とりあえずビール・・という美しい日本語もありますが、とりあえずゴーイ(合意)になりました。基本的には、米国は2週間攻撃中止するから、イランもホルムズ海峡を開放する、という事実上の停戦合意です。イラン側が「(恒久的な終戦はいいけど)停戦はいらん」としていましたが、さすがに受けるダメージが大きすぎると思ったのでしょうか。パキスタンなど周辺国たちも頑張ってくれたのでしょう、きっと。それ以外の国々も、直接・間接的に頑張ったはずです。ただ、やはり2週間だけの時間稼ぎ。
すでに戦争という、「最善は語れない状態」になっていますが、せめて出来る限りの肯定的な結果を残して終わってほしいと願うばかりです。本題とは離れた内容ですが、せめて韓国メディア(聯合ニュース)の記事を引用させてください。あと、個人的に「これをもっと報じるべきでは」と思いますが、イランの「人間の盾」(人間の鎖となっていますが、事実上、「盾」ではないでしょうか)についてハンギョレ新聞が記事を載せましたので、そちらも合わせて紹介します。人道的な問題について多くの記事が出ている中、この低予算ダークファンタジー映画みたいな話が、もっと話題になるべきではないでしょうか。なぜか、これがあまり「問題視」されていない気がします。気のせいならいいですが。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・米国とイランが開戦39日目の7日(現地時間)、2週間の停戦に事実上合意した。2週間イランのホルムズ海峡開放を条件に、米国は対イラン攻撃を中断することに、両側が同意したのだ。ドナルド・トランプ米大統領が提示した交渉時限が終わるわずか90分前に停戦が発表されたことで、暫定的「出口」が設けられた・・・・米国とイランの見解の差は相変わらず大きいと予想される中、大々的な拡戦という状況だけは避けることに両側が同意できたわけだ。今回の休戦同意をもとに両側が終戦まで成し遂げられるかが最大のカギだ。トランプ大統領はこの日午後6時32分、ソーシャルメディアのトゥルースソーシャルに投稿し、「イランがホルムズ海峡の完全で即時かつ安全な開放に同意する条件で、私はイランに対する攻撃を2週間中断することに同意する」と明らかにした。
トランプ大統領は、これが両方に適用される停戦になると強調した。これまでイランの発電所などエネルギーインフラや橋梁などに対する攻撃を警告し、猶予を繰り返してきたトランプ大統領は、今回「攻撃の中断」、「休戦」などに言及し、2週間はエネルギーインフラだけでなく、全面的な停戦に入ることを示唆した・・・・「理由は、私たちがすでにすべての軍事的目標を超過達成しており、イランと中東の長期的な平和に関する明確な合意に非常に近いからだ」と主張した。トランプ大統領はイランから10項目の提案書を受け取り、これが交渉のための実行可能な基盤になると信じていると述べた。続いて、いままで問題だった様々な事案のほぼすべてについて、米国とイランが合意に達したが、休戦期間である2週間で、合意まで成就し、終結するだろうと見通した。10項目には今回の終戦及び今後の不可侵公約、イラン核問題解決法、ホルムズ海峡に対する今後の管理方案などが含まれると予想される・・
・・イランも停戦案を受け入れたようだ。米国の日刊ニューヨークタイムズはイラン当局者3人を引用し、「イランが2週間停戦案を受け入れ、モジタバ・ハメネイ師が承認した」と伝えた。アバス・アラグチ イラン外務長官は、2週間ホルムズ海峡の安全な通行が可能だと明らかにした。ホワイトハウス当局者は、ホルムズ海峡が開かれるとおり、停戦が発効するだろうと、米オンラインメディア「アクシオス」に伝えた。イスラエルも休戦に同意したと伝えられた。これにより、緊張が最高潮に達したイラン事態は、開戦(米国現地時間2月28日)38日ぶりに2週間停戦という劇的な突破口が設けられ、重大な局面転換がなされた(聯合ニュース)・・>>
<<・・イラン全土で、発電所や橋を取り囲む「人間の鎖」が拡大し、緊張が高まっている。イラン国営放送、ガーディアン、AP通信などによると、イラン当局は青年、学生、スポーツ選手、芸術家たちに対し、発電所などの重要インフラ周辺に結集し、人間の鎖を作るよう呼びかけた。国営放送IRIBは、最高青少年委員会事務局長が映像メッセージで「発電所はイラン国民の資産であり未来」とし、午後2時(現地時間)から全国の発電所周辺に集まるよう呼びかけた、と伝えた。ガーディアン紙は、イラン北西部のタブリズや南西部のデズフールなど、イラン全土で、市民たちがイラン国旗を手にして集まっていると報じた。ガーディアンによると、デズフールでは築1700年にもなる橋の上にも人間の鎖が形成された。イラン大統領もこの日、ソーシャルメディアXへの投稿で「1400万人の誇り高きイラン人が、イランを守るために命をささげる準備ができていると、登録している」と述べた(ハンギョレ新聞)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。