米国のイラン「海上封鎖」は成功するのか・・トランプ大統領、また日本NATO韓国に不満を示す

予想できなかったわけではありませんが、米国とイランの停戦協議が「一部完」「俺達の協議はこれまでだ!」な展開になりました。まだ停戦期間が残ってはいるので、出来れば早期終結を望むところです。そんな中、またトランプ大統領が日本、NATO、韓国に対して「なんで助けないのか」と話したり(ニュース1、13日)、米軍が「13日10時から(日本時間今夜11時)イランの全ての海上交通を遮断する」と発表したりしました。またもや本題とは外れますが、ちょっと取り上げてみます。ソウル経済(13日)ホルムズ海峡は安全に通れるようになるけど(本当でしょうか?)、イランの港を使うことはできなくなる、との内容です。結果についての予想は様々で、原油価格がさらにあがることになるのでマイナスだという意見もあれば、こうすると中国がイランに圧力を加えるしかなくなる・・という話も出ているそうです。

ついに出てきた海上封鎖の話、果たしてどんな結果になるのでしょうか。また、日本、NATO、韓国に対する話ですが、これは前にも書いたことがありますが、トランプ大統領は「総合的にどう思っているのか」はあまり話しません。その場で、その場の側面だけを大げさに言うことは多いですが。例えば、投資関連の場では投資の話を大いに持ち上げ、軍艦派遣の話にはまたその話だけを強調します。個人的な意見ですが、いま「総合的に」トランプ大統領が気にしているのは(本気で不満なのは)NATOではないでしょうか。こういう話になると、韓国の対米投資がどうなるのかも気になりますが・・米国の連邦最高裁判所がトランプ関税について判決を下すまで25%にするとかそんな話が出ていたので、その「投資」関連の話がどうなっているのか、それも気になるところですが・・いまのところ、これといった続報は出ていません。関連法律は国会を通過できたと聞きますが。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・ドナルド・トランプ米大統領がイランに対する軍事支援の可能性を理由に、中国に最大50%の高率関税をかけることもできるとし、日本と韓国に対してもイラン事態で米国を助けなかったと不満を表わした。トランプ大統領は12日(現地時間)フォックスニュースのインタビューで「中国がイランに軍事的支援をすることが確認されれば50%関税を賦課するだろう」とし「非常に高い水準の関税になるだろう」と明らかにした。彼は中国がイランにポータブル対空ミサイルを提供したという記事を読んだと言及しながらも、実際の支援可能性については「その可能性は低いと見る」と付け加えた。それでも「もしそのようなことが確認されれば、強力な措置を取るだろう」と強調した。

イラン事態をめぐる緊張が高まった状況で、トランプの今回の発言は、来月予定された米中首脳会談を控えて出てきたものだ。トランプ大統領は、もともとは今月に予定されていた訪中日程を5月に延期したことがある。トランプ大統領はまた「私を本当に驚かせるのは、(※日本と韓国は多くの原油を中東から輸入しているのに)彼らは一度も私たちを助けたことがないということだ」と話した。「私は、『あなたは私たちを助けるのか』と尋ねました。私たちはそれぞれ4万5000人と5万人の兵力を置いています」、「私たちが若干だけ助けてくれと言ったのに、彼らは助けてくれませんでした」と話した・・・・北大西洋条約機構(NATO)についても「私たちが助けを要請しても、彼らは私たちを助けなかった」とし「私たちはNATOをロシアから保護するために1兆ドルを非常に短い時間に使った」と主張した(ニュース1)・・>>




<<・・米軍が、東部時刻13日午前10時(韓国時間13日23時)からイラン港を出入りする全ての海上交通に対する封鎖措置を始めると、12日(現地時間)明らかにした。米中部司令部はこの日、声明を出して、このような措置を施行する予定だと発表した。今回の封鎖措置は、アラビア湾とオマーン湾にあるすべてのイラン港を含め、イラン港と沿岸地域を出入りするすべての国の船舶に同様に適用されると中部司令部は説明した。中部司令部は、イラン港を出発地または目的地としない船舶については、ホルムズ海峡での航行の自由を妨げないだろうと適時した。イランの石油輸出を防ぎ、「ドンジュル」を締めて結局コーナーに追い込む戦略として解釈される。

これに対して専門家たちは、トランプ大統領にとって大きな「賭け」になると評価した。まず、まだ足りない原油供給がさらに減り、国際原油価格がさらに上がり、11月の中間選挙を控えたトランプ大統領が耐えられなくなるだろうという観測が出ている。トランプ大統領もこの日、フォックスニュースのインタビューで「石油価格が中間選挙まで低くなると予想するか」という質問に「そうなってほしい。でも今と同じかもしれず、もう少し高いかもしれない」と価格の追加上昇の可能性を開いておいた。

一方、成功できるという反論もある。ブルッキングス研究所のロビン・ブルックス先任研究員は最近、報告書を通じて、米海軍が海峡を通過するすべてのタンカーを護衛するのに十分な艦艇を保有しているかについては懐疑的だが、イランの石油輸出を封鎖する資源は十分に備えていると明らかにした。ブルックス研究員は「米軍の封鎖が問題を迅速に終息させると認識されれば、原油価格が正反対に動くこともある」とし「イラン石油の大部分を輸入する中国もイランに海峡の再開放に圧力をかけることになるだろう」と展望した(ソウル経済)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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