、どうせ中国にはイラン産の石油が統計上では確認できず、「メイドインインドネシア」などの形で入ってくるという前提のものでした。

「中国統計にはイランが取られません。だから今、中国のような場合は、これが今は問題だけれども、イラン事態が永遠に続かないだろうし、そうなると、事態が止まった瞬間に、それではイランの戦後復旧やこういう方で必要な資金調達のための石油販売は、西欧世界には売れないし、中国が独占的な恵みを得るという、とても不思議な構造になっている」、などなど、と。なんか、流れ的に見て、見事に外れたことになりますが・・また、同じく昨日(一つ前)、韓国の李在明大統領が「次は北朝鮮の番とかそんな妙なことを言う人がいるけど、それが何の得になるというのか」と話し、北朝鮮問題とイランと繋げることを事実上「遮断した」という話をしましたが・・




それとほぼ同じタイミングで、米国のヘグセス国防長官が「北朝鮮にも十分なシグナルを送ったことになるだろう」と話した、というニュースがありました。SBS(5日)です。これもまた、李在明大統領としては「妙な」展開になっています。ただ、北朝鮮に対するスタンスで変わったものはない、これからも対話の扉は開かれている、という話もありました。なんか、昨日紹介した案件二つに対してきれいに「続報」(?)が決まったとも言えるので、二つの記事、以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・スコット・ベッセント米財務部長官は、中国がロシア・イラン産の石油とガスの代わりに、米国産の購買を増やす方案を米中首脳会談の議題にする案を検討している、とウォールストリートジャーナルが報道しました。ベッセント長官は今月中旬、フランスのパリで中国国務院副首相と会い、このような要請をして来月に予定された米中首脳会談の議題とする方案を検討していると、ウォールストリートジャーナルは伝えました。特にイランは中国の原油導入先の一つであるだけに、このような報道が米国のイラン攻撃の途中に出たという点が目立ちます。これに先立ち2月にも、トランプ大統領はトゥルースソーシャルに習近平中国国家主席との電話通話の事実を公開し、中国の米国石油とガス購入をテーマの一つとして議論したと明らかにしました。中国はこれまでロシアから低価格に原油供給を受けており、制裁対象のイラン産原油を迂回して輸入していると米国は見ています。




中国は、米国がニコラス・マドゥロ ベネズエラ大統領を追放するまで、ベネズエラからも原油を輸入してきましたが、米国はマドゥロ大統領の追放以降、ベネズエラの石油輸出を統制しています。ベッセント長官は、エネルギー問題に加えて、中国側に米国産大豆とボーイング航空機の購入を拡大し、希土類輸出制御を緩和することを要求すると消息筋は伝えました・・・・ただし、中国がロシアから国際価格より割引された価格で原油を供給されているため、ロシア産の石油購入の縮小は、中国の立場からすると受け入れがたい要求だとウォールストリートジャーナルは書きました(YTN)・・>>

 

<<・・米国が、イラン核問題に対応する過程が、北朝鮮にも十分な信号を送ることになるだろう、と米国国防長官が言及しました。北朝鮮に向けた警告メッセージだったと考えることもできます。こうした中、北朝鮮の金正恩は海軍の核武装化を強調しました。トランプ米大統領は、戦略爆撃機がイランを攻撃しなかったならば、イランはすでに核兵器を持っていただろうと言いながら、このような話をしました・・・・これは「対イラン」のメッセージではありますが、核弾頭を量産中の北朝鮮も気にせざるを得ない発言だと思われます。ただ、米ホワイトハウスは、「トランプ大統領は相変わらず前提条件もなく、北朝鮮の金正恩と会話すると、開かれている」とし、既存の立場に変化がないと述べました。

しかし、米の高位当局者の対北警告発言は続きました。【ヘグセス/米国防長官「私たちはイランの核野望を扱うことになり、その過程で(北朝鮮などにも)十分な信号を送ることになります」】。こうした中、北朝鮮は今日(5日)、金正恩総秘書が海軍の核武装化を注文するなど、核能力を強化するという意思を明らかにしたと伝えました(SBS)・・>> 今日の更新はこれだけで、このまま明日も1日休みを頂きます。次の更新は、8日(日曜)の11時頃になります。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。