「直接民主主義」の狂風・・独裁者の量産化か

直接民主主義。最近、韓国で「未来の希望」となっているキーワードです。単語の定義が合ってるかどうかについては微妙ですけど、とりあえず記事原文ママに「直接民主主義」にします。なにせ、8月には文在寅大統領も「直接民主主義」を言い出したそうですから。

簡単に言うと、「国会」など選挙で選ばれた代表たちを、信じることができないというのです。だから、「市民」を直接政治に参加させろ、という主張が強まっているわけです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

京郷新聞はこれを「国家そのものが改革の対象・・直接民主主義に熱狂する理由」としています。

http://v.media.daum.net/v/20171021161536527?d=y

本ブログでも紹介したあの「公論化」というのがその一つで、なんと文在寅大統領みずからその公論化(※何の公論かは下に過去エントリーをリンクしておきます)とやらを「社会葛藤を解消するモデルになってほしい」と評価した、とのことでして。

http://v.media.daum.net/v/20171024112235642

 

市民を参加させるといっても、人口5千万人と言われる国で、誰をどう参加させるのか?な気がします。結局は、なにかの形で「代表」を選ばないと、なにもできません。

全斗煥大統領の頃には、大統領選挙が国民によるものではなく、投票人団による選挙でした。前もって資格を与えられた人たちだけが投票に参加できる制度です。制度そのものはともかく、現実では、政府の思いのままに任命された人たちだけが投票できる形になってしまいました。

その二の舞いになるでしょう。変わると言えば、その権限が大統領ではなく、市民団体に移るだけのことです。各市民団体は、「量産化された独裁者」として君臨することでしょう。

いままで本ブログで書いてきた、ウリとナム、極端な二元論(善悪論)、恨と情(ハンとジョン)、集団利己主義、歪んだ上下関係、法律より上に君臨したがる欲。・・・それらのキーワードが、ほぼすべて圧縮されている気がします。

「上のやつらが悪い。全員引きずり下ろしてやる」という民衆の愚かさが、独裁者の量産化につながる・・何とも皮肉なものです。

 

いままでの流れとして、過去エントリーを載せておきます。まだという方は、是非。

政治権力を市民(団体)に渡せ

神の一手(妙策本エントリーの「公論化」が何なのかはここに書いてあります

再びロウソク集会・・「文大統領は、私たちの命令の2%しか実現していない」

 

 

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