「李明博は雇われ社長、朴槿恵はオーナー一家だった」

韓国で起きている保守勢力の没落は、もちろんいろんな分析ができましょうけど、「正統性が崩れた」という理由もあります。

韓国の保守は基本的に李承晩氏と朴正煕氏を精神的リーダーとしていますが、李承晩氏はデモで追い出されたこともあるし、朴正煕の軍事政権は李承晩政権に批判的だったこともあり、今の保守派は基本的に朴正煕元大統領を「指導者」として崇めています。

李承晩マネートゥデーの記事に、その心理をよく現す面白い記録がありました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

『李明博を保守の雇われ社長と言うなら、朴正煕の遺産を受け継いだ朴槿恵は、オーナー2世だ。雇われ社長は社長職位から退いた後、終わる。でもオーナー一家は違う。親李系(李明博支持派の勢力)は、李明博が大統領任期が終わると消えるけど、親朴系(朴槿恵支持)は、朴槿恵大統領の後も持続する』。

これは、朴槿恵大統領の頃の国会議員(朴系系)が言ったことだそうです。

http://v.media.daum.net/v/20171211043106905?d=y

これが、現在の韓国保守の没落の大きな理由の一つである、と記事が分析しています。

本ブログ的に言うと、保守という王朝の「正統性」が崩れたのです。一家が、縁故が、彼女の「ウリ」たちが、終わりました。保守派は急に手のひらを変え、朴槿恵氏から離れるためにあれこれやっているけど、それこそ、いまでも根強く保守を支持する人たちから見ると裏切り行為でしかありません。それまでの「遺産」がすべて消え去った保守派を、新しく支持する人たちが現れる理由もありません。

このまま行けば、次の政権も左派になる可能性が大きいでしょう。個人的に、朴元淳ソウル市長がダークホースになるのではないか、と思っています。

さて、誰が大統領になっても大して変わらないとは思いますが・・・

 

 

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