韓国メディア「福島の海には何の問題も無く、玲瓏だった」「処理水放流直後と数値も変わらず」

韓国の保守ネットメディア「ペンアンドマイク」が、福島を訪問し、海を測定、住民たちの話を聞きました。同じ取材チームが処理水海洋放流(1回目)のときにも訪問し同じ方法で測定しましたが、ほとんど変化はなく(3回にわたる放流はこれといった影響を及ぼさなかった)、測定結果は0.09μSv。ソウルとほぼ同じくらいの数値だそうです。ペンアンドマイクは、「美しい海を見ながら食べる福島水産物弁当をライブ配信したことが、今でも忘れられない」、「住民たちは、科学を信じて『怪談』に勝利した(題)」と書いています。以下、<<~>>で引用してみます。今日は引用メインでいきます。

<<・・(※11月)20日、日本の福島沖は相変わらず玲瓏だった。9月初めて訪れた時の海の光彩と変っていない。ペンアンドマイクは、福島の海と処理水放流に関連する偽ニュースを取材するために、二度にわたって福島を訪れた。そして二度とも、直接放射能数値を測定した。最初の訪問は処理水を放流(※1回目)した直後であり、今回の訪問は、三回目の放流した後である。去る9月、日本東京第1原子力発電所からわずか40分距離に位置する福島沖の放射能数値はソウルと同じ0.09μSv(マイクロシーバート)と確認された・・

 

・・肉眼で確認した福島の海は本当に美しかった。中国SNSで始まり韓国オンラインでも広がった「福島海は黒色になった」という主張とは、全然違う姿だった。海水の放射能数値を直接測定した結果は、0.09μSv(マイクロシーベルト)だった。これはソウルの放射能数値と同じ数値であり、これらの測定結果は日本の福島の海が科学的にも非常に安全であることを意味する。それから約2ヶ月後の11月20日。 もう一度福島海に訪れ、数値を測定した。再び訪れた福島海は依然として青色で美しく、海水に放射能測定機を入れたところ、今回も0.09μSvだった・・

・・この日は昼食を食べられなかったので、海までの道で、福島水産物弁当を買った。国内では福島水産物の放射能数値が非常に高いというソース不明の主張が無分別に拡散している。福島水産物弁当の放射能も機械を用いて測定してみたが、その結果、弁当の放射能数値も0.09μSv。人体に問題ない数値だ。取材を終えて階段に座って青色の海を見て、福島水産物弁当屋をいただきながらモクパン方法(美味しく、またはたくさん食べる姿をネット配信すること)した瞬間を、今も忘れることができない・・

 

・・(※地元住民たちは、懸念されることが無いわけではないけど、政府の対応と科学を信じていた、という内容のあとに)住民たちは、福島の海に関する偽ニュースの中でも「福島処理水放流により海水が黒色に変わった」または「魚の群れが全滅した」などの無理な噂は、主に海外から流布され、日本内でも不要な不安と混乱を 招いていると訴えた。このような立場は、東京市民も同じだった。東京に戻って、取材した20代のサラリーマンは、「最も疑問なのは、『いざ日本は静かなのに、なぜ外がこんなに騒がしいのか』という点だ」とし「水産物や海に問題があるなら、当然、最初に影響を受けるのは日本である。(IAEAをはじめとする)科学的な結果があるからこそ、日本のメディアや日本人が静かなのではないか」と強調した(ペンアンドマイク)・・>>

最後に、一つ前のエントリー関連でちょっとした続報ですが、なぜかパクジン外交部長官(外相)が事実上の更迭扱いとなる(留任の予定だったけど、誘致結果の件で予定が変わった)、というニュースが出ています。本当なのかはまだ未確認ですが、外交部長官が何かやりましたっけ。

 

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