韓国メディア、ポスト岸田に注目・・特に高市早苗 経済安全保障大臣を「女安倍」と報道

こういう話が出てくると、かならず「PSがいい」「スイッチがいい」(喩えです)な話になりますし、それは当然のことだと思っています。ただ、誰かを批判する内容より、「私は~を支持する」という内容のほうがもっと重要でしょう。そこで、シンシアリーはどうなのかを先に書いておきたいですが、まだ誰を支持するか決めていません(今回はエントリー最後のオチもありません)。まだ誰が総裁に挑戦するのかも決まっていないし、これから一つ一つ聞いてみたいところです。ただ、高市早苗経済安全保障相が勉強会を開いたことで、韓国メディアが高市早苗さんの話を主に取り上げているので、エントリーそのものはその話がメインになっています。

各メディアの書き方も異なっていて、朝鮮日報はかなり強い文章で、「女安倍」「ウイク(右翼)」としながらかなりの警戒感を示しています。記事本文でもウイクウイクと何度も書いています。聯合ニュースは普通の文章で、高市さんとともに小泉進次郎議員の写真を載せていますが、記事本文にはこれといった内容がなく、他の候補(と予想される方々)の話もほとんど載っていません。他のメディアの記事も大差ない内容で、日本メディアの報道を引用するものだけでした(私が読んだ限りでは)。引用はしていませんが、一部左側メディアの記事と朝鮮日報の書き方がどことなく似ているのは、ちょっとおもしろいと思いました。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・岸田文雄日本首相が率いる内閣支持率が下がり続け、来年秋に予定されている自民党総裁選挙で競争候補者として取り上げられる政治家たちの歩みが注目されている。朝日新聞など日本の各新聞は、高市早苗経済安全保障担当大臣が15日夕方「日本のチカラ研究会」という名前の議員勉強会を設立して初会議を開いたと16日一斉に報道した。最初の会議には、自民党内派閥のうち安倍派2人、麻生派2人など合計13人の議員が参加し、安保をテーマに意見を交わしたと伝えられた・・・・この会は、今後1ヶ月に1、2回ほど国力をテーマにして外部の専門家を呼び、議論する形で行われるという。自民党内外では今回の会を高市議員が来年総裁選挙で再選を狙う岸田首相ともう一度競い合う準備作業として解釈する見方が多い・・

 

・・読売新聞は「高市議員が勉強会を通じて党内保守派支持を広げようという意図が垣間見える」とし、岸田内閣の現職閣僚の一人という点で批判の声もあると伝えた・・・・高市議員は岸田首相が勝利した2021年9月、自民党総裁選挙に出馬したことがある。派閥のない彼女は、当時の選挙で安倍晋三元首相の後援の中、一次投票で岸田首相に続き、二番目に多くの国会議員票を確保した。共同通信は「ポスト岸田」候補たちの動向に注目が集まっているとし、高市議員以外に他の予想候補たちの最近の動きも報じた。一般人世論調査で候補上位圏の小泉進次郎元環境相は14日、超党派スタディグループ準備会を開いた。しかし、石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相は、慎重に状況を見守るように見えたという(聯合ニュース)・・>>

 

<<・・(※数々の案件で韓国に不利なスタンスを取る高市さんのことを報じた後に)高市は「女安倍」と呼ばれるほど安倍の支持を受けて政治的に成長した。安倍内閣時代に自民党政調会長と、核心閣僚とされる総務相を務め、「日本の女性初首相」の席を目指した。2年前に岸田が総裁で当選した選挙では岸田、河野太郎に続き3位だった。党員得票を除いた国会議員の票だけを見れば2位だった。「右翼性向国会議員」が高市に票を集めたのだ。当時選挙で安倍は高市を「右翼の顔」と認めると支持意思を公開的に明らかにした(朝鮮日報)・・>>

 

 

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