トランプ大統領、また日本・NATO・韓国などを名指しして「助けてくれなかった」

トランプ大統領が、また日本、NATO、オーストラリア、韓国などを名指しして「助けてくれなかった」と不満を顕にしました。日本に関しては、前の日米首脳会談で「憲法的な制約がある」と理解を示したはずですが、また言葉が変わったことになります。TBS(日本)の報道によると、「トランプ大統領はイランでの軍事作戦に関連し、『日本は助けてくれなかった』と発言し、日本への不満を表明しました」、「また、トランプ氏は日本の他にNATO(北大西洋条約機構)、韓国、オーストラリアの名前を挙げて不満を示しました」、と。ただ、トランプ大統領は「その場」のテーマだけを強調して話すことが多く(そのために一部データに間違いがあっても気にしないで言ってしまう)、逆を言うと「総合的にどう判断しているのかはあまり言わない」のがいつものパターンなので、これで日本に対してのなにかの圧力を示唆するものなのかどうかは、なんとも言えません。

油断もできまでんが、オーバーで反応する必要もないのでは、と思われます。本ブログでは本テーマ的に、韓国メディア国民日報(7日)の記事を引用してみます。韓国の場合は日米のような「疎通」(この単語、韓国メディアには本当によく出てきますが)もなく、ついこの前まで関税を25%にするとかの話があったので、他の国に比べて、圧力という側面が強く感じられます。また、核問題を「前の政権」の責任だとしながら、北朝鮮についても言及しました。いつもの「金委員長は私(トランプ大統領)が好きだ」という話もしましたが、北朝鮮関連での言及が全て「北朝鮮から(日本、韓国などを)守っている」という内容なので、韓国政府としても油断できない内容だと言えるでしょう。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・ドナルド・トランプ米大統領が6日(現地時間)、欧州とアジアの同盟国たちがイラン問題において米国を助けなかったとして、韓国を再び名指しした。特に、今回は金正恩北朝鮮国務委員長の名前まで直接言及しながら、米国の前任大統領が北朝鮮の核保有を阻止しなければならなかった、と主張した。トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスのブリーフィングルームでの記者会見で、イラン戦争で北大西洋条約機構(NATO)の助けを受けられなかったと述べたが、「NATOだけではなかった。誰がまた私たちを助けなかったと思うか、それは韓国だ」と話した(※前から記者会見があると予告されていましたが、ほとんどは戦闘機乗員の救出に関する内容で、停戦などの進展についての内容はありませんでした。今回の件も同じ記者会見での発言だと思われます)。

トランプ大統領は・・・・「私たちは4万5000人の(駐韓米軍)兵力を置いており、それは、多くの核兵器を持っている金正恩のすぐ近くである」と話した。在韓米軍は実際には2万8500人程度だが、トランプはこれまでずっと4万5000人だという主張を繰り返してきた。今回の発言も、在韓米軍が北朝鮮の核を抑制して韓国の安保に役立っているのに、韓国はホルムズ海峡開放に参加しないという趣旨の不満を表わしたものだ・・・・トランプは引き続き、「前任の米国大統領が仕事をしっかりしていたら、金正恩は今頃、核兵器を持っていないだろう」とし「彼らは仕事をきちんとするのが怖かったのだ」と話した。トランプはただ、該当前任大統領の実名は明らかにしない、とも述べた・・




・・ただ、トランプはこの日、韓国だけを名指ししたわけではなく、オーストラリア、日本も順番に名を挙げた。日本に対しても、米国が5万人の在日米軍を置いて北朝鮮から守っていると主張した。トランプは、NATO同盟国に向かって「NATOははりぼての虎である。プーチン(ロシア大統領)はNATOを恐れていない」とし、「私たちが彼らを必要としていたとき、彼らは、私たちを助けないために努力した」、「着陸するための滑走路すらも開けてくれなかった」、「真実を言えば、すべてはグリーンランドで始まった」、「彼らは私たちにグリーンランドを引き渡そうとしない。だから私が『バイバイ』と言ったのだ」と主張した。トランプが米国のグリーンランド併合を主張したとき、欧州が反対したが、それが同盟の危機を呼んだという主張だと思われる・・

・・トランプはイラン問題で助けた国々は高く評価した・・・・彼はサウジアラビアとカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、クウェートなどを列挙した後、「素晴らしかった」と称賛した。トランプは1日のイースター記念昼食行事演説でも、NATOと共に韓国、日本、中国などを取り上げて批判したことがある。しかし、当時は、ホワイトハウスが演説映像をすぐに削除した。しかし、この日の公式記者会見でトランプは再び韓国など同盟国に対して不満を発した。イラン事態の後、米国との関税と安全保障関連の交渉で、どのような形式でも「請求書」が飛んでくる可能性もある(国民日報)・・>> 今日の更新はこれだけです。次の更新は、明日(8日、水曜日)の11時頃になります。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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