文大統領、新年会見の内容・・日韓関係の言及は無し(※追記しました

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

文在寅大統領の新年会見がありました。まず演説文の内容ですが、経済、成長、革新、公正、ポヨン(包容)、所得、平和などがキーワードだった、とのことです。

https://news.v.daum.net/v/20190110103339001

日本と関連した内容はありませんでした。やはり、午前のイ・ナクヨン総理は「身代わり」だったのでしょうか。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

経済関連で支持率が下がっているから、という問題もあるでしょう。

でも、3・1運動100周年記念を「建国100周年」ではなく「臨時政府樹立100周年」と話すなど、「反論されそうな内容はとりあえず避けた」イメージです。

例えば北朝鮮とか建国とかはどうしても反論があるはずですが、経済を良くしますというと、「とりあえずの」反論は無いでしょうから。

文大統領の新年辞(新年記者会見の前の演説)では、日本や外国に関する言及はありませんでした。ただ、例の「31運動」言及が日本への牽制ではないのかという指摘もありますが、臨時政府関連はほとんどの大統領演説で出てくるネタであるため、あまり説得力はありません。

https://news.v.daum.net/v/20190110105546122

北朝鮮関連でいろいろとバラ色な話(大統領の答弁)がありましたが、文氏の主張は「北朝鮮の非核化は国際社会が言う非核化と同じ概念だ」とするなど、いままでも説得力の無いものでした。今日も、その繰り返しでした。

↓ここからは冒頭演説の後の、記者会見での内容となります。

記者会見で文氏は「平和のためには『多者的体制』が必要だ」と話しましたが、これが何を意味するのか・・韓米同盟の弱体化を意味する言葉ではないのか、気になります。ただ、具体的な言及があったわけではありません。他にはこれといって書くほどの内容はありませんでした。

https://news.v.daum.net/v/20190110111852506

 

追記

記者会見がほぼ終わる頃、NHK記者の「協議要請についてどう対応するのか」、「強制徴用判決に対する韓国政府の具体的政策は」という質問に対して、文氏はこう答えました

・歴史のせいで両国は基本条約を締結したが、それでは解決できてないと思われる問題がある。それは韓国政府が作った問題ではない。過去の不幸な歴史のせいで作られた問題であり、日本政府はそれに対して謙虚な態度を示さないといけない

・韓国政府はそれでも「そのせいで未来志向が崩れてはならない」と何度も話しているが、日本政府関係者たちがその問題を政治問題化して拡散させるのは思わしくない

・世界のどこの国も三権分立がある。司法の判決を尊重するしかない。日本が韓国の司法の判断に不満を示すことはできるが、不満があってもどうしようもないという認識を持たなければならない

・そういう認識を持ってくれないから、日本は真剣な対話に応じないでいる

(URLは生放送のもので、いまは記者会見は終わっています)

キャプチャー:聯合ニュース

https://news.v.daum.net/v/20190110111912520

協議に応じるのか?などは返答がありませんでした。

 

 

<「徴用工」の悪心>、重版が決まりました!

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

 

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中(2018年12月27日)です!韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が発売中です。

・12冊目「韓国人による罪韓論」と11冊目「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」も発売中です。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog