石破前総理、韓国で「アジア版NATOを」「日韓でホルムズ海峡問題を主導」など

韓国を訪問中の石破茂前総理が、安保関連のシンポジウムで演説しました。大まかな内容を紹介します。ちなみに、今朝、李在明大統領と午餐をともにした、とも。まだ午餐のときに李大統領がなにを話したかは報じられていませんが、石破前総理が(シンポジウムで)話した内容は安保関連が多いですが、李大統領は「シャトル外交」を中心に話すのではないか、という記事が出ています。また、石破前総理が話した安保というのも、「台湾有事の際にも、中国が日本を攻撃する可能性は低い」、「イラン問題は自衛権ではなく国連安保理で動くべき問題」などと話しましたが・・そもそも台湾有事という事態そのものが日本の存立に関わる可能性が高いし、安保理の場合、ちょうど中国やロシアの反対で開放決議案が否決されたばかりです。結局は中国に有利なことを言っただけではないのか、そんな気もします。中国が望んでいるのは、日本が台湾の有事を「関係ないこと」と思うようになることです。ちょうどいま、韓国がそう思っているのと同じです。

それに、各国が自発的に動くのではなく、国連をメインにして動こう~という話も、中国やロシアが望んでいることでしょう。決議案などで拒否権使ってしまうと、それだけですから。関連記事はイーデイリー京郷新聞文化日報からそれぞれ該当部分を引用してみます。すべて8日の記事です。そういえば、石破前総理、アジア版NATOの話をまた話したとのことですし、韓国日報によると「日米韓が核兵器を事実上の共有しようという話」まであったとのことです。しかし、予測報道とはいえ、事前に出ている李大統領関連記事は「シャトルシャトル」だけ。いくら「半分は個人として」の訪問とはいえ、なにをしに行ったのか、よくわかりません。中国との関係があるかぎり、韓国がそこまで動けるわけがないでしょう。日米二国間のことならともかく、三国となると、出来たら出来たで意見が合わなくなるだけでは。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・韓国を訪れた石破茂前総理は8日、「韓国と日本が共に国連でイランのホルムズ海峡封鎖関連議論を主導する必要がある」と主張した。日本で「安保専門家」として選ばれる(※そうでしたっけ?)石破茂前総理は、北朝鮮と中国の脅威に対抗した日米韓の核共有をはじめとする「アジア版北大西洋条約機構(NATO)」などの構想も出した(韓国日報)・・>>

<<・・石破前総理は、ホルムズ海峡封鎖に対して「自衛権で対応するのではなく、国連決議に基づく安全保障措置で接近する必要がある」とし「日本と韓国を含む、意志を共にする国家が連合して対応しなければならない」と主張した。特に日韓両国が共に国連でその議論を主導する必要があるというのが彼の主張だ・・・・彼はまた、中国が台湾を攻撃しても同時に日本を攻撃する可能性は少ないとし、台湾海峡と朝鮮半島で同時に危機が発生することを最も恐れなければならないシナリオだと指摘した。彼は「私たちは何としてもこのような事態を避けるために戦略的連携を深化していかなければならない」としながら同盟国間の戦略的連携を深化しなければならないという。また、石破茂前総理はアジア版北大西洋条約機構(NATO)の概念を提案した。彼は「日米、米韓同盟の現代化、参加国間連携強化の次の段階で、アジア・太平洋地域にNATOのような集団防衛の枠組みを構築することは非常に重要な課題」と述べた(イーデイリー)・・>>

 




<<・・中国とロシアが7日(現地時間)、国連安全保障理事会でホルムズ海峡商船保護のための国家間協力を促す決議案が、米国とイスラエル軍事行動に利用される可能性があるとして反対票を投じて、決議案は否決した。ロイター通信などによると、バーレーンが提出した決議案は賛成11票、反対2票(中・ロ)、棄権2票(コロンビア、パキスタン)だった。アブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ バーレーン外交長官は、「決議案は拒否権を持つ安保理常任理事国の反対によって採択されなかった」と明らかにした。国連安保理は常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国で構成されている。マイケル・ウォルツ国連米国大使は、イランのホルムズ海峡封鎖で、コンゴ、スーダン、ガザ地区に人道的支援などが到達できないことを言及し、「ロシア、中国はイランが世界経済のリスクを許容している」と批判した。ジェローム・ボナポン駐国連フランス大使は「(国連決議案は)緊張の高まりにつながることなく、海峡安全保障と安全を確保するための防御措置を奨励するものだった」と話した(京郷新聞)・・>>

 

<<・・李在明大統領が8日、石破茂前日本総理と昼食を共にする。今回の午餐会で李大統領は韓日シャトル外交の重要性を強調すると見られる。李大統領はこの日、石破茂前総理と会って、日韓関係と米国・イラン事態の影響、北東アジア安保情勢などに関する意見を交換するものと見られる。特に李大統領は、現・高市早苗総理就任後にも両国間の韓日関係を重視しなければならないという次元のメッセージが行き来しているだけに、石破茂前総理に円滑なシャトル外交が続くように貢献してくれることを要請するものと見られる(文化日報)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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