米国、高市早苗首相を「異例の歓待」・・共同声明は見送りとの報道も

高市早苗首相が、米国に到着しました。かなり難しい訪米になると思われますが、なんとか頑張ってほしいところです。まず、国賓待遇ではないものの、かなりの歓待の予定、という報道も出ていますが、同時に、共同声明は見送りになる可能性がある、という報道も出ています。前者は韓国の聯合ニュース(日本メディアの報道をまとめる形)、後者は毎日新聞(日本語記事)から取り上げてみます。まず、共同声明は出ないと思われる理由として、「米国側はいまイラン問題で頭がいっぱい」というのがあります。率直に言って、米国側も「こんなときに日本の首相が来る」というだけでもかなりの負担ではないだろうか、そんな気はします。

ただ、共同声明の見送りは、やはり派兵関連で調整できなかった(高市早苗首相が応じなかった?)のが大きな理由ではないだろうか、という気もします。そう考えると、自分としてはかなり珍しく、「日本の法律上できないことを共同声明に入れるより、見送りのほうがよかったのでは」と思います。個人的に、こういう場での共同声明は「発表する」だけでも価値があるので、いつもならやったほうがいいと思いますが、今回はちょっと。もちろん、ある程度でも合意できて無理なく発表できる内容があるなら、やってもいいし、やるかもしれませんけど。ちなみに、対米投資など合意できた部分は、別に合意文書を発表するとのことです。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・就任後、初めての米国訪問の道に上がった高市早苗 日本首相がドナルド・トランプ米大統領から異例的に厚い待遇を受けるものと見られる。しかし、日本などにホルムズ海峡への艦艇派遣を要請したトランプ大統領の発言がゴロゴロと変わることもあり、米国から予想外の請求を受けとるかもしれないという不安感も、日本内で広がっているる雰囲気だ。日本の日経経済新聞によると、高市首相は19日(現地時間)、ワシントンDCでトランプ大統領と首脳会談を開き、昼食、晩餐を共にする。高市首相の今回の訪米は、国賓級訪問ではないが、トランプ大統領が一日に二回も食事を一緒にするという点で、異例だと日経経済新聞は評価した。これに関連して日本政府関係者は、このような事例がトランプ2期政権では一回しかなかったと、日経に明らかにした。

また、米国側は、日米首脳会談を調整する過程で、高市首相の訪米日程と関連して「珍しいこと」としながら、「トランプ大統領が、高市首相に特別な考えを持っていることを表現したものだと、そう考えてほしい」と話したと、新聞は伝えた・・・・日経はトランプ大統領が昨年10月に日本を訪問して以来、5ヶ月ぶり​​高市首相が米国を訪れる「相互訪問」が行われたのも異例だと解説した・・・・こうした中、トランプ大統領は日中韓などを指摘してホルムズ海峡罠派遣を要求したが、各国が消極的に対応していることで、強い不満を表出した。日米同盟を外交基軸とする日本は、艦艇派遣案などを検討したが、国際紛争解決手段として武力行事を放棄するという平和憲法を考慮すれば、戦闘が続くところに艦艇を送ることは、事実上不可能だと判断したという。

 




これに高市首相は、今回の会談で、中東事態安定化のための米国の対応を支持するという意思を示し、トランプ大統領の呼応を得ようとするものと見られる・・・・これに高市首相は会談を成功的に終えるためにトランプ大統領の予想質問に答えるシミュレーションを重ねたという・・・・日経新聞は「米国の新たな関税措置や日本の対米投資案件発表にも関心が集まる」とし、トランプ大統領と高市首相が友好関係を示す場面をどのように演出するのか注目すべき点だと述べた(聯合ニュース)・・>>

<<・・高市早苗首相は18日夜(日本時間19日午前)、訪問先のワシントンに到着した。翌19日昼に、ホワイトハウスでトランプ米大統領との会談に臨む。事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の安全確保策を巡るトランプ氏の発言は二転三転しており、会談で踏み込んだ要求があるかが注目される。首相は安全保障や経済など幅広い分野で連携強化を確認したい考えだが、日米首脳による共同声明の発表は見送られる見通しだ。会談は少人数会合とワーキングランチが予定され、首相は同日夜の夕食会にも出席する見通し。外務省によると、同日にワーキングランチと夕食会の両方が開催されるのは異例だ。

今回見送る見通しとなっているのは、米国がイランと交戦中で、トランプ氏の関心の多くがイラン情勢に向いていることが影響した可能性がある。一方、日米関税合意に基づく対米投資の第2弾に関する共同文書は発表する方向だ。会談では、トランプ氏が重視する原油価格の抑制に向け、米国産原油の輸入拡大や日米での共同備蓄の実施で合意する見通し。中国への依存度を低減させることを目指し、レアアース(希土類)の共同開発や中国産の安いレアアースが市場に流入することを防ぐ「最低価格保証」制度の創設も打ち出す方針だ(毎日新聞、日本語記事です)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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