韓国メディア「イラン事態、韓国が特に脆弱・・なぜなのか」

イラン事態が「長続き」と認識され(実は、これが米国としてはもっとも避けるべきことだったとも言えるでしょう)、世界中が大変なことになっています。今日も日本をはじめ多くの国の金融市場が大きく揺れています。パキスタンが、近日中に米国・イランの停戦協議のための場を設ける・・と公式に発表したことが、幸いといえば幸いです。そんな中、国民日報アジア経済が、特に韓国の金融・経済が脆弱な姿を見せている、という記事を載せました(どちらも30日)。切り取って考える期間とかで評価も変わるかもしれませんが、実際、「ナフサ輸出禁止(政府が統制)」、「車両運行制限(民間は自発、公共車両は義務)」、「ガソリンなど石油製品の卸売価格を政府が決める」など、韓国政府のやり方を見ていると「表向きに発表されている内容より、かなり追い込まれているのでは」と思われる側面も多々あります。以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・「成長見通し・通貨価値の下落幅がワースト圏、政府、経済脆弱性補完努力などAI産業構造で外風に耐える体質必須」(※見出しですが、株価などならAI関連企業もかなりやられているのでは?)。すdねい1ヵ月が過ぎたイラン事態は、世界的なエネルギーとサプライチェーンの危機を引き起こした。しかし、韓国が特に、実物、及び金融・外国為替市場でうけた影響が大きく、経済の脆弱性が明らかに現れた。経済協力開発機構(OECD)は最近、韓国の今年の成長率見通しを3カ月ぶりに2.1%から1.7%に0.4%ポイントも引き下げた。ウォン・ドル為替レートは経済危機の時にしか見られない1500ウォン線に安着する態勢であり、物価、金利に影響を与えている。成長率見通しとウォン価値の下落幅は主要国のもっとも動いているレベルだ。




コスピが6000まで行ったけど、外からの影響で簡単に揺れる、世界10位圏大経済強国の不都合な姿が明らかになった(※住宅担保ローンの金利が急上昇していて、もっとも高い場合は普通の銀行でも7%を超えているというニュースもありました)。OECD展望値で韓国の下向き幅は主要20カ国(G20)のうちイギリス(1.2→0.7%)の次だった。中東事態にも世界平均(2.9%)及び韓国と経済環境が似ている日本(0.9%)と中国(4.4%)の成長率見通しは変わらなかったことと、対比される。当事者である米国は1.7%から2.0%に上がった・・・・対外依存度と中東産原油比重が高いというのが理由として指摘されたが、これは目新しい話ではない。政府が対外経済の脆弱性補完のための努力をしてこなかったのだ・・

・・今年になってから27日までの平均為替レートは1489.3ウォンで、月間基準では外国為替危機以後28年ぶりに最も高かった(※ウォン安)。為替レート1500ウォンを超える日も5回あった・・・・通貨価値の下落幅が主要国の中で最も大きいのが問題だ。今月ドルに比べてウォン価値は4.72%下落し、ユーロ(マイナス2.62%)や日本円(マイナス2.58%)などハードカレンシーはもちろん、同じアジアの台湾ドル(マイナス2.11%)、中国元(マイナス0.84%)よりも弱かった。為替レートが経済の基礎体力という点で、虚弱な体質が加減なく明らかになったわけだ・・・・住宅担保ローン金利は3年5カ月ぶりに7%を超えて庶民にものすごい影響を及ぼしている。高物価・高為替率(※通貨安)・高金利の3高の現実化に、韓国銀行はスタグフレーション(景気低迷の中の物価上昇)を警告した(国民日報)・・>>




<<・・韓国証券市場が中東の影響を受け始めた今月2日から、27日まで、コスピは12.9%、コスダックは4.3%下落した。コスピ低下率は世界の主要国証券市場の中で最大の幅だった。同期間、米国ナスダックとダウ指数はそれぞれ5.6%、6.2%下落した。香港ハンセン指数は6.7%、日本のトピックスは7.5%、英国FTSE100は8.6%下がった。指数が急落し、韓国証券市場で時価総額は686兆ウォンが消えた。戦争が飛び出す直前の先月27日基準のコスピとコスダック合算時価総額は5801兆ウォンだったが、27日5115兆ウォンに下がった。

サムスン電子とSKハイニックスなど半導体株価の下落が著しかった。今月サムスン電子株価は18.7%、SKハイニックスは16.8%下がった・・・・外国人投資家たちは今月だけにサムスン電子を15兆4962億ウォン純売りもした。同じ期間、外国人がコスピで純売り(※売り越し)金額が合計30兆2630億ウォンであることを考慮すれば、全体の純売り額の半分ほどがサムスン電子であるわけだ(アジア経済)・・>>

引用部分に日経平均のデータがありませんが、AIさんによると「3月2日の終値: 5万6825円(または5万6000円台で推移)、3月27日の終値: 5万3373円07銭、3月2日~27日までの期間中の概算下落幅: 約3,000円〜3,500円程度の下落」とのことです。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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