韓国メディア「なぜ私たちだけホルムズ海峡を通過できないでいるのか」

さて、イラン問題が続いていますが・・関連したニュースの中でちょっとだけ笑ってしまったものがあって、取り上げてみます。この記事だけではなく、いくつかのメディア・・結構大手にも同じ趣旨の記事が載っていますが、「日本は商船がホルムズ海峡を通過できたのに、なんで私たちはまだなのか」という内容です。この前も、イランの対応が日本と韓国とで結構異なる、という記事を紹介したことがありますが、いま通過できたとしても、それはあくまで「特定の流れができた」わけではなく、個別事例にすぎないと見たほうがいいでしょう。にもかかわらず、なんで私たちだけだめなのか~という記事がここまで出てくること、これ自体がメインテーマです。記事の内容は、目新しい内容はありませんが。3月29日の朝鮮日報も、「最近、様々な報道を通じて接するように、イランが韓国と日本に対する接し方には、違いがあります」としながら、こう描いていました。

<<・・21日、アバス・アラグチ イラン外交長官は、日本の共同通信とのインタビューで「協議を経て日本関連船舶の通行を許可する意思があり、一時的な封鎖解除のために、すでに日本と協議に入っている」としました。これに比べて、サイドクゼッチ駐韓イラン大使は26日、米国と取引する韓国船舶はホルムズ海峡通過を制限すると、圧力をかけるような発言をしました・・>>、と。なんというか、説明そのものよりも、着眼点がちょっとかなり、すこし相当、ズレている気がします。今回はファイナンシャルニュース(3日)ですが、東北アジア3国の中で通過できなかったのは私たちだけだ!という内容です。東北アジア3国って、多分、日本、中国、韓国のようです。他にも東北アジアには多くの国があるはずですが。こういうところが、心理が垣間見えるというか、そんなところではないでしょうか。以下、<<~>>で引用してみます。




 

<<・・世界核心石油輸送路であるホルムズ海峡を約1ヶ月間統制しているイランが、米国・イスラエルのイラン攻撃と直接関連のない国々の船を通過させるという情況が捉えられた。今回は日本の船が海峡を抜け出した。日本朝日聞は3日の報道で、自国海運社商船三井の液化天然ガス(LNG)運搬船がホルムズ海峡を通過したと伝えた。当該船舶はパナマ船積みの「ソハル」号でペルシャ湾に停泊しているが、ホルムズ海峡を通じてインド洋に脱出した。ソハルホはイランが去る2月28日、米国・イスラエルの攻撃で海峡を封鎖した後、公式に海峡を超えた初の日本船だ。商船三井は、ソハルホ船員数と国籍に関する情報は知らず、「船員と船舶が無事であることを確認した」と明らかにした(※確か、日本の商船が2隻通過しています)・・

・・しかしペルシャ湾には先週基準で約3200隻の船舶がホルムズ海峡を通過できずに閉じ込められていた。3日、日本の国土交通商は、イラン開戦以後、海峡統制でペルシャ湾に閉じ込められた日本関連船舶が同日午前7時基準で45隻と明らかにした。3日(現地時間)汎欧州メディアであるユーロ・ニュースは船舶追跡資料を引用して世界3位の海運業者であるフランスCMA CGM所属のクリビー号が3日、ホルムズ海峡を通過したと報道した。これはイラン戦以後フランス船舶で初めてだけでなく、西ヨーロッパ船舶初でもある。米国のドナルド・トランプ大統領と衝突してきたエマニュエル・マクロンフランス大統領は先月5日の発表で「戦争などしない」と話した。




トランプは先月14日、韓国と日本、フランスなどホルムズ海峡を通じて石油を購入する国々に言及し、締約国が直接海峡に軍艦を送って封鎖を解放するよう要求した・・・・しかし、マクロンは同月17日、国防・安保会のいずれも発言で「私たちはこの紛争の当事者ではない」とし「現状でホルムズ海峡開放作戦に絶対参加しないだろう」と話した。先月米国を訪問してトランプと直接会った高市早苗 日本首相は先月30日、衆議院予算委員会演説でホルムズ海峡に日本自衛隊を送りにくいとし、その理由の一つとして「憲法もその理由の1つ」と話した。続いてイランと首脳会談推進時期について「国益に基づいて総合的に判断」と明らかにした。

朝日の報道が事実なら、北東アジアの三国の中で唯一、韓国の船だけがホルムズ海峡を越えることができなかったわけだ。現在、韓国国籍船舶26隻と韓国人船員約180人は海峡を越えずペルシャ湾で待機中だ。イラン石油の最大顧客である中国の船舶は先月も海峡を通過した。中国外交部のスポークスマンは先月31日定例ブリーフィングで「調整を経て、最近、中国側船舶3隻がホルムズ海峡を通過した」とし「関連側が提供した協力に感謝を表わす」と話した。外国メディアなどによると、先月30日から今月1日まで、最低6隻の船舶が海峡を通過し、いずれも中国及びイラン関連船舶だった(ファイナンシャルニュース)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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