いまさら・・ではありますが、「サナ活」関連の記事があったので紹介します。人それぞれでしょうけど、確かにいままでとは違う流れが感じられる高市内閣。韓国の専門家はどう見ているのか、という位でお読みください。基本的には、「こういう現象は「日常」の中で行われている」という話です。アニメキャラやアイドルなどもそうですが推し活というのは「パッと盛り上がってパッと冷める」現象(韓国社会の問題としてよく取り上げられます)ではなく、日常の中において、もっと持続性を持つ、と。時事ジャーナル、29日の記事です。これが日本社会の政治に関する考え方を根本的に変える、変わっているという象徴的なことではないのか・・という、そんな話です。なんというか、「結局は「実績」にかかっている」というのが正解ではないでしょうか。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・(※まとめとしての見出し)「スマイルのイメージ」に「働くリーダー」、それが「応援したい」という世論を育てた。「言うべきことは言う政治家」のイメージ、「中道層の拡大戦略」も支持に一役」。「#サナ活」。 SNSを通じて拡散されたこの表現は、高市早苗 日本首相の名前である「さな」と、好きなアイドルやキャラクターを応援する活動を意味する日本語「推し活」の合成語だ。これは高市首相を支持する多様な行動を包括する概念で、最近の日本政治で注目されている現象の一つだ・・・・(※ペンやカバンの人気などで)政治的支持が日常的な消費と結合する様相を見せている。
日本で政治家関連のお土産や象徴的消費そのものは、目新しい現象ではない。しかし「さなかつ」は、単なる流行語を超えて、「繰り返し」的に、かつ、「自発的な」活動にまで拡張されているという点で、いままでとは違う。それに対する支持は、投票や世論調査の応答にとどまらず、日常の中で消費され、共有され、持続する行為に転換されているのだ。特に、SNSを通じた広がりは、この支持方法を可視化し、個人の政治的好みを明らかにする新しい方法として機能している。つまり、政治的選択が、一回だけの行為ではなく「持続する活動」に変化しているのだ・・・・この新しい流れ、そして高市首相の高い支持率は何に起因しているのだろうか。
まず、明るく華やかなイメージ。若い頃のバンド活動、バイク、スキューバダイビングなど多様な趣味を楽しむことで有名な高市首相は、既存の日本政治でよく見られる「慎重で節制されたイメージ」とは異なる姿を見せる。発言は短く、そして明確であり、時には積極的な表情と反応を通じてメッセージを伝える。コアなメッセージを直線的に伝える方式は、曲げた表現を重視してきた既存の政治の話法とは対比され、「クール」という評価につながる。いわゆる「サナエ・スマイル」と呼ばれる明るい表情と共に、このように伝えられるメッセージは、無表情と長文の説明に慣れていた既存の日本政治とは、はっきりとした違いを見せる。ここに華やかな衣装と視覚的なイメージ戦略が結合され、政治家を「見える存在」に再構成しているのだ。このような要因は、政治に無関心だった若い層での好感度上昇につながっている。
第二に、「働くリーダー」という叙事の構築だ。これらのイメージは、単純なスタイルを超えて、「努力」と「献身」のイメージと組み合わせて説得力を発揮している。昨年10月、自民党総裁選挙の勝利以後、「仕事と生活のバランスを捨てる」「働き、働き、また働く(働いて、働いて、働いてまいります)」というメッセージは日本社会で大きな反響を起こし、2025年「今年の流行語」にまで選ばれ、象徴性を獲得。これと共に、一日の睡眠時間が3時間余りに過ぎないという強い日程が知られ、高市首相は「労力する政治家」というイメージを構築した。このような内容は、メディアとSNSを通じて繰り返し拡散し、単純な事実伝達を越えて、一つの叙事として位置づけられた。これは「成果以前に、態度に対する信頼」を形成し、有権者に「応援したい」という感情を誘発する要因として作用する・・
・・第三に、明確な立場を提示するリーダーシップである。高市首相は、政策的側面でも「言うべきことは言う政治家」というイメージを維持している。台湾類似事態のような安全保障問題についても、比較的、明らかな立場を提示し、日米首脳会談など外交舞台でもメッセージを明確に伝える姿を見せた。これは、既存の日本政治でよく指摘されていた「曖昧さ」と対比され、意思決定能力に対する信頼を強化する要素として作用する。言い換えれば、コミュニケーション・スタイルの明確さは、政策メッセージの明確性と相まって、リーダーシップに対する信頼を形成しているわけだ・・
・・第四に、戦略的ポジショニングの効果だ・・・・(※保守だけに偏っているわけではない、という話とともに)特定の理念集団に偏っていない「拡張型支持構造」が形成されていることを示唆している。結局、彼女の人気は、個人的な魅力、政治スタイル、政策メッセージ、戦略的位置設定が結合した結果だ。特に「サナカツ」に代表される支持方式は、政治がもはや政策と理念だけで消費されず、イメージと感情、そして日常的な経験まで含む形に変化していることを示す・・
・・(※このような現象は、これからの実績次第では崩れるのも早い可能性があるという話の後に)しかし、それでも明らかな変化が検出されている。「高市現象」は、単なる人気政治家の登場を超えて、日本政治が「何を言うか」だけでなく、「どのように見せ、どのように伝えられ、どのように消費されるのか」という次元で変化していることを示している。これは今後の日本政治の変化を理解する上で重要な手がかりを提供するだろう(時事ジャーナル)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。