韓国、サウジアラビアに武器輸出か・・「かなりの規模」

サウジアラビアを国賓訪問中の尹大統領が、ビン・サルマン氏(皇太子兼首相)と会談を行いました。経済関連だけでなく、サウジアラビアへの大規模武器輸出がほぼ決まっているというニュース(マネートゥデイ)も流れています。韓国では称賛一色ですが、相変わらず、タイミング的にちょっとどうかな、と思われます。NHKによると、ビン・サルマン氏は11日にイランのライシ大統領と電話会談し、パレスチナ支持を改めて強調しました。イスラエル支持のアメリカとしては、思わしくない路線を歩いているわけです。

記事によると、ハマスを支援してきたイランとしては、「サウジアラビアが模索しているイスラエルとの国交正常化を断念するよう促すねらいがある」会談でした。結果、「サウジアラビアとしては、イスラエルとの間で国交正常化をめぐる交渉が行われているとされる中でも、パレスチナを支援する姿勢に変わりはないと強調した形です」、とも。韓国政府もこのことを気にしているようで、聯合ニュースによると、「実はビンサルマン応じはイスラエルとの国交正常化も長期的に考えている」「皇太子はどちらかを一方的に支持しているわけではない」としていますが・・どこから聞いた情報なのかは分かりません。公表された内容は「人道的問題を防ぐ」というものだけでした。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・サウジアラビアを国賓訪問中のユン大統領が、モハメド・ビン・サルマン・ビン・アブドゥル・アジズ・アル・サウド皇太子兼首相と会談を持って防産(※防衛産業)協力も一層強化することにした。対空防御体系などで近いうちに大規模防産輸出成果が出てくるものと見られる。キム・テヒョ国家安保室第1次長は22日夜(現地時間)サウジリヤド現地ブリーフィングで「防衛産業はサウジと協力で新しいブルーオーシャンに浮上している」とし「対空防御体系、火力武器など多様な分野で大規模防散協力議論が最終段階で行われている」と明らかにした・・

・・ただ、大統領室は協議を進めている具体的な武器体系と予想契約規模などについては話さなかった。大統領室のハイレベル関係者は「サウジが周辺に想定している脅威対象があり、ここである武器体系に金額がいくらかと言えば周辺国家が推定できるので、問題になる」と説明した。しかし、規模と金額はかなり大きいと明らかにした・・・・今回の会談で両国は互いに誘致競争を繰り広げている2030世界博覧会は議題に上がらなかった(マネートゥデイ)・・>>

 

<<・・ユン大統領のサウジ国賓訪問を遂行中のキム次長は、ブリーフィングで「ユン大統領がビンサルマン皇太子とイスラエル・パレスチナ武力衝突をめぐる国際政治・経済の力学関係に関する意見を交換した」と話した。これと関連して、大統領室のハイレベル関係者は、ビンサルマン皇太子が「現在紛争中に特定の片方を一方的に指示するようではなかった」と話した。彼はまた、サウジとイスラエルの修交推進問題と関連し、皇太子が「最近米国の仲裁で進行されたイスラエルとの修交問題については、依然として折りたたまず、長期的に考えているようだった」と伝えた(聯合ニュース)・・>>

 

 

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